ANAくまもと応援隊が行く！くまもと再発見の旅 ～天草市 １泊２日旅（前編）～
現在、阿蘇くまもと空港で勤務をしております。ANA旅客担当の入江です。
今回、熊本県観光連盟と協力し､ ANAくまもと応援隊として熊本の素敵な場所を再発見する為に、私の出身地でもある、天草を旅してきました。
天草の新しい表情を再発見し、天草を支える方々の温もりに包まれた旅となりました。
【ご紹介スポット】
・イルカウォッチング（イルカセンター）
・Trattoria Via Centro
・HIGH BEACH
・SUNSET CAFÉ
・鬼海ヶ裏展望所・ブルーガーデン
・下田温泉 夢ほたる
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、熊本県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策（新しい旅のエチケット）を徹底していただくようお願いします。
※撮影時のみマスクを外しています。
イルカウォッチング
旅の初めは、イルカウォッチングから!
早くイルカに会いたいなと思い空港を出ると早く着きすぎた様です。先に、イルカウォッチングの受付を済ませると、何と!お茶とイルカのポストカードを頂きました。嬉しい♪
それでも時間が余る為、ちょっとお土産屋さんで一息つくことにしました。
アイスコーナーにはなんと！中々お目に掛かる事が出来ない、ガリっとチューがありました。ガリっとチューは天草で製造されている為、購入できる場所が限られています。
見つけた際には是非皆さん手に取られてみて下さい。人気芸人のガリットチュウさんの名前の由来もここからきてるみたいですよ。
お土産コーナーに私の一押しお土産品があったので、紹介します。私のおすすめお土産品は【さかごえの赤巻】です。戦後まもなく牛深のお菓子屋さんが漁師さんの体力消耗を補う船上のおやつとして作られ始めました。
柔らかいスポンジ生地に、舌触りの良い餡。そしてしっとりふわっと柔らかい赤い求肥餅がどこか懐かしい気持ちにしてくれます。きっと、天草のお土産に喜ばれることでしょう。
お土産を見ていると、何だかお腹が空いてきました。ちょっとここで小腹満たしに、いるカステラを食べました。
イルカの形をした人形焼きの様ないるカステラ。１口サイズで、優しい甘い味だった為、思わずパクパク頬張ってしまいました。
さあ、そんなこんなしているうちに、イルカウォッチングの時間がやってまいりました。船着き場を出発する際、スタッフの方々がお見送りをして下さいました。
今回は船で20分程進んだところで、イルカに遭遇しました。群れになって一生懸命泳いでいる姿に癒されますね。
ここでは野生のイルカを近くで見る事が出来ます。この辺りに生息するイルカは、ミナミバンドウイルカ。水族館でよく目にするバンドウイルカよりも小さめのイルカです。野生のイルカを見れるのは、世界的に稀とのことで、他でお目にかかれる地域は、バンクーバーとパース位のようです。
11月～3月は湯島方面にイルカが移動するため、遭遇する確率が低くなってしまいますが、暖かい時期は高い確率で出会えます。特に、6月頃は小さい赤ちゃんイルカも見れるとのことです。
皆さんもタイミングを見計らって、シーズンごとのイルカを楽しんでみてください。
| スポット名 | 天草イルカセンター |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県天草市五和町二江4689-20 |
| TEL | 0969-33-1600 |
| URL | 天草市イルカセンター (amakusa-dolphin.jp) |
イタリアンレストラン「Trattoria Via Centro」
イルカに癒された後は、ランチへ!
イタリアンレストラン【Trattoria Via Centro】に行ってきました。酒井シェフのお料理は「地元の農家さんから直接仕入れて天草の様々な食材を用いたい」という思いや「こんな食材の使い方もあることを知って欲しい」という思いから作られています。
今回はランチメニュー 【前菜-フォカッチャ-本日のパスタ-本日のメイン(魚or肉)-デザート-ドリンク】を頂きました。
食材その物の味を引き立てる味付けでした。個人的に驚いたものは、前菜に入っていた「ツワ」です。イタリアン料理にツワを用いてらっしゃって非常に興味深かったです。またお魚とマスタードソースのスパイシーかつ、ほのかな甘酸っぱさ。
春キャベツの優しさが引き立つペンネ。
菜の花の苦みやレモンとお塩で味を変えながら頂くお肉。
洋ナシとパイ生地のテリーヌの様なケーキ。すべての料理がバランスの取れた味付けで酒井シェフの思いが詰まっていました。
モノ作りが好き。小さい頃からお料理を作る機会が多かった酒井シェフ。家族のあれ食べてみたい!これ食べてみたい!という思いに応えたい。酒井シェフの織り成す異国の世界観にどっぷり浸って日常から解き放たれてみてください。
| スポット名 | Trattoria Via Centro |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県天草市南新町４−５ 江崎ビル 1F4689-20 |
| TEL | 0969-24-8288 |
| URL | https://www.instagram.com/via.centro.amakusa/（公式Facebook） |
アロマクラフト体験 HIGH BEACH
お腹が満たされた後は、癒しを求めに海へ。
以前天草でアロマを作ってらっしゃる方がいると本渡にあるお洋服屋さんで耳にしたことがありました。頭の片隅にずっとありましたが、やっとここで点と点が繋がり、私はもう気分が高揚しました。
お店のオーナーさんは天草に移住してくる前まで、アロマセラピストとして東京で活躍していらっしゃったmiho kurosawaさんです。3.11をきっかけに生活を全て賄える場所はどこかな?と考えた時、移住制度がご自身に適していた天草市に決められたようです。「天草 宝島」の宝島というワードに惹かれ、実際に来てみると本当に宝島だったとご家族も魅了されたとの事です。
