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パンフレット

旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

タコ、イルカ、かかし…!? 天草の個性的な道の駅

写真:かかし

大小120余りの島々からなる天草エリア。主だった島は橋でつながっており、海のドライブスポットとして魅力的なエリアです。そんな天草には、個性的なシンボルがある道の駅が点在しています。いろんな楽しみ方ができて、フォトジェニックで、美味しくて楽しい…、寄り道だけでなく目的地にしたくなる道の駅3ヵ所をご紹介します。

※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、熊本県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。

・道の駅有明 リップルランド
・道の駅 天草市イルカセンター
・道の駅 宮地岳かかしの里

名物・タコのお土産いっぱい! 合格祈願スポットとしても

道の駅有明 リップルランド
写真:道の駅有明 リップルランドの外観
天草上島の松島有料道路・上津浦ICを出てすぐ、国道324号線沿いにある「道の駅 有明 リップルランド」。海沿いの高台にある敷地には、物産館とレストラン、軽食、温泉、さらにはいくつかの眺望スポットがあります。
写真:物産館の様子
道の駅がある有明町は、昔からタコ漁が盛んな地域です。物産館にもタコに関わるお土産が充実しています。
写真:たこめしの素
見逃せないのが、自宅で簡単にたこ飯を作れる「たこめしの素」。いろんな種類が揃っているので、食べ比べてみても楽しそうです。
写真:タコ関連のお土産
他にもタコカレーやタコせんべい、タコチップ、タコ味噌、干しタコと、タコ尽くし! ここまでタコ関連のお土産が一箇所にそろうと圧巻です。
写真:たこのキーホルダーや絵馬

また、タコ=オクトパス=置くと(試験に)パス、ということで、合格祈願グッズも有名です。手編みオクトパスストラップなどのマスコットは、受験シーズンや資格試験合格を願う人がお土産として買い求めていきます。さらに、恋愛成就・健康・金運・子宝の五多幸祈願グッズも。絵馬は、国道向かいにかけられる場所があるので、後ほど寄ってみましょう。

写真:たこ焼き
軽食コーナーにはたこ焼きも(8個入り500円)! ソース、塩、ソース&塩ハーフから選べます。
写真:レストランの様子
物産館の一角にはレストランもあります。地元の新鮮な海鮮を使ったメニューや天草ちゃんぽんが名物です。
写真:海向きの席
天気の良い日は、海向きの席が特等席! 有明海の向こうに見えるのはお隣、長崎県の雲仙普賢岳です。
写真:道の駅定食
こちらでぜひ食したいのが、ミニ海鮮丼とたっぷりアサリ貝汁、地魚フライがセットになった「道の駅定食」(1,600円)。レストランの人気メニューを一度に楽しめる、おいしいとこ取りの一品です。天草の地魚の魅力をお腹いっぱい楽しめます。
写真:道の駅から歩道橋
お腹いっぱいになったら、道の駅から歩道橋を渡って、海沿いの広場まで足を運びましょう。ぜひ写真に収めたいフォトスポットがあるのです。
写真:有明五多幸のオブジェ
なんと、とてもリアルなタコと、可愛らしいタコ「有明五多幸」のオブジェ! リアルなオブジェはかなりディテールにこだわられていて、今すぐ動き出しそう…。
写真:スマホの台
スマホを固定できる台が設置されているのも、ありがたい配慮です。
写真:有明五多幸のオブジェ
セルフタイマーで、タコと絡み合う自撮りも楽しめますよ!
写真:絵馬
先ほどの絵馬をここにかけて、お願い事もバッチリです。
写真:螺旋の白い展望台
さらにさらに、物産館へと戻って高台へ登ると、螺旋の白い展望台も!
写真:展望台の中の様子
道の駅と有明海一望の景色の素晴らしさはもちろんですが、展望台自体もフォトジェニックで、映えスポットとして人気です。この異世界感!
写真:さざ波の湯
▲写真提供/道の駅有明

食事と景色を思い切り楽しんだら、最後は「さざ波の湯」の温泉で癒されましょう! なんと温泉施設も併設されているのです。泉質はアルカリ性単純温泉。窓の外の海を眺めながらくつろげます。

たっぷり滞在して、身も心も癒すことができる道の駅です。

スポット情報(2023年1月27日現在)
スポット名 道の駅有明 リップルランド
電話番号 0969-53-1565
所在地 熊本県天草市有明町上津浦1955
営業時間 物産館 9: 00~18: 00、レストラン10:00~OS16: 00、温泉13:00~21: 00(入館20:30まで)
休み 無休 ※温泉のみ水曜休・祝日の場合は翌日
駐車場 あり
HP 道の駅有明 リップルランドはこちら(外部リンク)

