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無人島で海鮮三昧! 漁船に乗って、八代舟出浮きを体験

くまもっと編集部

県南エリア 八代 体験・アクティビティ 家族連れ 乗り物

珍しい海のレジャーを楽しみたい! 新鮮な海の幸もたっぷり味わいたい! その両方が満喫できる「やつしろ舟出浮き」をご存じですか? かつて八代のお殿様が遊んだという舟遊びがルーツの体験型レジャーで、「海のピクニック」という意味もあるそう。“これは楽しいに決まってる”という事で、実際に体験してその魅力を探ってきました。
 

やつしろ舟出浮き(ふなでうき)とは…

球磨川河口に広がる八代海で行われている特別なレジャー。八代のお殿様が鉾突きという漁法で遊んでいた“舟遊び”が始まりで、地元の漁師さん所有の漁船に乗り込み、伝統漁法を見学して、無人島に上陸するというもの。島では、鮮度抜群の海の幸を使った「漁師めし」が存分に味わえるのも魅力です。
所要時間は約3時間半。毎年4月~11月までの期間限定で楽しむことができます。
 

漁船に乗って、八代海へ出航!

集合場所は八代港にある船乗り場。全部で3ヶ所あり、乗船する船によって場所が異なります。
それぞれに駐車場もあるので車でも安心ですよ。
 

やつしろ舟出浮きの魅力は、実際に漁で使用されている現役の漁船に乗船できるところ。
この日は、やつしろ船出浮き組合の生川組合長が所有する「吉栄丸」に乗船させてもらいます。漁船に乗るのは初めてで、何だかドキドキ。
 

八代港を出港した船は、途中、漁場(定置網)に立ち寄って、そのあと無人島へと進む予定。
船の上ではライフジャケットの着用を忘れずに。
 

八代海にいざ出航! 海風を感じながら、しばしクルーズ感覚で八代海とその周辺に広がる景色を堪能しましょう。
波の音や潮の香りを近くで感じることができるのは、海と距離が近い漁船ならでは。
 

迫力満点の伝統漁法を見学。大きなイカがスミを吐く!

出航して15分ほどすると漁場に到着。ここからは、普段見ることができない漁師さんのお仕事(定置網漁)を間近で見学させてもらいます。

まずは、3日前に仕掛けたという網の引き上げ作業から。複雑にからまった網を漁師の生川さんが丁寧に、そして手際よく引き上げていきます。その様子は迫力満点で、網が上がるにつれて「何が出てくるんだろう?」と期待が高まります。
 

すると海面に何かが…。
網に入っていたのは、見事な大きさのイカ。紋甲イカです。

季節によって採れる魚や漁法が変わるそうですが、取材した5月はイカが最盛期。多い日は約2時間で50~60匹ほど採れるそうです。ちなみに6月からはワタリガニ漁が始まるようで、こちらも楽しみですね。
 

見てください、この大きさ! 2Kgはありそうです。
網から外したイカは、鮮度を保つため、すぐに水槽へ。鮮度が良すぎて、水槽の中でも跳ね続けています。
 

網にかかったイカは、メスとオスの2匹。
「メスの後には、だいたいオスが一緒にかかっとる」と生川さん。どうやらオスはメスを追ってくるそうで、モテるメスの後には、2~3匹のオスがかかってる事もあるのだとか。漁師さんから直接、魚や漁に関するエピソードが聞けるのもこの体験の醍醐味です。
 

複雑に絡まった網から魚を外す作業は、生川さんと奥様のお二人で。イカを獲るための網は、異なる目合いの網を3枚重ねにしたものが使われていて、その網からイかを外すのが一苦労だそう。それでも網目を広げながら、器用に素早く外す姿はさすがプロ。息の合った流れで、お二人の作業を見てるだけで楽しくなります。
 

舌平目や鱧、チヌ(クロダイ)、ガラなど、この日の網にはイカ以外にもたくさんの魚が入ってました。
「鱧の歯は鋭いけん、嚙まれると危なか」と生川さん。獲れた魚を手に取って、色んな情報を教えてくれます。漁師さんだからこそ知る豆知識も話も聞けますよ。
 

