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パンフレット

旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

山鹿自慢の「食とワイン」を体感できる「菊鹿ワイナリー」

ワインの写真

山鹿市菊鹿町は、北東部に「国見山」「相良山」など標高1000メートル級の山々があり、歴史ある里山の湯「菊鹿温泉」も人気が高い自然豊かなのどかな町。熊本県初のワイナリー「熊本ワイン」の設立とともに、この町でワイン用のブドウの栽培がはじまったのが、今から20年前のこと。原点の地で、新たなチャレンジがスタートしました。

施設外観の写真

菊鹿町に新しいワイナリーとレストランがオープン

2018年11月、「菊鹿ワイン」の醸造所にワインショップとレストランを併設した「菊鹿ワイナリー」がオープンしました。山鹿市菊鹿町で栽培されたブドウのみを使用して製造される「菊鹿ワイン」は、国内外のコンクールで数々の受賞歴を誇る人気ブランドのひとつ。数年前から産地にワイナリーを建設する計画がすすめられており、自社でブドウ栽培を手がける農業法人「熊本ワインファーム」を設立。敷地内には、山鹿エリアの特産品や美味しいものを集めた「AIRA RIDGE(アイラリッジ)」もあります。

レストラン内観

菊鹿地域で育てられたブドウを原料とする「菊鹿ワイン」をはじめ、試飲カウンターを設けたワインショップとレストランを併設

アイラリッジ SHOP内館

山鹿自慢の美味しいものや特産品を集めた「AIRA RIDGE(アイラリッジ)」は、「SHOP」と「STUDIO」の2つの空間で楽しめる

フレッシュな生ワインと彩り豊かな山鹿の食を堪能

ワイン醸造所に併設した「レストラン ファーム」は、「山鹿の食」がコンセプト。味彩牛、あそび豚、肥後うまか赤鶏などからメインを選べるハーフビュッフェスタイルで、地元農家から仕入れた野菜をたっぷり使ったサラダ、自家製デリ、デザートなどがずらりと並び、思わず胸が高鳴ります。また、生ビールのようなサーバーで楽しむファーム限定の「生ワイン」は、ワイナリー直営ならではの新鮮さが自慢! ぜひお試しあれ。

肥後うまか赤鶏のコンフィ

写真はチキングリルランチ1,944円。カリッと香ばしく焼かれた「肥後うまか赤鶏のコンフィ」はとってもジューシー!

ファーム限定 生ワイン

サーバーから注ぎたてを提供。「ファーム限定 生ワイン」は巨峰、マスカットベーリーAがあり1杯594円

こだわりの「菊鹿ワイン」をカウンターで飲み比べ!

「菊鹿ワイン」は、現在30戸の契約農家と一丸となって取り組まれています。菊鹿町は昼夜の寒暖差や畑の標高の高さなどワインづくりの条件に恵まれていて、そのテロワール(土壌)が、特有の味わい深さを生み出しているそう。こちらのショップでは、国内外で高く評価されるワインを各種購入できます。また、カウンターでは有料試飲も可能。値段も100円〜(甘口・辛口の3品種)とお手頃なので、気軽におすすめを聞いてみて。

ワインショップ店内

「菊鹿ワイン」のほか、お馴染みの「六花シリーズ」もそろう。オープナーやグラスなど小物も充実

試飲カウンター

山鹿マスカットベーリーA、菊鹿シャルドネの試飲は300円

山鹿ワイン

同ワイナリーで醸造した新しい赤ワイン「山鹿マスカットベーリーA」2,500円。イチゴのような香りとフルーティーな甘酸っぱさが特徴

自社農園と小容量のタンクで丁寧なワインづくりを

約1.5ヘクタールの農園には、シャルドネ、ピノ・ノワール、メルローなどワイン用のブドウが植えられています。ブドウを収穫し、ワインとして楽しめるのはまだ先のことですが、「ブドウの産地でワインをつくることは、農業をとおして新たな地域を醸成することだと思っています」と語ってくれたのは、同社の幸山賢一社長です。「これからがスタートです」と笑顔で語ってくれました。

ブドウ畑

敷地内のブドウ畑。ゲヴェルツトラミネールというドイツ品種のブドウの栽培もスタート

醸造所

丁寧なワインづくりを行いたいと、あえて小容量のステンレスタンクを24基設置。摘み取ったブドウは種類ごとに仕込まれていく

社長&長谷川さん

熊本ワイン株式会社・代表取締役社長の幸山賢一さん(左)と、「レストラン ファーム」責任者の長谷川仁さん

メード・イン・山鹿のごちそうがいっぱい

ワインショップ・レストランの隣にある「AIRA RIDGE(アイラリッジ)」は、「SHOP(ショップ)」で山鹿の特産物を使ったスイーツやお土産品、オリジナル商品を販売。交流スペースがある「STUDIO(スタジオ)」では、山鹿産の食材を使った焼きたてのピザ(テイクアウト)やパン、スペシャルティコーヒーを味わえます。山鹿の旬の食べものに出合えるぜいたくなスポットとして、早くも話題です!

チョコ

人気の「チェスナッツタルト」810円(3個入り)〜。タルト生地に特産の栗ペーストが包まれたオリジナル菓子

ピザ

注文を受けてから1枚1枚焼き上げる「本日のピザ」1,000円〜。写真は「サラミとパプリカ トマトソース」

コーヒー

スペシャルティコーヒーは350円。大自然のなかで身も心もリフレッシュできそう!

スポット情報(2019年2月8日現在)
スポット名 菊鹿ワイナリー
住所 熊本県山鹿市菊鹿町相良559-2
電話番号 0968-41-8585(ワインショップ)
0968-41-8650(レストラン ファーム)
営業時間 10:00〜17:00(レストランは11:00〜)
休み 第1・3火曜
関連リンク 「菊鹿ワイナリー」のホームページはこちら(外部リンク)

創業以来、地元でのブドウ栽培にこだわってきた「熊本ワイン」。その集大成といえる新しいワイナリーの誕生は、全国のワインファン必見のニュースになっています。「ふるさとでつくられるワインがある」という喜びと、これからのストーリーを感じられる唯一無二の空間をかみしめながら、思い切り満喫しましょう!

福永あずさ

1984年宮崎県生まれ。大学進学を機に熊本へ。タウン誌の編集部を経て2013 年からフリーランスへ。熊本を中心に、編集・ライティング・コピー、ときどき写真の仕事に関わる。趣味は日本限定の一人旅。

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