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パンフレット

旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

美術さんぽ~前編~

いつもと違う非日常を味わいたい日は、美術館・博物館に行ってみるのはどうでしょうか。展示を鑑賞するのもよし、庭や建物が織り成す雰囲気を楽しむもよし、熊本城周辺の7つの美術館・博物館をお散歩しながらアートを感じてみませんか。

今回は7つの内、4つを巡ります。熊本市西区にある島田美術館でランチを食べて、熊本城を目指すルートです。

島田美術館

熊本市西区の島田美術館は、サクラマチクマモトからバスで約10分の場所にあります。

静かな住宅街の中に建ち、中世から近世までの熊本の武人文化に関する歴史資料や古美術品700点近くを収蔵している美術館です。古美術研究家であった故島田真富氏が収集したもので、特に宮本武蔵ゆかりの品々を展示する常設展示が充実していることで知られています。

常設展示の他に、ギャラリーでは県内外の作家の作品展示やイベントが行われており、気軽に立ち寄ることができます。

こういった場所で思いがけない出逢いやきっかけができそう。

ギャラリー展示内容はこちらから。

島田美術館に併設されたカフェ 木のけむり

木のけむりではカフェメニューはもちろん、ランチメニューもあります。美術館に併設されたカフェらしく、店内はかわいい器やオブジェなどでいっぱい。どの席も居心地がよく

慈恵病院が近いため、待ち時間に立ち寄る人も多いとのこと。

本日のランチのひとつ。南関あげのうどんはショウガの香りが食欲をそそるまぜうどん。(こちらに小おむすびが付きます。)

あまいお出汁を吸った南関あげはおみやげとしても販売している橋本商店のもの。もちもちとした引きの良い南関あげが主役です。

地元の年配の方でもさっぱり食べられるものをと考えられたうどんでした。

「ものを見る時は座ってみるもんぞ。ただの礼儀作法じゃなか。昔の美しかもんは、絵も道具も皆、座って眺める時に一番ようわかるごつ出来とる。」

当時の生活目線で古美術や庭などを鑑賞するという心持ちの大切さを伝える故島田真富の言葉です。

館内の座敷や庭に面した椅子から眺めてみてはいかが。

スポット情報(2022年4月1日現在)
スポット名 木のけむり
住所 熊本市西区島崎4丁目5−28 島田美術館内
電話番号 096-352-4597
営業時間 10:00~17:00
定休日 火曜・第2第4水曜
駐車場 あり

村上カラシレンコン店

島崎本通りを進んで徒歩15分、熊本が誇る郷土料理、辛子蓮根を販売する村上カラシレンコンがあります。

創業当時1957年から同じ地で代々続けてきた地元に愛されるお店です。

食べ歩きに便利な『辛子蓮根スティック』は、揚げたてが一番おいしいとされる辛子蓮根を味わうには最適。ツンとした辛さはありますが、涙がでるほどは辛くなく、まだ食べたことない辛子蓮根初心者にぜひチェレンジしてほしい一品。

から芋を餡にして辛子蓮根の皮で包んだ『芋饅頭』は、見た目は黄色いけれど辛くありません。皮は薄く芋餡がたっぷり詰まった優しい甘みがします。

取材中に10個まとめて買っていかれる方もいらっしゃいました。

スポット情報(2022年4月1日現在)
スポット名 村上カラシレンコン店
住所 熊本市中央区新町3-5-1
電話番号 096-353-6795
営業時間 10:00~18:00
定休日 土曜
外部リンク 村上カラシレンコン店のホームページはこちら

熊本博物館

三の丸駐車場から西に向かうと熊本博物館があります。

「未来へつなぐ熊本の記憶」をコンセプトに、熊本の歴史・文化や自然について紹介しています。2018年にリニューアルされ、映像を使った説明などのほか、各所に休憩スペースも設けられており、お客様ごとのペースで見学できる博物館に生まれ変わりました。

各エリアごとに設置されたモニターで他エリアの説明も見ることができたり、ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」をダウンロードして解説が聞けたり、時間をかけてじっくり1日過ごせる施設です。

