ANAくまもと応援隊が行く!くまもと再発見の旅 ~八代市 1泊2日旅(前編)~

現在は出向先の熊本県観光連盟(職場:熊本県観光企画課)にて勤務しております。
まだまだ知らない熊本の魅力を再発見するべく、
今回はANAくまもと応援隊として、「2022年2月 【熊本県】地域注目度ランキング」2位の八代市を旅してきました。
春麗らかな陽気に誘われ、八代の観光も食も満喫する欲張りな旅となりました♪
【ご紹介スポット】
・ミカエル堂
・八代宮・城址
・くまモンポート八代
・イルファーロ
・八代神社(妙見宮)
・ENDELEA COFFEE
・日奈久温泉 浜膳新館
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、熊本県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
※撮影時のみマスクを外しています。
ミカエル堂

今回の旅は八代のソウルフード「ミカエル堂」でスタート!
昭和9年にオープンされたミカエル堂。
八代市で長年愛されている昔ながらのパン屋さんで、店内に入るとパンの良い香りが食欲をそそります。
現在4代目の店主:河本さんにお話しを伺ってきました。
店内には八代や熊本県産の食材を使用した40種類ほどのパンが並んでいるのですが、6~7割のメニューは地元の方からのご希望もあり、40年ほど変わってないとか。



私が絶対食べてみたかったのは「シュードーナツ」。
名前からは甘いパンを想像しますが…キャベツと挽き肉がぎっしり詰まった食事系のパンで、名前の「シュー」はキャベツのことなのです。朝からちょっと重たいかな…との心配をよそに、ペロリと完食しました(笑)キャベツは季節によって水分量や硬さも変わるため切り方を変えるなど全て手作業とのこだわりと熱意が伺えます。来店されるお客様の7~8割はシュードーナツを購入され、1日300個ほど売れるので、絶えず作られています。
残念なのはコロナ禍では、感染対策で個包装が必要なため、揚げたての提供が出来ないこと。
早く揚げたてにありつけるようになって欲しいですね。しっかり味がついているので、揚げたてのシュードーナツとビールの組合せも最高だろうな~と想像してしまいました(笑)。


スポット名 |
ミカエル堂 |
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所在地 | 熊本県八代市田中西町16ー4 |
TEL | 0965-33-0141 |
八代宮・城址
腹ごしらえをしたら、次は八代宮・城址へ。
城址の周りにくまモンを発見!思わず同じボーズで写真撮影をしてしまいました。満開に咲いている桜に目を奪われながら歩いていると、あっという間に八代宮へ到着。


八代宮は後醍醐天皇の皇子で、征西将軍として足利軍と戦った懐良親王を主祭神とし、懐良親王の薨去後に征西将軍職を継いだ懐良親王を祀った神社です。明治維新以降、南朝の功労者を祀る神社の創建運動が各地で起こり、懐良親王の墓所のある八代の住民らも、官弊社の創立を明治政府に請願しました。これを請けて1880年に太政大臣から社殿創立が許され、八代宮が創建されることになりました。
熊本県の重要文化財にも指定されており、地域住民からとても愛されている神社になり、頻繁にご祈祷も行われています。




鳥居からの参道も桜が綺麗に咲き乱れており、色んな角度から桜が楽しめました。
スポット名 | 八代宮・城址 |
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所在地 | 熊本県八代市松江城町7-34 |
TEL | 0965-35-2448 |
くまモンポート八代

次はくまモンポート八代へ。
八代港における国際クルーズ船の受け入れ拠点として、2020年3月に完成した「くまモンポート八代」には、くまモンをテーマとした公園が併設されています。そこで出迎えてくれるのは、合計84体のくまモン像!!サイズや表情、ポーズも様々です。

日本庭園や竹林の道、多目的芝生広場などスポットが多数点在し、あちこちでキュートなくまモンに出会えます。敷地内はとにかく広く開放感があり、フォトジェニックなスポットが盛りだくさんです。私のお気に入りは「ひょっこりはん くまモン」。ぜひ皆さんもお気に入りのくまモンを見つけてみてください。



また、公園内にあるベンチに座って海を眺めながらぼーっとゆっくり過ごしたり、トリックアートで撮影したりとそれぞれの楽しみ方ができますよ!

スポット名 | くまモンポート八代 |
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所在地 | 熊本県八代市新港町1丁目25 |
TEL | 096-333-2515 |
URL | https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/108/102387.html |
イルファーロ
くまモンに魅了された後は、ランチへ!
八代で人気のイタリアンレストラン「イルファーロ」に行ってきました。
八代市ご出身の松永シェフは「八代市の食材を多くの方に食べて欲しい」という思いから9年前にお店をオープン。今回ランチセレクトメニューで前菜、パスタ、メイン料理、ドリンク、デザートを頂きました。色々セレクト出来るのは嬉しいですよね。




メインはハンバーグ!牛100%でお肉感を味わえ、こだわりの食感・ソースで大人気。個人的にはわさびが良いアクセントでした。メインメニューは季節によって変わることもありますが、ハンバーグは常にメインの選択肢に入っているとのことで、人気が高いのが伺えますね。


前菜は季節フルーツと生ハムのサラダやローストビーフのサラダ、パスタは珍しい黒にんにくベーコンのクリームパスタもオススメです。こだわりの黒にんにくを使用し、香ばしい醬油っぽい風味がほんのり香り食べやすいです。




