地元の雰囲気を味わう大衆店4選

跡部千夏

2018年12月25日熊本市エリア餃子もつ鍋焼肉焼き鳥大衆酒場グルメ

せっかく県外へ旅行に来たのなら、地元の雰囲気が味わえる所に行ってみたいもの。そこで今回、地元民が実際に足を運ぶ熊本の居酒屋を集めました。地元の雰囲気を目や舌、肌で感じながら、熊本ならではの魅力が楽しめるお店情報を、それぞれのオススメ料理とともにお届けします。

『餃子居酒屋ちゃおず』で特にオススメしたいのが、匂いを気にせず思いっきり食べられる"ニンニク無使用"の「焼き餃子」。しっかりと引き出された野菜の甘味にブラックペッパーが効いた、ジューシーさがたまらない逸品をご堪能あれ。

熊本県産の米粉を使用した皮は、『ちゃおず』オリジナルの配合で作られている。餃子のタネはキャベツや玉ねぎ、旬の野菜が使われることも(写真はシングル10個450円)

「天使の海老蒸し餃子」(4本800円)も忘れてはならない名物メニュー

0次会から三次会まで、いつでも気軽に利用できる『大衆酒場コトブキ』。席数が多く、カウンター席で店主とじっくり会話を楽しんだり、2階のテーブル席で友人たちと語らうなど幅広いシーンで活用できるのも魅力。熊本観光の〆はここで決まり。

冬に恋しくなるモツ鍋は、なんともうれしい食べ放題もあり(串揚げ付のコース一人2980円、平日のみ)！また、生ビール、サワー、ハイボールが半額となるハッピーアワーはオープン〜19:30までと、時間が長いのもうれしいポイント

1階はカウンター席とテーブル席、2階は小上がりの座敷とテーブル席を完備。座敷はパーテーションで個室風にもできる

感度の高いショップが並ぶ藪の内通りに佇む、熊本では珍しい「やきとん」をメインとする立ち飲み屋。ほぼ毎日朝引きした新鮮な豚肉を串に刺し、提供している。なかでも豚一頭からわずかしか取れない「上タン」は必食の美味しさ。

カウンターは立ち飲み席。平日は仕事帰りに訪れるサラリーマンが多く、週末には年齢、性別、国籍も問わず多くの客で賑わう

左からコリコリ(心臓の大動脈)、上タン、カシラ(こめかみ)、シロ(大腸)。部位ごとに絶妙に火入れしてあり、やきとんの奥深さを堪能できる

古き良き時代の面影を残す路地裏横丁「ダイヤ街」の一角にある。馬焼きもの、牛焼きもの、豚焼きものといった焼肉や、馬レバ刺しに馬ヒモ刺しなどが揃い、サク飲みからホルモンをツマミに〆での利用など、さまざまな愉しみ方ができる。

焼肉の三種盛り(牛のカルビ・馬焼き・豚バラ)。店オリジナルの絶品のタレは、「幻のネギ塩ダレ」をはじめ、甘め・あっさり系・辛め・味噌入り…などさまざまな種類から選べる

「ここは馬刺しも美味しいよ」と教えてくれた常連さんの言葉通り、程よい弾力のあるプリプリとした食感がたまらない