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旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

熊本の郷土料理「だご汁」がうまい店4選(熊本市版)

くまもっと編集部

熊本市エリア グルメ 定食 食堂

熊本名物“だご汁”。小麦粉を練って伸ばした団子(熊本弁でだご)を野菜と一緒に煮込んだ汁物で、栄養価が高く、腹持ちが良いので昔から農作業の合間に食べられてきました。味噌と醤油ベースがあり、地域や家庭によって、だごの形状や具材が異なるのも特徴。県内だけで様々な味が楽しめます。そこで今回は熊本市内にある人気のだご汁店をご紹介。食べ比べてみるのも面白いですよ。

★紹介スポット
・だご汁茶寮 ここのつ
・山見茶屋
・御食事処なかむら
・峠の茶屋公園 だご汁や

 

だご汁茶寮 ここのつ

熊本県庁から車で5分ほどの場所にある「ここのつ」。一戸建ての民家をリノベーションした“だご汁”専門店で、3年前のオープン以来、平日でも行列ができるほど人気になっています。
ここで味わえるのは上品な鶏ダシの香りが漂う、すまし(醤油)ベースのだご汁。オーナー・八重子さんのお母様と、そのお友達が営んでいた家庭料理(おばんざい)の店で出していたレシピがベースになっていて、まさにおばあちゃんの優しい味そのもの。汁には阿蘇の農家から直送される野菜の旨味もたっぷりと溶け出して、一度食べたら忘れられない、そんなオンリーワンのだご汁が堪能できます。

一番人気の「ここのつランチ」1300円(税込)。木箱前菜、だご汁、ご飯(日替わり)、ぜんざいがセットになっていて、見た目も華やか! メニューは他にも、馬刺しご膳や馬刺しセットなどもあり、膳やセットにはすべて、だご汁が付きます
 

“あっという間に汁を飲み干してしまった”という人が多い、シンプルだけど奥深い魅惑のだご汁がコチラ。前日から仕込んだ手延べの団子はモチっとした食感で、地鶏ダシが入ったすまし汁ともよく合います。大きめにカットされた野菜もたっぷりで、体も喜ぶこと間違いなし!
 

「ここのつランチ」のもう一つの楽しみが、手作りおばんざいをちょっとずつ頂ける木箱前菜。白和えと馬すじ煮込みは定番で、それ以外は日替わり。どれを食べてもハズレがありません。桜の開花間近のこの日は、木箱の中に桜の花が! 一足先に春を感じられました
 

​​​​​​​(左)玄関アプローチでは、季節の花々がお出迎え
(右)小上がりの和室の外には、庭園が広がっています。春は若葉、夏はサルスベリの花、秋はもみじなど、四季折々の花々を愛でながらの食事も、また格別

(下)色とりどりの花が飾られた店内は、靴を脱いで寛げるスタイル。座敷や半個室も完備で、子連れママの利用も多いそう
 

スポット情報(2023年3月3日現在)
スポット名 だご汁茶寮 ここのつ
住所 熊本市東区尾ノ上1-9-8
電話番号 096-282-8155
営業時間 11:30~15:00(OS14:30) ※夜は要予約
休み 月曜
駐車場 あり
HP http://dagojiru-coconotu.jp/(外部リンク)


 

阿蘇庭 山見茶屋

熊本城の麓にある観光交流施設・城彩苑の敷地内。飲食店が多く集まる桜の小路エリアにある「山見茶屋」には、連日、国内外からの多くのお客さんが来店します。お目当ては“あか牛丼”や“溶岩焼き”など、熊本のあか牛を使ったメニューですが、そのあか牛と人気を二分しているのが今回ご紹介する味噌仕立ての“だご汁”です。
ホッと心が和む素朴な甘さが特徴で、具沢山の野菜&鶏のダシと、こだわりの味噌が味の決め手。特に味噌は、熊本県産の米味噌と合わせ味噌をブレンドすることで、ツルっと喉越しのよい団子と絡み、独特の旨味とコクを引き出してくれています。
 

オススメは写真の「だご汁定食」1150円。だご汁、生揚げ、たかな飯おにぎり(2個)がセットで、熊本の郷土料理を一度に味わえます。※白おにぎりの場合1000円。
だご汁は単品(600円)でもオーダーできるほか、定食や膳、丼物にも付いてくるので、好きなメインと一緒に味わってみては ※料金は税込
 

 大根、人参、しいたけ、ごぼうなど、地元産の野菜と平打ち麺の団子がたっぷり入った“だご汁”。保温性の高い鉄鍋で提供されるので、食べ終わるまで熱々!
 

