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パンフレット

旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

熊本グルメの大本命! 個性豊かな馬肉グルメ

中城明日香

熊本市エリア 菊池 グルメ 馬肉
写真:馬肉専門店「菅乃屋」の店内の様子

熊本を代表する郷土料理「馬刺し」。せっかく熊本を訪れたなら、その味を満喫したいものですよね。低カロリーで高タンパク、鉄分やグリコーゲンなど身体にうれしい栄養たっぷりの馬肉は、美味しいだけではありません。今回は、シーンに応じて馬肉グルメを心ゆくまで堪能できる、とっておきのスポットをご紹介します。

・馬肉専門店「菅乃屋」
・桜庵
・馬肉料理専門店 饗応はしもと

自社牧場育ち、鮮度が自慢! 徹底した品質管理で安心を提供

馬肉専門店「菅乃屋」

熊本県内に趣向の異なる4店舗を展開する、馬肉専門店「菅乃屋」。自社牧場で育てた鮮度の高い馬肉を提供しています。もっと手軽に味わえる場を提供するために、熊本駅よかもん市場内にオープン。1人でも気軽に入りやすいカジュアルな雰囲気で、名物のレバー刺しや馬肉の盛り合わせ、カレーなど、アレンジ自在な馬肉メニューを手頃な価格で堪能できます。

写真:レバー刺し
自社牧場で育てた馬肉だからこそ保てる鮮度が自慢の「レバー刺し」(1290円)は、店長の畠田さんイチオシの逸品。「チルド保存の状態のレバー刺しを提供できることが自慢です。店舗では、安心・安全を確保するために、毎日第3者機関にチェックしてもらいます」とその品質はお墨付き。
写真:馬刺しの盛り合わせ
オーダー率の高い「馬刺しの盛り合わせ」(1680円・1~2人前)は、霜降りたっぷりの柔らかなバラ肉、旨味あふれる赤身のヒレ肉、食感を楽しむ希少部位のハツ、不飽和脂肪酸たっぷりのコウネ(タテガミ)の4種を一度に味わえます。あっさりとした臭みのない馬肉は、生姜醤油にサッと潜らせて食すのがおすすめです。
写真:馬刺しのプレート焼き
ヘルシーな馬肉を好みの焼き加減で食せるプレート焼きも見逃せません。提供する馬肉は、刺身用のものなので、表面をサッと炙って食べるのが◎。馬肉の良質な脂は、あっさりとした後味でいくらでも食べられます。
写真:握りと桜馬トロ丼
写真:馬肉のカレー

テイクアウトで楽しめる数量限定の駅弁「握りと桜馬トロ丼」(2980円)は、移動時間を有効活用したい方にぴったりです。そのほか、西洋わさびと温泉卵で味変しながら食べるレアステーキ丼(2300円)や、馬肉のカレー(1500円)などカジュアルなメニューも揃っています。

写真:阿蘇レッドIPA

ドリンクは野焼きの炎が駆け上がる阿蘇五岳と阿蘇神社の火振り神事をイメージした、ホップの苦味が際立つ阿蘇のクラフトビール「阿蘇レッドIPA」をセレクト。産山村の名水「池山水源」のまろやかな軟水と、無農薬・有機栽培で育った「赤米」、県産の「ビーツ乾燥粉末」でほんのり甘い香りをプラスし、ホップの苦味を中和させたクラフトビールと馬肉メニューのフードペアリングで熊本づくしの味わいを楽しんでみては。

スポット情報(2023年3月31日現在)
スポット名 菅乃屋 熊本駅店
電話番号 096-342-6777
所在地 熊本市西区春日3丁目15-30 肥後よかモン市場内
営業時間 11:00~15:00、17:00~22:00
休み 無休
HP 菅乃屋はこちら(外部リンク)

鮮度の高い国産馬刺しにこだわり、 熊本の和食文化を醸成する名店!

桜庵

熊本市中央区中央街に1990年にオープンした「桜庵」。本格和食をベースに、郷土の味を腕利きの職人が提供する知る人ぞ知る名店です。

写真:桜庵の玄関の様子
2018年には『ミシュランガイド 熊本・大分 2018 特別版』に掲載されるなど、オープンから約30年経った今もその味に妥協はありません。
写真:店内の様子と提供メニュー
その噂を聞きつけ、県内外の美食家や著名人たちも訪れるといいます。丁寧なしつらえの本格和食コースは、大切なシーンで訪れたい名店で馬肉のみならず、熊本の味を心ゆくまで堪能できるおもてなしの空間が広がっています。
写真:馬肉