熊本博物館の魅力は本物との出会い。

熊本市内ゆかりの出土品や剥製など、数々の展示物は見ごたえ十分で、中でもエントランスから入ってすぐの場所に展示された御座船「波奈之丸(なみなしまる)」はその本物の魅力を感じさせられるモノのひとつです。波奈之丸とは藩主細川家の参勤交代のために造られた船で、藩主を乗せて瀬戸内海を行き来し、修理を重ねて使用されました。熊本城天守閣内にあった御座船「波奈之丸」が、修復を経てより当時の様子に近くなった状態で展示されています。

格天井に描かれた数々の絵や豪華絢爛な内部をVRで見て回ることもできます。

プラネタリウム

熊本県内最大のプラネタリウムは定員170名が鑑賞することができます。

熊本で見える季節の星座や星の説明から始まり、約45~55分間の投映を楽しめます。きっとその日の夜は空を眺めて、知ったばかりの星を探したくなるはずです。

投映スケジュールはこちらから。

スポット情報(2022年4月1日現在)
スポット名 熊本博物館
住所 熊本市中央区古京町3-2
電話番号 096-324-3500
営業時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
料金

博物館入場料
大人:400円、高・大生:300円、小・中学生:200円

プラネタリウム 観覧料(別途、入場料必要
大人:200円、高・大生:150円、中学生以下:100円

定休日 月曜(祝日の場合は翌平日)
年末年始(12/29~1/3)
駐車場 近隣の三の丸駐車場(有料)等をご利用ください。
外部リンク 熊本博物館のホームページはこちら

熊本県立美術館

二の丸公園を挟んで熊本城が見える場所に熊本県立美術館はあります。

景観を損なわないような茶色のタイルの建物は日本を代表する建築家、前川國男が設計しました。全国各地からの見学も多数あるそう。

広々としたパブリックスペースには美術品がたくさん展示されています。

「有明海の夕日の色」の壁と「成層圏ブルー」の天井。建物の雰囲気にうまく溶け込んでいます。

正面玄関から入って目を惹く作品であるロダンの「接吻」。ロダンが生存中に鋳造された5体のうちのひとつが熊本にあります。ぜひ正面から一周して鑑賞しましょう。

特徴的な格子梁(ワッフルスクラブ)と大きな窓が特徴で、熊本地震にも耐えた建物としての強靭さを感じることができます。

(左)装飾古墳室では原始から現代に至る熊本の美術史の原点として代表的な装飾古墳を再現。出土遺物の実物も置かれています。

(右)喫茶室「桜cafe」では厳選された自家焙煎、挽きたての豆で淹れる本格珈琲がいただけます。テラス席の美術品や二の丸広場を眺めてひといき。

スポット情報(2022年4月1日現在)
スポット名 熊本県立美術館本館
住所 熊本市中央区二の丸2番
電話番号 096-352-2111
営業時間 9:30~17:15(入館は16:45まで)
定休日 月曜(祝日の場合は翌平日)
駐車場 近隣の二の丸駐車場・三の丸駐車場(有料)等をご利用ください。
外部リンク 熊本県立美術館のホームページはこちら

 

熊本城ミュージアム わくわく座

熊本城のお膝元にある熊本城ミュージアムわくわく座では熊本城の歴史や文化が知れる、熊本城に行く前に是非立ち寄りたいスポット。熊本地震での熊本城の被災の状況や復興の様子をVRやプロジェクションマッピングで紹介しています。

桜の馬場城彩苑 桜の小路・TENTE

わくわく座に隣接する桜の馬場城彩苑桜の小路は、飲食店や土産物屋が城下町のように並ぶ施設。

城彩苑内にあるTENTEでは季節のフルーツを使用したソフトクリームやフレッシュなジュースが人気のお店です。「おにもりイチゴソフト」は熊本県産のいちごをたっぷりと使ったソフトクリームはおさんぽの一休憩にぴったり。県内のいちごが無くなるまで提供されます。

