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パンフレット

旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

そば処・阿蘇でぜひ立ち寄りたい、おそば屋さん3選

中川千代美

阿蘇エリア グルメ こだわり食材 地産地消 そば
そばの画像

昼夜の寒暖差が激しく朝もやがかかる阿蘇は、おいしいそばの生育に適していると言われています。阿蘇市波野地区や南阿蘇村久木野地区など名産地が広がり、地元産のそばを使ったそばの名店も多数。特に12月初め頃からの新そばの季節には、風味豊かなそばを産地で楽しむことができるのです。そこで、ぜひ立ち寄りたいオススメのそば店をご紹介します。

  • 吾亦紅(南小国町)
  • 産庵(阿蘇市)
  • そば処 ほおずき(南阿蘇村)

そば街道にある石臼挽きそばの名店「吾亦紅」(われもこう)

吾亦紅

阿蘇郡南小国町に、こだわりや個性を持ったそばの名店が集まる「そば街道」があります。その入口近くにあるのが「吾亦紅」。石臼挽きの粉を阿蘇の湧水で手打ちした二八そばと葛料理を楽しめるお店です。そばは、阿蘇産のそば粉を中心に、季節によっては長野・北海道などとブレンドしてその時期に最もおいしい味を追求。さらに、めずらしい「そば粥」や、阿蘇名産のあか牛、阿蘇ジャージー牛乳を使った葛豆腐など、地元の食材を生かした小鉢料理も人気です。そば・葛尽くしのコース「鈴蘭膳」(1,950円)や、地鶏のうま味たっぷりの出汁がたまらない「地鶏そば」(1,450円)など、メニューのバリエーションも豊富で、阿蘇の味覚をたっぷり楽しむことができます。

外観の写真

そば街道に入ってすぐの場所にある店舗

店内の写真

囲炉裏など、民芸調のインテリアに癒やされます

あか牛南蛮そばの写真

人気の「あか牛南蛮そば」(1,850円)

あか牛南蛮そば

あか牛のランプ肉をサッと焼き、オリジナルのタレで煮込んだつけ出汁が絶品!

そば粥の写真

とろみとプチプチ食感を楽しめるそば粥も名物

店内の写真

居心地のよい店内で、阿蘇の味覚をゆっくり楽しめます

オーナーの佐藤秀治さん

もともとは農業を営んでいたという、オーナーの佐藤秀治さん。今は早朝からそば打ちの毎日

スポット情報(2020年11月27日現在)
スポット名 そば街道 吾亦紅(われもこう)
住所 熊本県阿蘇郡南小国町大字赤馬場3220
電話番号 0967-42-1820
営業時間 10:30〜17:30(OS)
休み 無休
座席 70席
駐車場 30台
関連リンク 「そば街道 吾亦紅」のホームページはこちら(外部リンク)

自家製の漬物バイキングも楽しめる「産庵」(うぶあん)

産庵

阿蘇市の国道57号線沿い、滝室坂近くに店舗を構える「産庵」。阿蘇たかな漬けをはじめとした自家製の漬物を製造販売する「志賀食品」が営むお店です。築100年超の古民家を移築したという店内は、漬物の直売所とそば処に分かれています。福岡の名店で修業した職人が手打ちする二八そばは、阿蘇・波野産の粗挽きのそば粉と信州産の粉を独自の配合でブレンドしており、喉ごしと豊かな風味が魅力。天ぷらやサラダ、デザートなどがついた豪華な「産の平御膳」(2,300円)に加え、同店で一番の人気は「くるみそば」(1,100円)。くるみのペーストが入った、コクと香ばしい風味豊かなつけ出汁が絶品です。同店自慢のお漬物付きの「おにぎりランチ」(500円)も人気です。同社で製造しているお漬物のバイキングも楽しめますよ。

