熊本マンガアーツで楽しむマンガのペン入れ体験×オクロック熊本歌劇団

マンガやアートに触れながら、華やかな舞台公演まで楽しめる場所が熊本にあるのをご存じでしょうか。熊本マンガアーツは、作品を「観る」だけではなく、文化やエンターテインメントを「体感する」ことができる施設です。館内ではマンガやアートの展示を楽しみ、その後は「オクロック熊本歌劇団」のステージへ。熊本ならではの魅力が詰まった、注目のカルチャースポットを訪れてみました。
熊本マンガアーツとは
「このマンガがすごい!2019」オトコ編第5位に選ばれた"終末のワルキューレ”を生み出した月刊コミックゼノンをはじめ、マンガの編集・制作を手がける株式会社コアミックスが運営する施設。マンガ県くまもとの新たな発信拠点として、「読む」だけでなく、「描く・創る・体験する」を通して、マンガの魅力を五感で楽しめます。
ここでしか手に入らない限定グッズの販売をはじめ、プロの漫画家になった気分で楽しめるペン入れ体験や、マンガの世界が目の前で動き出すような舞台観劇など、多彩なコンテンツがそろっています。マンガファンはもちろん、大人から子どもまで楽しめる、熊本ならではの新しいカルチャースポットです。


熊本マンガアーツは、熊本市中心部の繁華街にあります。アクセスも良好で、熊本市電「通町筋」電停を降りるとすぐ。目の前に現れる大型デジタルサイネージやマンガのイラストが目印です。



店舗は地下にあり、階段を下りるとマンガの世界へ。館内には、漫画やアート作品が並ぶショップ、漫画のペン入れ体験ができる体験スペース、オクロック熊本歌劇団の劇場の3つのエリアが設けられています。
ショップには、コミックや人気作品のグッズ、複製原画など、マンガファンにはたまらないアイテムがそろっています。また、「北斗の拳」をはじめとするアート作品を鑑賞できるほか、期間限定の企画展示も開催。企画展示は定期的に内容が入れ替わるため、訪れるたびに新たな発見があります。
マンガのペン入れ体験


同館を訪れたら、ぜひチャレンジしたいのが「漫画のペン入れ体験」。プロの漫画家も愛用するGペンとインクを使い、薄く下書きされた原稿に実際にペン入れができる体験です。ショップの一番奥にある体験スペースは、「北斗の拳」の主人公・ケンシロウの銅像が目印。迫力満点の姿で来館者を迎えてくれるので、記念撮影スポットとしてもおすすめです。
まずは原稿選びから

ペン入れ体験スペースは店内の一番奥にありますが、まずはショップの入口のカウンターで体験に使用する原稿を選びます。
対象作品は、「北斗の拳」「シティーハンター」「キャッツ♥アイ」「終末のワルキューレ」「ワカコ酒」など、マンガ好きにはたまらないラインアップ。作品ごとにさまざまな原稿が用意されているため、「どれにしよう」と迷ってしまうほどです。今後も対象作品は順次追加される予定とのことで、何度訪れても新しい楽しみが待っています。
ペン入れ体験スタート(まずは練習から)
原稿にペン入れをする前に、マンガアーツのスタッフがGペンの持ち方や線の描き方、インクの付け方を丁寧に教えてくれます。練習は、まず直線を描くことから。Gペンの使い方に慣れてきたら、曲線や渦巻き状の線、図形などへと少しずつステップアップしていきます。初心者でも無理なくコツをつかめるので、安心して本番に臨めます。
いよいよ原稿にペン入れ


今回は、「ワカコ酒」と「北斗の拳」からチョイス。Gペン以外にも、丸ペンや太いとこを描く際に使用するペン、修正時に使用するホワイトなどを手元に置きながら進めていきます。
ペン入れ体験が始まると、自然と黙々と手が動きます。大好きな作品の原稿を目の前にすると気分も高まり、真っ白だった原稿が一本一本の線で表情を変えていく様子に、漫画制作の奥深さを感じられます。

ついに完成!「ワカコ酒(左)」は約2時間30分、「北斗の拳(右)」は約3時間かかりました。熊本マンガアーツのスタッフによると、ペン入れ体験にかかる時間は人それぞれで、進み具合には個人差があるそう。観光などで予定の時間が近づき、会場で完成できない場合でも、インクとGペンは持ち帰ることができるため、自宅で続きを仕上げることができます。