今回私はアロマクラフト作りを体験してきました。ガパオライスにも用いられるホーリーバジルをご自身で蒸留し抽出したエキスや月桃のティンクチャ―、自分の好きなオイルを2種選び、アロマスプレーを作成しました。また、天草産の蜜蝋と天草産のヒノキオイルを使ったバームも作りました。
コースの中についているハーブティーも天草産のハーブを使用してあり天草を多いに堪能できました。
さざ波の音と、鳥の囀りの中、香りのベールに包まれ非日常を味わうことが出来、心身ともにリラックス出来ました。
| スポット名 |
HIGH BEACH |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県天草市天草町高浜北897-26 |
| TEL | 090-6941-9624 |
| URL | https://highbeach345.com/ |
SUNSET CAFE
心身ともに癒された後は、歩いて2分ほどの場所にあるSUNSETCAFEへ。
元々海の家を運営していらっしゃた方の思いを引継ぎ、かつ県外の方からの「ここは、年中開けていないともったいない」というお声からこの場所でカフェをオープンするまでに至ったそうです。
防風林の生き生きとして姿に魅了され、海を眺めながら頂くチャイとマフィンの味はどこか異国の国にトリップしたような気分になりました。
自身の大切な人と訪れるも良し！大好きな友人や家族と訪れるも良し！一人でまったりゆっくりするも良し！の空間でした。
事前にお問合せあればBBQやキャンプも実施可能とのことです。皆さんもぜひ、一度は訪れてみて下さい。
| スポット名 | SUNSET CAFÉ |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県天草市天草町高浜北897-26 |
| TEL | 0969-42-1812 |
| URL |
https://www.instagram.com/sunsetcafe_takahama/（公式Instagram） |
象さん岩
天草に象さん！？と思う方もいらっしゃると思います。
その名も【象さん岩】海の上に可愛らしい象さんの形をした岩がそびえたっているではありませんか。また、象さん岩を見ることが出来るこの場所は、桜の季節になると海と桜の珍しいコンビネーションを見ることが出来ます。
先程お邪魔した、「HIGH BEACH」のkurosawa さんも一押しのスポットです。
是非皆さん一度は天草の象さんを見てみて下さい。
鬼海ヶ裏展望所・天草ブルーガーデン
象さん岩に胸を躍らせている間に、日も落ちてきました。夕日を綺麗に見ることが出来るスポットがあるという噂を聞きつけやってきた場所は、「鬼海ヶ浦展望所」。
天草灘の水平線に沈む夕日を眺めることが出来る人気スポット。
この日も多くの方々がいらっしゃっていました。下田の夕日は「夕日百選」にも選ばれており、天草に訪れた際に一度は目に焼き付けておきたい景色ですね。
展望所には、ゆっくり寛ぐことのできるカフェ、「天草ブルーガーデン」があります。私は「せんだご」を頂きました。こちらでは、世界遺産に登録された「﨑津天主堂」のステンドグラスをイメージして作られた「せんだんご」を食べる事が出来ます。
せんだごとは天草に伝わるサツマイモで作ったもちもち団子の郷土料理です。人参やグリンピース等の自然な野菜から色を付け、着色料は一切使用されていません。それぞれ、野菜の香が鼻に抜け、きな粉と黒蜜の甘みが抜群のコンビネーションを織りなします。
| スポット名 | ブルーガーデン |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県天草市天草町下田北2256-1 |
| TEL | 0969-42-3927 |
下田温泉 夢ほたる
今回の旅の癒しどころは、【下田温泉 夢ほたる】です。「沸かさず 薄めず 循環せず かけ流しの天然温泉」の下田温泉。
下田温泉付近には、活火山もなく、硫黄の香もしません。そんな中、何故この地下田に温泉が湧きあがるのか。謎が浮上しますね。今回下田温泉のスタッフの方がその謎を丁寧に解説してくださいました。簡潔にお伝えすれば、以下の内容です。
下田温泉は、非火山性温泉に分類されています。恐らく、周囲の温泉成分を取り込んだ地下水が地下深い場所で暖まり、地表近くまで上がってきていると考えられています。
もっと気になる方は是非、現地でスタッフの方に質問してみて下さい。
「ウニ！ウニ！！ウニ～！！！」
ウニは本来、鮮度は3日間しか持たないそうです。その為、市場に出回っているウニはどうしても加工されている物が多いとの事。
しかし、今回頂いたウニは新鮮なウニを直接取引先から仕入れてらっしゃるため、独特の臭みもなく、私はお醤油もつけずに頂きました。
トロっとした舌ざわりで臭みのないウニが旅で疲れた体を癒してくれます。
その他にも新鮮なプリっプリかつ脂ののったお魚や、あら汁を頂き天草の海の幸が私たちをもてなしてくださいました。
| スポット名 |
下田温泉 夢ほたる |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県天草市天草町下田北１３６６ |
| TEL | 0969-42-331 |
| URL | http://sanraizukankou.co.jp/yumehotaru/ |
天草再発見の旅はいかがでしたでしょうか。
少しでも多くの方に「天草の自然や人々の温もりに包まれたい！再発見したい！」と思って頂けると幸いです。後編では、2日目に訪れた“天草の世界遺産”について紹介していきます。
後編もお楽しみに～♪
ANAくまもと応援隊
熊本好き・旅好きな「熊本在住」のANAグループスタッフがくまもとを応援するべく、熊本の観光地・食・アクティビティなど魅力的なスポットを実際に旅することで「再発見」したオススメ情報をお届けします！
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