熊本で味わう！懐かしのナポリタン3選

跡部千夏

2019年10月25日熊本市エリアグルメパスタ洋食喫茶店

喫茶店の王道メニューと言えば、なんと言っても“ナポリタン”。時代が変わっても、求めるのはあの昭和風の懐かしい味わい。お腹だけでなく心も満たしてくれる、熊本のナポリタンをピックアップしました。

・喫茶ほんだ
・喫茶アベニュー
・ニュースペイン館

喫茶ほんだ

南区良町の一角にある洋風な趣の喫茶店『喫茶ほんだ』。ここの名物「伝説のナポリタン」の異名を持つ、熱々の鉄板で運ばれてくるナポリタン（630円）は、麺の周囲を卵で固める“名古屋風”で、そこに牛乳を加えることで絶妙な甘さが生まれる。この溶き卵を少しずつ麺と絡めながら味わう。味付けは、塩胡椒とケチャップといたってシンプルなもの。しかしシンプルながらも、塩は酵素塩を、熊本ではなかなか流通していない、甘みとまろやかさを加えるケチャップを使用するというこだわりが込められている。

ナポリタンは“並”でもなかなかのボリュームを誇るが、大盛り(+100円)はなんと5割増に！

入り口すぐにはカウンター席、奥にはテーブル席がズラリと並ぶ。漫画が多いことも特徴で、お客さんが置いていったものや、リクエストに応えてシリーズを揃えているものもあるのだとか

もはや伝説級の味わいを40年近く守ってきた本田さん。「伝説のナポリタン」を求めて、県外からのお客さんが徐々に増えてきているのだそう

スポット情報（2019年10月25日現在）
店舗名	喫茶ほんだ
住所	熊本市南区良町5-20-11
電話番号	096-378-7900
営業時間	10:30～20:00（OS19:30）、木曜10:30～16:00（OS15:30）
定休日	日曜、不定
駐車場	15台
カード	不可

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喫茶アベニュー

旧国道57号線沿いに立つ、毎日来店する人もいるほどファンが多い『喫茶アベニュー』。数あるメニューのなかでも有名なナポリタンは、少しピリッとした辛味が一瞬訪れた後に、卵のほのかな甘みが優しく広がる一品。大人も楽しめるこの“ピリッと感”は、ケチャップやウスターソースなどの調味料を配合した特製ソースにアクセントとして加えられた、マスタードと香辛料によるもの。二代目店主・大野さんがお父様から引き継いだ歴史ある味が、いまなお多くの人を魅了し続けている。

ナポリタン（単品730円、ランチ単品650円、サラダ・ドリンク付セット780円）を堪能した後は、食後の手作りデザート（単品300円、食事注文で120円）がオススメ

『喫茶アベニュー』の魅力は、昭和56年の創業以来、周囲の環境が大きく変化しても変わらずそこに在り続ける安心感と、愛情溢れる手作りメニューの数々にあるようだ

軽食をはじめ、定食や単品メニューが幅広く揃い、人気の鉄板やきそばやデザートに使用するソースまで、同店のオリジナルだというから驚き

スポット情報（2019年10月25日現在）
店舗名	喫茶アベニュー
住所	菊池郡菊陽町津久礼2817
電話番号	096-232-2511
営業時間	9:00～19:00（OS18:30）、ランチ11:00～14:00
定休日	水曜
駐車場	20台
カード	不可

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ニュースペイン館

海外を彷彿とさせる佇まいの『ニュースペイン館』は、100種類以上を誇るメニューで、県民の心とお腹を長年支えてきた温かい存在。ここで提供しているのは、“ザ・ナポリタン”と呼びたくなる、ケチャップのノスタルジックな味わいが溢れるナポリタン（907円）。トマトケチャップをベースに、塩胡椒、オリジナルのコンソメスープ、そして隠し味に白ワインを加えて、スッキリとした甘さとまろやかさを出した逸品だ。麺は乾麺を使用し、注文を受けた後に茹でることにより十分なコシを楽しめる。

喫茶世代も絶賛する、“ザ・ナポリタン”。また恋しくなる味わいに、リピーターが絶えないのも納得

幅広い層の来店はもちろん、特に喫茶を愛する世代から、「懐かしい」と支持を集めているという『ニュースペイン館』

「笑顔」がモットーの店主・平山さんの笑顔に、背中を押されること間違いなし。SNSで話題を集めている人気のパフェも必食！

スポット情報（2019年10月25日現在）
店舗名	ニュースペイン館
住所	熊本市北区楠野町1380
電話番号	096-245-0919
営業時間	11:00～22:00（OS21:00）、ランチ11:00～14:00
定休日	水曜
駐車場	23台
カード	不可