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パンフレット

旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

タイムスリップ気分で楽しむ、山鹿のレトロカフェ

中川千代美

山鹿 ランチ パスタ 古民家カフェ カフェ 喫茶店
レトロカフェの写真

参勤交代に使われた豊前街道や、明治時代の姿に復興された芝居小屋「八千代座」などがあり、レトロな街並みが広がる山鹿市(やまがし)。そんな街の雰囲気にマッチしたレトロなカフェが数多くあります。山鹿市の街巡りでぜひ立ち寄りたいレトロカフェをご紹介します。

  • ラララ カフェ
  • 自家焙煎 タオ珈琲
  • 発酵Cafeマルカメ

料理と音楽が人をつなげる蔵カフェ「ラララ カフェ」

ラララ カフェ

かつて篤姫も旅したと言われる豊前街道(ぶぜんかいどう)には、昔ながらの建物や街並みが残っています。その街道沿いで、ひときわ存在感のある「ラララ カフェ」は、造り酒屋の酒米蔵だった建物をリノベーションしたお店。なんと、1760年築でこの街道でも最古といわれる建物なのです。こちらでいただけるのは、イタリアンをベースにした洋食メニューや手作りデザート。ランチは日替わりパスタ・ピザが各1〜2種、夜はお任せコースを楽しめます。食材のシンプルな美味しさを素直に引き立てた料理の数々は、ほっと肩の力が抜ける自然なおいしさです。
店内には音楽愛好家でもあるご主人愛用の楽器が並び、時にはミュージシャンを呼んでライブが開かれることも。さらに2階ではオーナーの奥さまが教えるヨガ教室も開かれています。料理だけでなく音楽やヨガで人と人をつなげる、豊かな交流も楽しめるカフェです。

ラララカフェの写真

▲築260年以上の蔵をリノベーションしたお店

ラララカフェ店内の写真

▲中に入ると、不思議の国のアリスの世界に迷い込んだような、レトロでファンタジーな空間。床の白黒モザイクは、何とオーナの手塗り!

ラララカフェ店内の写真

▲ポップなインテリアと年代を感じる梁や柱、壁が絶妙にマッチした不思議空間

ランチの写真

▲ランチはメイン(日替わりパスタorピザ)とサラダのセットで1,200円。シンプルで食材の味を感じられるイタリアン

アフリカの楽器「カリンバ」の風景写真

▲待ち時間に遊んでもらえるよう、金属棒を弾いて音を奏でるアフリカの楽器「カリンバ」が各席に置いてあります

ラララカフェの看板の写真

▲ラララと楽しい音楽が息づくカフェ

スポット情報(2021年3月19日現在)
スポット名 ラララ カフェ
住所 熊本県山鹿市山鹿1807-1
電話番号 090-8403-1382
営業時間 ランチ12:00〜15:00(OS 14:00)、ディナー18:00〜※予約制
(日曜は12:00〜16:00[OS 15:00])
店休日 火・水曜
駐車場 あり(近くの「千代の園」駐車場へ)
席数 14席
関連リンク 「ラララ カフェ」のホームページはこちら(外部リンク)

珈琲とアップルパイの名店「自家焙煎 タオ珈琲」

自家焙煎 タオ珈琲

豊前街道の坂を北へと上り、八千代座への曲がり角の近くにある「自家焙煎 タオ珈琲」。元々、蔵だった建物をリノベーションしたカフェで、2020年でオープン20年を迎えます。パイと珈琲の専門店として、豊前街道の街歩きを楽しむ多くの人を癒やしています。
こちらの一番人気メニューは、「パイと珈琲のセット」(825円)。中でもアップルパイは創業以来のベストセラーです。青森産「紅玉」1/2個とカスタードクリームをパイで包み、シナモン不使用の自然な味わいで、あっさりペロッと食べてしまうおいしさ。アップルパイに合う味わいにブレンドされた自家焙煎珈琲「つどい街道」とのマッチングも完璧です。他にも計6種のパイがそろい、イートインだけでなく、お土産や食べ歩きようにテークアウトで買い求める人も多くいます。
また、店頭に備えられた自家焙煎機器で焙煎された珈琲も、珈琲通に人気のおいしさ。珈琲豆の販売もあるので、お気に入りの味を持ち帰るのもオススメです。

タオ珈琲の写真

▲八千代座の近くにあるタオ珈琲。本物の白子壁があしらわれた、レトロな建物

タオ珈琲のシックな店内の写真

▲シックな店内には、オーナーがベトナムから持ち帰ってきた馬車の部品で作られたイスやテーブルが

「直火式焙煎機」の写真

▲店頭に鎮座する富士珈機「直火式焙煎機」。ここで自家焙煎されたコーヒーを味わえる

パイと珈琲のセットの写真

▲「パイと珈琲のセット」(825円)。リンゴ1/2個とクリームが断面から見えるアップルパイは、あっさりした甘さで同店の看板商品

珈琲を淹れる様子

▲珈琲は一杯一杯、丁寧に淹れられます

珈琲豆が1つ入った珈琲の写真

▲珈琲には香り出しのために、珈琲豆が1つ入っています。山鹿ブレンド「つどい街道」はスッキリした味わいで、アップルパイとの相性が抜群

様々なパイの写真

▲スイーツ系やお食事系など、計6種類のパイがそろいます

水玉パッケージに入ったパイの写真

▲テイクアウトのパイは、かわいい水玉パッケージに

珈琲豆の写真

▲自家焙煎珈琲豆の販売も

スポット情報(2021年3月19日現在)
スポット名 自家焙煎 タオ珈琲
住所 熊本県山鹿市山鹿1465
電話番号 0968-44-8558
営業時間 10:00〜21:00(金・土曜〜22:00)※感染予防のための短縮時間
店休日 なし
駐車場 2台(満車の場合は近隣コインパーキング、もしくは豊前街道観光駐車場へ)
席数 25席(うちカウンター8席)
関連リンク 「自家焙煎 タオ珈琲」のホームページはこちら(外部リンク)