イルカウォッチングの拠点にも! 貴重な海の幸が楽しめる

道の駅 天草市イルカセンター
写真:道の駅 天草市イルカセンター
天草下島の北側にある天草市五和町(いつわまち)。通詞島(つうじしま)周辺の海域には1年を通してミナミハンドウイルカが生息しており、イルカウォッチングスポットとしても有名な地域です。こちらにあるのが「道の駅 天草市イルカセンター」。
写真:イルカウォッチングの受付
館内には、イルカウォッチングの受付のほか、物産コーナーとレストラン、イルカについて学べるドルフィンスクエアコーナーがあります。
写真:イルカ
▲写真提供/道の駅 天草市イルカセンター

イルカウォッチングは午前・午後計5便が出ており、地元の漁師さんがイルカの群れのすぐ近くまで連れて行ってくれます。イルカと遭遇できる確率がかなり高いのが魅力(道の駅によると、98%の確率とか!)。

写真:イルカのぼり
漁船の発着所へ向かう桟橋には、鯉のぼり…、ではなく、イルカのぼり!
写真:物産コーナー
物産コーナーを覗いてみると、まず目に留まるのが海の幸の豊富さです。
写真:海鮮の刺身
写真:海鮮の加工品

近くの二江(ふたえ)漁港で水揚げされた新鮮な海鮮の刺身や加工品がずらり、しかもお手頃です。自分へのお土産にも買っていきたい…。

写真:ウツボ
なかでも珍しいのが、冬〜3月頃までお目見えする、ウツボです。なかなかウツボを食べるイメージはありませんが、天草では「きだこ」と呼ばれ、お祝いごとのときなどに食べる習慣があるのだそうです。
写真:漁協の方が骨を取る様子
うつぼは小骨が多く、さばくのがとても難しいのですが、館内の厨房で漁協の方がスゴワザで骨を取り、加工品へと仕上げてくれます。
写真:ウツボ
いけすにウツボちゃん。水揚げによってある日とない日があるそうなので、ウツボに出会えたらラッキーです!
写真:通詞島の塩
写真:天草産柑橘を使ったジュース

五和町にある通詞島は、塩の名産地でもあります。地元で作られたいろんな塩や、天草産柑橘を使ったジュース類など、オシャレなお土産もいっぱい!

写真:天草さおり織りの商品
写真:イルカのぬいぐるみ

天草さおり織りの商品やイルカグッズもお土産に人気だそうです!

写真:漁協レストラン
さあ、お腹が空いたら、2階にある「漁協レストラン」へ! 二江漁港に上げられた、漁師直送の海鮮をふんだんに使ったメニューが楽しめます。海鮮丼や刺身定食、あら炊きなど魅力的なメニューが揃います。
写真:二江丼」
「二江丼」(1,500円)をセレクト! アオサ入りのお味噌汁も、海の出汁がしっかり利いて美味です。メインはプリプリ刺身たっぷりの海鮮丼、と思いきや…。
写真:海藻のクロメ
なんと刺身の下に、ネバネバの海藻・クロメが敷き詰められています。地元の素潜り漁師が採ったクロメは「海の納豆」とも呼ばれ、栄養価の高さも魅力です。海鮮丼のタレを程よく絡めてくれるので、刺身やご飯を最後まで美味しくいただけました。
写真:ドルフィンスクエアコーナー
お腹もいっぱいになったら、レストラン隣にある「ドルフィンスクエアコーナー」へ。ここはイルカや二江の海について、楽しみながら学べる空間です。荒天などでイルカウォッチングに出られなかったり、イルカウォッチングまで行く時間がなくても、ここでたっぷり楽しめます。
写真:イルカウォッチングができるスペース
VRイルカウォッチングは、3分程の動画でイルカウォッチング体験ができます。臨場感たっぷりの大迫力のイルカたち、圧巻です!
写真:自分で色や模様を描いている様子
写真:デジタル水族館の様子

「デジタル水族館」では、自分で色や模様を描いて名前とつけた魚が、テーブル上を泳ぎます。子ども達に一番人気のコンテンツだそう。大人もはまってしまいます。

写真:イルカのモニュメント
入口横にあるリアルなイルカのモニュメントと一緒に、記念撮影も撮りましょう!
スポット情報(2023年1月27日現在)
スポット名 道の駅天草市イルカセンター
電話番号 0969-33-1600
所在地 熊本県天草市五和町二江4689-20
営業時間  9:00~18:00 ※11月~2月は17:00閉館 ※レストラン11:00~15:00
休み 12月31日・1月1日
駐車場 あり
HP 道の駅 天草市イルカセンターはこちら(外部リンク)

校舎の教室に、たくさんのかかし!? 個性づくめの山間の道の駅

道の駅 宮地岳かかしの里
写真:道の駅 宮地岳かかしの里

天草の魅力は海だけではありません。天草下島のちょうど真ん中あたりにある山間地域、宮地岳(みやじだけ)は、ノスタルジックな田園の景色が残る地域。ここに、かなり個性的な「道の駅 宮地岳かかしの里」があります。

場所は、天草市の中心地・本渡(ほんど)エリアから牛深方面へと行く国道266号線沿い。田園の中に見えてきた看板、その横で人々が手を振っている…、と思いきや、たくさんのかかし!
 