また、体験中の様子をタイムラプス撮影できるスタンドが全席に設置されており、備え付けのiPhoneで撮影できます。体験後に受け取るQRコードから動画をダウンロードできるため、漫画制作に夢中になる様子を思い出として残したり、SNSで家族や友人とシェアしたりできます。また、この体験は屋内で行われるため、天候や気温を気にせず快適に過ごせるのも魅力です。
オクロック熊本歌劇団で観劇体験
オクロック熊本歌劇団とは


冒頭で紹介したコアミックスが熊本を拠点に旗揚げした、女性だけのエンターテインメント劇団です。歌やダンス、迫力ある殺陣(たて)など、多彩なパフォーマンスを通して作品の世界観を表現しています。現在は、「前田慶次 かぶき旅」を原作とした3作品に加え、全国のセブン-イレブンで冊子が無料配布されている「森の戦士ボノロン」を題材にしたファミリー向け公演の計4作品を上演しています。今後も新たな演目の追加が予定されており、リピーターも楽しめる劇場です。
観客との距離が近い劇場


劇場はマンガアーツの館内に入ってすぐ右手にあります。劇場内には全150席を完備。観客席と舞台の距離が近く、最前列では役者の息づかいまで感じられる臨場感を味わえます。また、演目によっては役者が客席の通路を使って演じる演出もあり、舞台との距離の近さを生かした、迫力ある演出を楽しめます。

演目の見どころの一つが、舞台の最前面に設置された「FusionWall」と呼ばれる特殊な透明スクリーンです。写真では分かりづらいかもしれませんが、非常に透明度が高く、映像と実際の舞台を融合させた迫力ある演出を可能にしています。FusionWallに映し出された映像は、まるで舞台上に存在しているかのように見え、登場人物と映像が織りなす立体的な演出を楽しむことができます。敵との戦闘シーンなどでは、映像と舞台が一体となり、物語の世界観をよりリアルに感じられます。
演目中は、歌やダンス、ショー、刀を使ったアクションなど、目が離せない演出が盛りだくさん。拍手や手拍子が自然と沸き起こり、会場全体が一体感に包まれます。さらに、舞台の幕には漫画のキャラクターや作品の場面が映し出される演出もあり、漫画と演劇が融合した、この劇場ならではの世界観を楽しめます。
演目内で写真・動画撮影可能な部分も
原則として劇場内での写真や動画撮影・録音はできませんが、公演中に写真・動画撮影が可能な曲があります。役者さんからのアナウンスがあった後は、写真・動画ともに撮影OK。迫力ある歌やダンスを映像に残せるので、帰宅後も公演の余韻に浸れます。
終演後は、役者さんたちが客席を回って挨拶をしてくれます。この時間も写真撮影が可能で、カメラを向けるとポーズを決めてくれることも。最前列や通路側の席でなくても、役者さんたちは客席へ積極的に目を向け、アイコンタクトを交えながら笑顔で挨拶してくれるため、ファンにはたまらないひとときです。


オクロックを初めて観劇する人には、「観劇初陣シール」と「チェキチケット」のプレゼントがあります。「観劇初陣シール」は、「初めて観劇しました」という目印になるシール。見えやすい場所に貼っておくと、役者から特別なファンサービスを受けられるかもしれません。
また、「チェキチケット」を利用すれば、公演終了後にお気に入りの役者とチェキ撮影ができます。通常2,000円のチェキチケットが初回観劇時には無料でもらえるので、旅の思い出として記念の一枚を残せます。
観劇に訪れる人はリピーターも多く、その約8割が熊本県内からの来場者。舞台ファンはもちろん、漫画の原作を知らない人でも楽しめる内容となっています。
熊本観光の新たな楽しみ方として、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
| スポット名 |
熊本マンガアーツ |
|---|---|
| 住所 |
|
| 電話番号 | 080-9054-3701 |
| 営業時間 | 11:00~18:00 ※夜公演実施時は除く |
| 料金 |
①漫画のペン入れ体験 5,000円(当日1時間前まで予約可。席に空きがあれば飛び込みでも体験可能) |
| 休館日 | 水曜 |
| 関連サイト | 熊本マンガアーツ 漫画ペン入れ体験予約サイト |

