今回事前に「イカがスミを吐くので、汚れてもいい服でお越しください」とアナウンスがあり、カッパを着て参加した人も多かったのですが…。その洗礼はいきなり訪れます。
生川さんがイカを持った瞬間、イカが勢いよくスミを噴射! 一面が真っ黒に。パンツや靴にスミが飛んできた人、カッパを着ていてセーフだった人と様々。その圧倒的なパワーとスピードに驚く瞬間です。
 

無人島に上陸。絶品の漁師飯をいただきます

船上で迫力ある漁を20~30分見学した後は、いよいよ無人島へ向け再出航。
八代海に浮かぶ3つの島・三ツ島の真ん中にある「中ノ島」へと向かいます。写真右側に見えているのが中ノ島です。
 

約10分ほどすると、中ノ島の桟橋が見えてきました。

 

桟橋を通って、中ノ島に上陸!
島には休憩所やトイレ、かまど、野外テーブルなどが設置されていて、無人島ですが、快適にアウトドアが楽しめるようになっています。
 

島に上陸すると、お待ちかねの昼食の時間!お腹もペコペコです。
ピクニック気分でゴザを広げて、漁師さんによるふるまい料理をいただきます。
 

じゃじゃーん。最初に出てきたのは、獲れたばかりの新鮮なイカの刺身。お隣には高級魚・ヒラメの刺身も! 一口食べると、とにかくコリコリ、プリップリの食感。鮮度が違います。
あまりの美味しさに箸が止まらない! でも豪快に盛られているので、食べても食べても減らない、という嬉しい悲鳴。何とも贅沢です。
 

次に運ばれてきた漁師飯は「海鮮BBQ」。焼いたイカも、エビも、とにかく絶品。
 

鱧のすり身やタコ、エイヒレなど、滅多にお目にかかれない食材を使った揚げ物も登場。鮮度抜群だから、揚げるとさらに美味しくなるに決まってます!
 

さらに料理は続き、パスタや南蛮漬け、煮物、天ぷら…。食べているそばから新しい料理が増えていくおかしな現象に…。
全部の料理が美味しいので、お腹いっぱいなのについつい箸が伸びてしまいます。
 

漁師飯の最後を締めくくるのは、プリプリのタコがたっぷりと入ったタコ飯。
これもまたお腹いっぱいなのに、不思議とお腹の中に吸い込まれていきました(笑)。ごちそうさまでした!!
 

(左)ちなみに、無人島だからトイレが心配…、という女性も多いですよね。でもご安心を。こちらの島にはきれいに管理された様式のトイレが完備されています。
(右)食事の後は、小さな魚を探したり、貝殻を拾ったり…。ちょっとした海遊びを楽しんでもOK。
 

無人島での滞在は約2時間。食べて、遊んで…、楽しい時間はあっという間に過ぎて、島にお別れする時間です。
再び漁船に乗り込んで、港へと戻ります。
 

定置網漁の見学と、無人島での漁師飯…、どちらも大満足の体験でした。
参加する時期によって出会える魚や見える景色が違ってくるので、今度はまた別の季節に訪れるのもいいも知れませんね。
非日常の経験が満載の「やつしろ舟出浮き」、一度参加してみる価値大ですよ!
 

やつしろ舟出浮きの予約方法

■期間/令和8年4月11日~令和8年11月30日(月)
■料金
 ①お土産ありプラン・・・43,000円(5人まで)  ※1人追加ごとに6,000円
 ②お土産なしプラン・・・38,000円(6人)    ※1人追加ごとに6,000円
 ※未就学児 1,500円 / 小学生 3,000円 / 中学生以上は大人料金
 ※「お土産」は獲れた場合の魚介類を一人2匹程度

■予約・問い合わせ先
八代観光案内所  TEL:0965-32-2436

■詳細はコチラから↓
https://jf-yatsushiro.com/funadeuki(八代漁業協同組合)


 

くまもっと編集部

熊本をあいしてやまない「くまもっと編集部」。必見の熊本定番スポットから知る人ぞ知るこだわりの情報まで何でも知ってるモン。

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