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旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

夏の熊本旅におすすめ~撫で杉体験~

くまもっと編集部

阿蘇エリア 自然 体験・アクティビティ 癒し

熊本の遊びや体験の予約サイト「くまもっと旅行社。」で、7月1日~9月30日までので販売されている「撫で杉体験」にチャレンジしてきました。小国杉に囲まれた里山で、杉に触れながら自然と向き合うひとときは格別。日々の喧騒を離れ、心と体を癒やす時間を過ごしてみませんか。

撫で杉体験とは

 熊本県の小国町で育った、きめ細かな木目と美しい色合いが特徴の良質な木材「小国杉」を使った新感覚のアクティビティ。職人の話に耳を傾けながら、木の質感や香りを楽しみつつ、手のひらサイズの杉材を丁寧に磨いていきます。磨いて、撫でて、愛でながら、自分だけの「撫で杉」を育てていく体験です。
※体験は事前予約制。詳細は記事後半で紹介しています。

小国町里山に囲まれた「かける木工舎」

熊本市内から車で約2時間。ミルクロードなど阿蘇の雄大な景色を楽しみながら進むと、杉林に囲まれた小国町へ到着します。さらにそこから国道387号線を大分方面へと進み、途中の脇道から左折、さらに木々に包まれた静かな道をゆっくり進むこと約10分。今回の体験場所「かける木工舎」です。到着を目前にしたところで、突然キジが目の前を横切り思わずびっくり。そんな、自然の豊かさを感じられる場所にあります。

今回レクチャーをしていただくのは..

今回レクチャーしていただくのは、「かける木工舎」の家具職人。木工ワークショッププランナーの當房(とうぼう)こず枝さん。手を動かしてものを作ることが好きだったことから家具職人を目指して、長野県で技術を磨いたそう。「もっと気軽に木に触れられるようにしたい」「撫でるためだけの木があってもいいのではないか」という想いから、この「撫で杉」体験を考案したそうです。

  • 當房さん達が作った作品
  • 窓にも作品が並んでいます

古民家をリノベーションした工房内は小国杉がふんだんに使われていて、ふわりと木の香りが漂います。窓の外には鮮やかな緑が広がり、小鳥やカエルの鳴き声が響く心地よい空間。豊かな自然に包まれながら、撫で杉体験がスタートします。

撫で杉体験スタート

体験の最初に行うのは木選び。テーブルいっぱいに並べられた杉材の中から、自分のお気に入りを見つけます。実はこの木材、家具を作る際に出る小国杉の端材が使われていて、一見同じように見えても、木目や色合い、太さはさまざま。一つ一つ異なるため、どの木にしようか悩む時間も楽しいひとときです。
今回使用する木材は、當房さんの手によって写真右側の「1」から「4」の状態まで加工されています。参加者はここから紙やすりを使って丁寧に磨き上げ、最終的に「5」の状態を目指します。

約90分の体験では、最初に120番の紙やすりをあて木にセットして杉材を磨き始めます。その後は、180番、240番、320番と徐々に目の細かい紙やすりへ替えながら、表面をなめらかに整えていきます。當房さんによると、杉は木材の中でも比較的柔らかいため加工しやすく、削る感触も心地よいのだとか。

最初の工程は、120番の紙やすりを使って20〜30分ほどかけて杉材を磨きます。木の繊維に沿って往復させながら、木目の筋や表面の粗い部分を丁寧に削っていきます。強く押し付ける必要はありませんが、木の繊維に沿って一定の力でしっかりと磨くのがポイント。底の部分も同様に磨き、段差をなくしながらなめらかな下地を作っていきます。

無心で紙やすりをかけていると、角ばっていた部分が少しずつ丸みを帯びてきました。写真は左が紙やすりがけ後、右が紙やすりがけ前。表面の粗さが取れ、手触りも見た目も大きく変化しました。このワークショップは午前と午後のそれぞれ1組限定で開催されるため、自分のペースで体験できるのも魅力。當房さんから丁寧なアドバイスを受けながら進められるので、細かな部分までこだわりたい方も納得いくまで磨き続けることができます。

続いて使用するのは、180番、240番と徐々に目の細かい紙やすり。この工程からは木を削るというより、表面を磨いて整える作業へと変わります。そのため、最初に使用したあて木は使わず、紙やすりだけを手に持って磨いていきます。180番の紙やすりで約10分間磨くと、木肌はぐっとなめらかに。体験開始時のざらつきはほとんどなくなり、すべすべとした心地よい手触りへと変化していました。

外での体験も可能

撫で杉体験は屋内だけでなく屋外でも可能とのことで、今回は途中から外へ。木々の緑に包まれた空間に腰を下ろし、自然の音をBGMに作業を続けます。小国町は湿度が比較的低く、熊本市内よりも涼しいため、夏でも快適に過ごせます。さらに「かける木工舎」の下には川が流れており、川辺で体験することもできます。川のせせらぎと小鳥のさえずり。ふと足元を見るとキノコが生え、栗の実が落ちているなど、里山ならではの風景に包まれながら、ただただ杉を撫でる...。これ以上の至福の時間はありません。

撫で杉完成

ついに撫で杉が完成。すべすべとした心地よい手触りと、小国杉のやさしい香りに思わず何度も撫でたくなります。しかし、撫で杉づくりはこれで終わりではありません。當房さんによると、自宅に持ち帰った後も、水で少し湿らせて乾かした後に320番のやすりで磨くことで、さらに手触りが良くなるそうです。完成した撫で杉は、デスクに置いて仕事や勉強の合間に眺めたり、そっと撫でて気分をリフレッシュする効果も。手のひらや肩、腕などをやさしくマッサージする道具としても活用できますよ。

番外編 可愛いネコに癒される

今回の体験で絶景や木の香りとともに癒やされたのが、「かける木工舎」で暮らす黒猫のペロちゃんです。人懐っこい性格で、足元にすりすりと寄ってきたり、そばでのんびり過ごしたりと、愛らしい姿を見せてくれました。豊かな自然の中で木と向き合い、時には猫にも癒やされる贅沢な時間。運が良ければ、訪れた際にペロちゃんがお出迎えしてくれるかもしれません。

体験を終えて

里山に囲まれた絶景の中で体験する「撫で杉」はとても贅沢な時間でした。ちなみにこちらの「撫で杉」は星野リゾートの界阿蘇のアクティビティでも採用されており、今までに600人以上の方が体験されたそう。この夏、アスファルトやデジタル機器から少し離れて大自然の中で木に触れるという体験をぜひしませんか。
 

 

体験スポット情報

 
体験名 小国杉に囲まれた里山で行う 撫で杉体験
住所

かける木工舎
(阿蘇郡小国町西里1608-2)

料金 8,800円(大人・小人料金同額)
開始時間 ①10:00 ②13:30 ※所要時間約90分
予約はこちらから 小国杉に囲まれた里山で行う 撫で杉体験

くまもっと編集部

熊本をあいしてやまない「くまもっと編集部」。必見の熊本定番スポットから知る人ぞ知るこだわりの情報まで何でも知ってるモン。

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