外観の写真

古民家を移築した、趣ある店舗

店内の写真

庭園も美しく整えられており、食事と共に楽しむ事ができます

そばの写真

一番人気の「くるみそば」(1,100円)。プラス200円で高菜おにぎり付きにできます。せっかく阿蘇に来たからには、名物の高菜も味わいたいところ

そばの写真

くるみのコクと出汁のうま味、そばの風味のマリアージュがたまらない「くるみそば」。無性に食べたくなる、クセになるおいしさです

職人 村上友基さん

福岡の老舗そば店で修行したそば職人・村上友基さん。イタリアンの経験もあり、店内で出されるケーキまで作ります

漬物バイキング

食事の際には漬物バイキングを楽しめるほか、直売所でも試食のお漬物が。阿蘇たかな漬けをはじめ、珍しいお漬物まで種類豊富!

「志賀食品」は、阿蘇の家庭の保存食品だった阿蘇たかな漬を、いち早く商品化して広めた会社

スポット情報(2020年11月27日現在)
スポット名 産庵
住所 熊本県阿蘇市一の宮町坂梨1435-1
電話番号 0967-22-0515
営業時間 11:00~16:00(OS 15:30) ※漬物直売所は9:00〜17:00
休み 火曜(祝日は営業)
座席 30席
駐車場 30台
関連リンク 「産庵」のホームページはこちら(外部リンク)

愛情と手間暇たっぷりのおいしさ「そば処 ほおずき」

そば処 ほおずき

そばの名産地・久木野地区がある南阿蘇村にも、そば店が多くあります。国道325号線沿いにある「そば処 ほおずき」もその1つ。もともと「麺喰い」だったご主人が脱サラし、独学でそばを学んで2002年にオープンしたこのお店。そば粉は阿蘇のものだけを使用し、阿蘇の伏流水で硬めに打ってコシのある細麺に仕上げます。さらに、出汁に使う醤油や、天ぷら・小鉢料理などに使う野菜も、阿蘇産・県産のものにこだわり、なんと豆腐から生あげまで手作り。こだわりと優しさに満ちたおいしさに、多くのファンがついています。天ぷら・生あげなどがついた一番人気の「ほおずき膳」をはじめ、「天ざる」(1,830円)は天ぷらのおいしさにも定評あり。夫婦2人で営んでおり、一膳一膳、手間暇かけて作ってくれるので、待ち時間まで考えてゆとりを持って訪れるのがオススメです。

外観の写真

木々に囲まれた古民家調の店舗

内観の写真

靴を脱いでゆったり寛げます

ほおずき膳の写真

「ほおずき膳」(2,280円)。そばのおいしさはもちろん、炊き込みごはんやカラッと揚がった天ぷらなど、手作り惣菜のおいしさも人気

そばの写真

そばの風味がしっかりと感じられ、のどごしも豊かな細めの麺。女性や高齢の方も食べやすいと好評

コロッケの写真

前菜で出されるおからコロッケは、密かな人気メニュー

あげの写真

このあげも、お店で豆乳から手作りされている一品

店舗出入口の写真

店名の「ほおずき」は、ご主人が好きなギタリスト・中川イサト氏の「ストロベリートマト」(食用ほおずきの意)というタイトルの楽曲が由来

スポット情報(2020年11月27日現在)
スポット名 そば処 ほおずき
住所 熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松3890-3
電話番号 0967-62-8140
営業時間 11:30~14:30(OS) ※売り切れ次第終了 ※夫婦2人で営業しているので、待ち時間まで見越して来店を
休み 水・木曜
座席 24席
駐車場 20台

そばの生育に適した立地と、伏流水が作り出す阿蘇のそばの魅力。今回ご紹介したお店以外にも、阿蘇の全域にさまざまなこだわりを持ったそば店があるので、現地でしか味わえないおいしさを、ぜひ体感してくださいね!


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中川千代美

長崎生まれ、熊本在住。地方出版社に勤めたのち、「チヨミ編集事務所」として独立。地域の子育て情報誌や生活情報紙をはじめ、幅広いジャンルの編集・ライティング・企画を手がける。食欲・物欲・お出かけ欲・温泉欲・ビール欲が赴くままに熊本・九州を駆け回る日々。趣味は二胡。

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