スポット情報(2022年4月1日現在)
スポット名 TENTE(テンテ)
住所 熊本県熊本市中央区二の丸1-1-2(桜の馬場城彩苑内)
営業時間

9:00~19:00

山崎菅原神社

わくわく座からサクラマチクマモトに向かって歩くと、市民会館の隣に山崎菅原神社があります。

熊本県北の菊池を中心に栄えた武士の一族、菊池一族初代である菊池肥後守則隆公が創建しました。諸説ありますが約1000年の歴史があり、肥後熊本藩の初代藩主細川忠利公の尊崇も篤かったとされる神社です。

山崎菅原神社では現代美術作家イチハラヒロコの言葉が書かれた「イチハラヒロコ恋みくじ」があります。ゴシック体で一言書かれており、人それぞれに解釈の幅があるところがこのおみくじの特徴です。大事なのは吉凶ではなくおみくじの内容で、「言葉に宿る力をしっかり受け止めてほしい」という思いから生まれたそうです。

イチハラヒロコ恋みくじはSNSなどでも話題になっており、九州ではこの山崎菅原神社のみ。ぜひお参りのあとに引いてみましょう。

スポット情報(2022年4月1日現在)
スポット名 山崎菅原神社
住所 熊本市中央区桜町1-18
電話番号 096-325-3474
受付時間 9:00~17:00(御祈願受付 10:00〜16:00)
駐車場 あり
外部リンク 山崎菅原神社のホームページはこちら
2022年4月以降のイベント情報

島田美術館「「森本錦絵コレクション 四季折々」」展

明治時代に活躍した浮世絵師、尾形月耕と水野年方の錦絵を展示いたします。

版本の表紙絵、口絵、挿絵の描き手としても双璧だったふたりが、年中行事や四季の風物とともに描いたのが女性たち。風景や草花を楽しむ姿が生き生きと描かれています。

会 期:3月2日(水)~6月13日(月)

会 場:島田美術館

入場料:本展は当館常設展示入場料のみでご覧いただけます。

収蔵品展『くまはくコレクション 肥後のやきもの』

昭和27年(1952)2月の創立から70年を迎えた熊本博物館。

本展では、長い歴史の中で収集されてきた陶磁器類を厳選して展示いたします。

熊本に伝わる多種多様な陶磁器の世界をぜひご覧ください。

会 期:3月12日(日)~5月8日(日)

会 場:熊本博物館2階特別展示室1・2

入場料:本展は当館常設展示入場料のみでご覧いただけます。

第38回全国都市緑化くまもとフェア連携企画展 「水・緑・花~くまもとの風景と自然の恵み~」

本展覧会は、当館の古今東西にわたる様々な作品を、「水・緑・花」というテーマの下で紹介する企画です。《領内名勝図巻》など、肥後の自然豊かな風景を描いた作品をはじめとして、花や緑を装飾に用いた絵画や工芸品、多種多様な水の表現の絵画などを展示し、美術における人と自然の関係を見ていきます。第38回全国都市緑化くまもとフェアとともに、ぜひ足をお運びください。​

会 期:3月19日(土)~5月12日(日)

会 場:熊本県立美術館本館第2展示室

入場料:一般430円、大学生260円
    【本館2階のみ】
    一般280円、大学生170円

春の特別企画「肥後六花~肥後を彩る 武士のたしなみ~」

わくわく座では、3月19日(土)から「肥後六花~肥後を彩る 武士のたしなみ~」が開催中!
武士のたしなみとして、江戸時代から栽培されてきた熊本の誇る6種類の花「肥後六花」。パネル展示をはじめ、映像の上映、クイズ大会などを通してご紹介します。

期 間:3月19日(土)~5月22日(日)

会 場:城彩苑 熊本城ミュージアムわくわく座

入場料:大人300円、小・中学生100円

くまもっと編集部

熊本をあいしてやまない「くまもっと編集部」。必見の熊本定番スポットから知る人ぞ知るこだわりの情報まで何でも知ってるモン。

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