お店をオープンした当初は他店のシェフを雇って学ばれたり、東京の有名シェフの下で修行をするなどイタリアンを追い求めてきた松永シェフですが、お店は港沿いで街から少し離れた場所のため、認知してもらうまでは最初は大変だったとのこと。今ではこの景観が魅力の一つでもあり、個室を予約して夕日を見ながらの食事もオススメです。
イタリアの食材を生産されている農家も八代に増えてきており、今後はもっと多くの方に八代の食材を食べて頂くための情報発信が出来たら…と野望を抱かれている松永シェフはYou Tubeも開設されています。
You Tubeを参考に日常生活にイタリアンを取りいれてみてはいかがでしょうか。そして、松永シェフが作られる本格派なイタリアンを食べて非日常も味わってみてください。
スポット名 | イルファーロ |
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所在地 | 熊本県八代市港町72-13-1 |
TEL | 0965-37-1620 |
URL | https://il-faro.jp/ |
八代神社(妙見宮)


ランチでお腹が満たされた後は八代神社(妙見宮)へ。
八代神社(妙見宮)は八代で最も大きな神社として人々の崇拝を集めてきました。その歴史は古く、今から1300年以上前の飛鳥時代(680年)に竹原の津に鎮座したのが始まりとされています。その昔、妙見神が亀と蛇が合体した想像上の動物「亀蛇(きだ)」の背に乗って海を渡ってきたという言い伝えがあり、交易が盛んな港町として繁栄した八代の歴史がうかがえます。



八代神社(妙見宮)内には八代妙見祭展示館もあります。展示館内には、以前使用されていた亀蛇や獅子、木馬などが展示してあり、壁面には、妙見祭のはじまりや出し物などについて、日本語・英語・韓国語・中国語の4カ国語で表記してあります。
八代神社を訪れた際は、展示館もご覧ください♪



明治以降、妙見宮から八代神社に改称されましたが、地元では今でも「妙見さん」と呼ばれ親しまれている神社へぜひ足を運んでみてください。
スポット名 | 八代神社(妙見宮) |
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所在地 | 熊本県八代市妙見町405 |
TEL | 0965-32-5350 |
ENDELEA COFFEE

休憩がてらに立ち寄ったENDELEA COFFEE。
八代市の大通りに面したアクセスが良い場所にあり、オープンして丸5年目。
昨年7月には熊本市の京町にもオープンしているんです。人気なのが伺えますね!
オーナーの宮崎さんが、自宅で1960年制ドイツのProbatを使って焙煎しており、現代の機械とは構造が違い、豆がふっくらしっくりになるとのこと。個性が違う豆を常時5~6種類を揃えていて、常連さんは毎月変わる豆を楽しみにしてくれているようです。
またENDELEA COFFEEのオリジナルブレンドは1種ですが、豆の種類は常時変わるので、オリジナルブランドも実は少しずつ配合が変わっているようです。

今回はニカラグアのドリップコーヒーをチョイス!グラスで提供されるコーヒー、お洒落ですよね。普段は酸味が強いコーヒーはあまり好まない私ですが、豆によって焙煎方法も変えるスペシャリティーコーヒーを美味しく頂くことができました。




宮崎さんは音楽も大好きで、音楽とコーヒーに共通する「色んなジャンルがあり、あれもこれも良いとお客さん自身が好きに選べる点」に魅力を感じており、自分の色、表現できるのが奥深いと話されていました。


コーヒーは感じ方も人それぞれ。お客さんが好きなものを飲んで頂ければ!というマスターの宮崎さん。お一人時間を楽しむのも良し、大切な人や友人と美味しいドリンクを飲みながら素敵な空間を共有するのも良し。ぜひ、店内で音楽とコーヒーを味わってみてください。
スポット名 | ENDELEA COFFEE |
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所在地 | 熊本県八代市横手新町18−1 |
TEL | 090-3663-6742 |
日奈久温泉 浜膳新館


今回の旅のお宿は、【日奈久温泉 浜膳新館】
日奈久温泉は八代市日奈久町の街中に湧く、閑静な佇まいの温泉です。泉質は単純泉で、熊本県下で最も古い歴史を持つ温泉です。江戸初期に細川家の藩営温泉に指定され、八代城主や参勤途上の島津公も、よくここを利用されました。


浜膳旅館は掛け流しの温泉が全室についたレトロ浪漫な湯宿で、まるで昭和初期にタイムトリップしたような、ほっと寛げる居心地のいい空間を提供してくれます。
魅力的なのは24時間好きなときに好きなだけ天然掛流し温泉をご堪能できること。体を芯から温め、肌もつるつるになるのは嬉しい限りですね。


そしてお宿の自慢は地元産の旬な食材をふんだんに使った豪華な会席料理です。 “食して元気”をテーマに、海と山の幸を取り入れ創作されており、品数豊富な“旅館でしか味わえない料理が盛りだくさん! お造り、馬刺し、鮑、伊勢海老、黒毛和牛…とラインナップが充実しており、どれも美味しくてお料理自慢なのは納得でした。




ついつい食べ過ぎてしまうので、食後に日奈久温泉周辺を散策。ライトアップしている温泉神社も趣があり素敵です。
地元食材でお腹を存分に満たし、日奈久周辺を散策し、好きな時に好きなだけ温泉を楽しむ。自分の思いのままに欲張りになれるひと時を過ごしてみませんか。


スポット名 | 日奈久温泉 浜膳新館 |
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所在地 | 熊本県八代市日奈久中西町379 |
TEL | 0965-38-0103 |
URL | https://hamazen.info/ |
八代再発見の旅はいかがでしたでしょうか。皆様の八代への注目度が少しでも増して頂けたら嬉しい限りです。
後編では、色んなことを体験した2日目について紹介していきます。
後編もお楽しみに~♪
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ANAくまもと応援隊
熊本好き・旅好きな「熊本在住」のANAグループスタッフがくまもとを応援するべく、熊本の観光地・食・アクティビティなど魅力的なスポットを実際に旅することで「再発見」したオススメ情報をお届けします!
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