(上)阿蘇名物・たかな飯のおにぎりも絶品。ベースとなるお米は、阿蘇産ヒノヒカリを使用
(下)外はサクッ、中はしっとり・ふわふわの新食感。本店がある高森町で昔から親しまれている豆腐料理「生揚げ」は、熊本に来たらぜひ食べてもらいたい料理のひとつ
 

古い箪笥や提灯、ランプなどが飾られ、ノスタルジックな雰囲気が漂う店内。テーブルに腰かけて、ゆっくりと食事が楽しめます
 

スポット情報(2023年3月3日現在)
スポット名 阿蘇庭 山見茶屋
住所 熊本市中央区二の丸1-1-2(桜の馬場 城彩苑内)
電話番号 096-327-9293
営業時間 11:00~18:00(OS17:30)
休み 年末
駐車場 あり(城彩苑の専用駐車場を利用)
HP https://yamami-cyaya.com/yamamichaya.html(外部リンク)


 

御食事処 なかむら

熊本市電車・健軍電停前から車で5分ほどの場所に店を構える「なかむら」。“美味い”、安い、ボリューム満点”の3拍子揃ったランチを求め、地元サラリーマンや家族連れが足繁く通う老舗の食事処です。
から揚げや馬ホルモン定食といったメニューの中でも、イチオシは無農薬の野菜がゴロゴロと入った“だご汁”。とにかく香りがいいと評判なんですが、その理由はカツオの削り節や干し椎茸から丁寧に取ったダシにあり! このダシに醤油を加え、さらに風味を損ねないよう、野菜は一度別ゆでして灰汁を抜いた後に煮込む、というこだわりようです。このひと手間かけた料理が、常連さんの胃袋をガッチリ掴んでいます。
 

テーブルに運ばれてきた瞬間、そのボリュームに驚いてしまった「だご汁ランチ」がこちら。大きめの鉄鍋に入っただご汁に、日替わり定食のおかず(肉+魚)、ご飯が付いて価格は1000円(税込)。アレもコレも食べたい欲張りさんにもピッタリ
 

大根、人参、里芋、たけのこ、ごぼう、しいたけ、白菜…、あふれんばかりの野菜が入っただご汁。手前には、だし巻き卵も乗っかってます。だし巻き卵は甘めで、醤油ベースの汁が染み込むとさらに旨味アップ!

数種類の小麦粉をブレンドして作る団子は、少し柔らかめで、モチっとした食感。
だご汁はテイクアウトOKで、自宅のお鍋を持参すると直接入れてくれます(1人前810円)
 

定食に付くおかずは日替わり。この日はジューシーなから揚げが3個と、塩加減が程よいホッケがお皿に並んでおりました
 

店内は、左手にカウンター席、右手に掘り炬燵式のテーブル、奥にテーブル席を完備。清潔感があり、お一人様はもちろん、ファミリー層にも利用しやすい雰囲気
 

スポット情報(2023年3月3日現在)
スポット名 御食事処 なかむら
住所 熊本市東区沼山津3-2-10
電話番号 096-360-5997
営業時間 11:30~14:00、17:00~22:00(夜は土日のみ営業)
休み 火曜(※4月8日は臨時休業)
駐車場 あり


 

峠の茶屋公園 だご汁や

熊本市民に親しまれる標高665mの金峰山。その途中、鳥越峠には昔、茶屋があり、夏目漱石の著書「草枕」のモデルになったと言われています。現在は峠の茶屋公園として整備され、茶屋も復元。そこに隣接する形で約30年前から営業しているのが「峠の茶屋公園 だご汁屋」です。
名物の“だご汁”は、肥後赤鶏の鶏ガラスープ×醤油がベース。コクがあるのにさっぱりとしたスープは、自家製手打ち麺の団子に良く絡み、食べ応えも十分です。だご汁は単品だけでなく、あわご飯やたけのこご飯、焼き魚付きなど6種類の定食で味わうことが可能。注文後に煮込んでくれるので、いつでも熱々が味わえます。
 

今回注文した「たけのこご飯とだご汁定食(1100円、税込)」がこちら。だご汁は熱々の鉄鍋で運ばれてきます。定食には、たけのこご飯と小鉢(3~4種類の惣菜)も付いてボリュームも満点 ※写真のだご汁は2人前 

肥後赤鶏でダシを取ったスープに野菜の旨味が溶け込んだ汁は、すするごとに体の芯からポカポカに! 柚子胡椒が添えられているのも、九州ならでは。熊本では、だご汁×柚子胡椒の組み合わせも鉄板です

うどんのような形状をした団子は、弾力がありモチモチの歯ごたえ。地元・熊本産の「阿蘇のいずみ」をベースに数種類の粉をブレンドして仕上げているそう
 

(左)だご汁との相性も◎のたけのこご飯。3~4月頃までは、近隣の山で採れた旬のたけのこが使われるそうなので、その時季を狙って来店するのもオススメ。小鉢(惣菜)は日替わりで、すべて手作り。
(右)色々選べる、だご汁の定食メニュー。手描きのイラストも素敵 ※メニューと料金は近々変更予定
 

ふらっと立ち寄ってお茶休憩をする…、そんな雰囲気が味わえるのも茶屋だからこそ。店内奥には寒い冬でもOKのストーブのある部屋や、テント部屋(冬限定)などがあり、その時の気分や気候によってチョイスできます
 

スポット情報(2023年3月3日現在)
スポット名 峠の茶屋公園 たご汁屋
住所 熊本市西区河内町岳5-4
電話番号 096-277-2154
営業時間 11:00~17:00
休み 火曜(祝日の場合、営業)
駐車場 あり


 

くまもっと編集部

熊本をあいしてやまない「くまもっと編集部」。必見の熊本定番スポットから知る人ぞ知るこだわりの情報まで何でも知ってるモン。

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