醤油や味噌、甘酒のスイーツいっぱい「発酵Cafeマルカメ」

発酵Cafeマルカメ

山鹿市街地から少しだけ郊外に車を走らせた場所にある「丸亀醤油」。明治3年創業の歴史ある醤油屋さんの直売所内に、「発酵Cafeマルカメ」があります。ここでは、醤油、味噌、甘酒などの発酵食品を使った、体に優しいスイーツやドリンクを楽しめます。夏はかき氷が大人気ですが、冬メニュー(11月〜4月末)として登場した「ブリュッセル風ワッフル」にも注目が集まっています。外はカリカリ、中はしっとりの軽い食感のワッフルに、アイスクリームに黒蜜しょうゆソースやキャラメルみそソースをオン。甘じょっぱくて香ばしい絶妙な風味が、クセになるおいしさです。さらに、甘酒とフレッシュフルーツの風味を生かしたドリンクは、あっさりした甘さで体にも嬉しいと人気。発酵食品の恵みをおいしいスイーツで体に取り入れられて、健康志向が高い人にも嬉しいカフェです。
帰りには、直売所で醤油や味噌などを購入するのもオススメ。専門店で買う醤油や味噌、甘酒の味わいはまた格別です。

発酵Cafeマルカメの写真

▲醤油・味噌工場に併設された、どっしりとした造りの直売所

発酵Cafeマルカメの看板の写真

▲レトロで可愛いカフェの看板を発見!

大広間の写真

▲吹き抜けの大空間の中には、「丸亀醤油」の商品がズラリと並びます

カフェ空間の写真

▲直売所の奥にあるカフェ空間で、スタッフさんがアイデアを出し合いながら商品開発した発酵食品スイーツを楽しめます

ブリュッセル風ワッフルの写真

▲2020年冬の新商品、ブリュッセル風ワッフル。右が「キャラメルみそ」(700円)で、バニラアイスがトッピング。左は「黒蜜しょうゆ」(700円)で、ほうじ茶アイスにあんこ、きな粉がトッピングされた和スイーツ

ブリュッセル風ワッフルの写真

▲普通のワッフルよりもサクサクした食感が楽しめるブリュッセル風ワッフル。醤油や味噌のソースが程よくマッチします

「ブルーベリー甘酒ジュース」の写真

▲ブルーベリーと甘酒、豆乳、ヨーグルトをブレンドした「ブルーベリー甘酒ジュース」(380円)は、お腹にも優しそう! 他にも、甘酒ソイティーや黒蜜醤油ミルクコーヒー、醤油黒蜜&甘酒入りタピオカドリンクなど、発酵食品ドリンクも種類豊富

「味噌キャラメルナッツ」かき氷の写真

▲夏季は醤油や味噌などのソースがかかったかき氷が大人気! 写真は「味噌キャラメルナッツ」(写真提供/丸亀醤油)

醤油が並ぶ直売所の写真

▲カフェついでに直売所でお買い物。「初めてスーパーではなく醤油屋さんで醤油を買った」という若い人も多いそう

人気商品「あらだきしょうゆ」の写真

▲「丸亀醤油」の人気商品「あらだきしょうゆ」。醤油に砂糖、ミリンが入っており、これ1本であら炊きを作れる上に、肉じゃがやきんぴらゴボウ、牛丼、すき焼きと様々な料理に活用できる、すぐれもの!

スポット情報(2021年3月19日現在)
スポット名 発酵Cafeマルカメ
住所 熊本県山鹿市中1000-2 丸亀醤油内
電話番号 0968-44-3131
営業時間 11:00〜15:00(土日、祝日は〜16:00)※直売所は9:00〜18:00頃
店休日 カフェは月曜(祝日の場合は翌平日)、直売所は1/1〜4
駐車場 10台
席数 18席
関連リンク 「発酵Cafeマルカメ」のフェイスブックページはこちら(外部リンク)

参勤交代の時代や昭和の雰囲気を残す山鹿の街並みの中で、レトロでフォトジェニックなカフェタイムを楽しめます。タイムトリップ気分で楽しんでみては?

※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、直接店舗に営業時間をご確認ください。


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中川千代美

長崎生まれ、熊本在住。地方出版社に勤めたのち、「チヨミ編集事務所」として独立。地域の子育て情報誌や生活情報紙をはじめ、幅広いジャンルの編集・ライティング・企画を手がける。食欲・物欲・お出かけ欲・温泉欲・ビール欲が赴くままに熊本・九州を駆け回る日々。趣味は二胡。

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