写真:道の駅の外観

敷地内へ入るとたくさんのかかしがお出迎え。そして校舎のような建物が見えてきました。こちらは、廃校になった旧・宮地岳小学校の校舎を再活用した道の駅です。学校の校舎が道の駅となった例は西日本では初、全国でも3番目なのだそう。

天草市宮地岳町は、田んぼを地元の人々が手作りした個性豊かなかかしたちが彩ることで有名な地域です。春(例年3月20〜5月5日)には「かかし祭り」として、躍動感溢れるかかしたちの展示が名物となっています。この道の駅では、そんなかかし達を1年中楽しむことができます。
 

写真:内観の様子
早速、校舎の2階に行ってみると…、なんだかたくさんの人の気配が?
写真:かかし
いえ、かかしです!
ここには宮地岳町の人口よりも多いかかし達が展示・保管されているそうです。各教室では、昔懐かしいいろんなシーンをかかしが再現してくれています。
写真:かかしが結婚式をしている様子
昔の結婚式のシーンに…。
写真:小学校の教室にいるかかし
オルガン奏でる、小学校の教室。
写真:かかしと写真を撮る様子
かかしの子ども達に交じって「はい!」と挙手。こんな記念写真も撮れます。
写真:かかしがかかしを作る様子
写真:かかしが作業している様子

かかしがかかしを作る、ちょっとシュールな部屋。ベースは藁でできているんですね。

写真:天草にゆかりのある著名人に似たかかし
天草が舞台の映画に出た俳優など、天草にゆかりのある著名人に似たかかしも。
写真:水道の水を飲む
懐かしい学校の景色にも癒される空間です。
写真:物産館の内観
1階には物産販売処とレストランがあります。物産館には、天草の農畜産物や海産物などの加工品がずらり。
写真:ハイヤ節から揚げの素やしいたけスープの素

なかでも、ここでしか買えないオリジナル商品に注目です。雑節の出汁風味のからあげが作れる「ハイヤ節から揚げの素」(480円)に、天草産のそば粉と塩を使った「かかし村んそばぼうろ」(380円)、肉厚な宮地岳産原木しいたけをスパイシーなスープにした、お湯に混ぜるだけの「しいたけスープ」(480円)、地元産有機大豆・フクユタカで作った「きなこ」(250円)と、気になるものばかり。手間ひまかかった安心で美味しい食材に会えるのも、道の駅の醍醐味です。

写真:苓州屋 かかしの里店の内観
レストラン「苓州屋 かかしの里店」は、火鉢をかこむホッとする空間です。校舎内ならではの「給食」(750円・平日のみ)や、苓州屋自慢のそばなど気になるメニュー豊富ですが…。
写真:みやっだけ田舎定食

「みやっだけ田舎定食」(1,000円)をオーダー! 天草の地鶏・天草大王と干し大根を炊き込んだ「大根大王めし」に、そばだご汁、そして先ほど販売されていた「ハイヤ節から揚げの素」を使ったから揚げ、地元で作られた田舎豆腐、と、宮地岳の魅力が詰まった定食です。

写真:だご汁
そば粉で作られただご(団子)入りのだご汁は、雑節のお出汁であっさりおいしい!
写真:季節のそばパフェ

さらに、食後のデザートには「季節のそばパフェ」(600円)を! 季節の果物とそばボウロがトッピングされ、コーンフレークの代わりに揚げそばが敷き詰められています。そばの素朴な風味がソフトクリームやフルーツとベストマッチな、人気メニューの1つです。

写真:かかし
ノスタルジーに心をひたしながら、童心に返った気分で素朴な田舎を楽しめる、とっておきの道の駅でした。
スポット情報
スポット名 道の駅 宮地岳かかしの里
電話番号 0969-28-0384
所在地 熊本県天草市宮地岳町5516-1
営業時間 9:00~18:00  ※11月~2月は17:00まで ※レストラン11:00~15:00(OS 14:30)
休み

第1・第3水曜(祝日の場合は翌木曜)

駐車場 あり
HP 道の駅 宮地岳かかしの里はこちら(外部リンク)

中川千代美

長崎生まれ、熊本在住。地方出版社に勤めたのち、「チヨミ編集事務所」として独立。地域の子育て情報誌や生活情報紙をはじめ、幅広いジャンルの編集・ライティング・企画を手がける。食欲・物欲・お出かけ欲・温泉欲・ビール欲が赴くままに熊本・九州を駆け回る日々。趣味は二胡。

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