そんな「桜庵」で使用する馬肉は、あらゆる馬肉を食べてその味を見極めてきた店主の福嶋さんが選び抜いた鮮度の高い国産のみ。
「熊本の名物馬刺しを生かした名物を作りたくて30年前に考案しました」と店主の福嶋さんが話す「馬しゃぶコース」では、良質な馬肉の薄切りをしら出汁と青唐辛子を使った特製のスープに潜らせて味わうことができます。

写真:コースの一品の馬肉

馬肉のしゃぶしゃぶと相性のいい日本酒の品揃えも豊富。店主自ら吟味した日本酒が馬肉や旬の食材をたっぷり使った料理の美味しさを一層引き立てます(写真の馬刺はコースの一品)。阿蘇の天然伏流水を使用し、化学調味料や添加物を一切使わず仕立てる熊本の旬を感じる和食は、大切な人と囲みたい味わいです。
「馬しゃぶのコース」は、前日までの予約制(6000円~1万5000円まで予算に応じてメニューが変わります)。人気店につき気になる方は早めのご予約を。
 

スポット情報(2023年3月31日現在)
スポット名 桜庵
電話番号 096-351-4992
所在地 熊本市中央区中央街2-1
営業時間 18:00~22:30
休み 不定

馬肉を使った多彩なアレンジで ホスピタリティあふれるおもてなし

饗応はしもと

「阿蘇くまもと空港」から大津方面へ車で約5分。創業70年、馬刺で有名な「菊陽食肉センター」が徒歩1分の距離に2018年にオープンした馬肉料理専門店「饗応はしもと」。“饗応”とは、お酒や食事などを出してもてなすことの意。“思いやりのある、心からのおもてなし”を示す言葉として屋号に掲げ、ホスピタリティあふれる場づくりを心がけています。

写真:饗応はしもとの外観

「馬肉はクセがなく、高タンパクで低カロリー。牛・豚・鶏に引けを取らないポテンシャルの高い食材です。現代人に欠かせない栄養素が豊富に含まれる馬肉の可能性を広げ、その文化を継承したいと思っています」と話す店長の牛島さんの言葉通り、馬刺し(1300円から)はもちろん、「馬ヒレステーキ」(3800円)や「馬ホルモン煮込み定食」(1750円)など、200種以上の馬肉料理のレパートリーの中から厳選された馬肉料理40種が並ぶラインナップは圧巻です。

写真:馬ヒレステーキ
写真:馬ホルモン煮込み定食

「かつては一頭買いで仕入れをしていた時代もありましたが、品質にブレが出るのがネックでした。そこで高品質の馬肉のみを安定的に仕入れるために、各部位ごとに品質の確かな馬肉を仕入れるスタイルに変えて今に至ります」と牛島さん。良質な馬肉をふんだんに使ったバラエティー豊かな馬肉料理を提供できるのも、馬肉専門店直営の食事処ならではの強みです。

写真:ランチコース

また、馬肉の文化を継承する担い手としての意識も高い同店。「馬かつ煮」や「馬あぶり重」が味わえる「ランチコース」(各2500円)や「馬肉ハンバーグ御膳」(3300円)の小鉢の一品として、近隣の高齢の方から教わったという馬の肺の佃煮なども提供しています。「今は食べ物はなんでも簡単に手に入る時代なので、こうした馬肉の文化も薄れていくばかりですが、その味を受け継ぎ、提供することで人々の意識に少しでも残っていくきっかけになればと思います」と牛島さんは語ります。
 

写真:霜降りの大トロ

そんな牛島さんのおすすめは「特選馬刺1番」5000円。桜色をしたきめ細やかな霜降りの大トロは、何十頭の馬の中でもほんのわずかな確率でしか出会えない逸品だとか。「他ではなかなか出会えないこだわりの馬刺しをぜひ味わって欲しいです」。
また、馬肉づくしのコースは、5000円からご予算に応じてご用意。「何が食べたいですか?」という「ヒアリングから始めるというホスピタリティあふれる対応から「饗応はしもと」のおもてなしは始まっています。

スポット情報(2023年3月31日現在)
スポット名 馬肉料理専門店 饗応はしもと
電話番号 096-273-8341
所在地 菊池郡菊陽町久保田179-1
営業時間 11:00~21:00
休み 無休
HP 馬肉料理専門店 饗応はしもとはこちら(外部リンク)

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中城明日香

大分県生まれ、熊本市在住の編集者・ライター。
地域の出版社・編集プロダクションを経て、独立。

自然、暮らし、農業、教育、観光、ファッション、アートなど、“毎瞬”を楽しむ姿勢で幅広いジャンルの記事を手がける。仕事もプライベートも書くことが生業。

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