つなぎワンダーランドで知る、津奈木町の魅力
つなぎワンダーランドとは
熊本県津奈木町は、約40年も前からアートを大切にしてきた町。
環境にやさしい農産物の栽培にも取り組んでいて「自然に優しい・からだに優しい」美味しい食べ物がたくさんあるんです。
11月9日~10日に行われた「つなぎワンダーランド」は、オリジナルアートを作ったり、津奈木町で育った採れたての食材を使った美味しい料理を味わったり、津奈木町の魅力を五感で味わうイベントです。
そのイベントの一つ「つなぎアート・アフタヌーンティー」を通して、津奈木町の魅力をご紹介します。
あん・さんく
「つなぎアート・アフタヌーンティー」では、全てのデザートに津奈木町のこだわりある食材が豊富に使われており、ロールケーキにはくまもとふるさと伝統野菜である赤崎からいもを、マカロンにはパッションフルーツを、趣向を凝らしたスイーツが並びます。
アフタヌーンティーで提供されたスイーツは、国内外のメディア、雑誌に数多く取り上げられる「MAISON GIVREE 」の江森さんと、津奈木で唯一のケーキ屋「あん・さんく」の長友さんが制作しています。
「あん・さんく」で通年販売されている甘奈津パイも、今回のイベントで提供されていました。
「あん・さんく」は地域の柑橘類を使ったスイーツが自慢で、今回のスイーツにもキウイや栗など、津奈木町の柑橘が使用されています。
うまかもんお土産コンテストで最優秀賞を受賞した「甘奈津パイ」は、お土産にぴったりな「あん・さんく」を代表する一品。芦北地域の特産品である甘夏ピールを生地に練りこみ、パティシエがひとつひとつ、丁寧に焼き上げています。
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熊本・津奈木町 お菓子の国あん・さんく
ティーサロン和の香
アフタヌーンティーに欠かせない紅茶を入れるのは、ティーサロン和の香の大塚佳寿子さん。
紅茶の本場であるイギリス唯一の茶類の資格認定プログラムの日本校で資格を取得した和紅茶コーディネーターとして、芦北町のご自宅で和紅茶講座開講しています。
ご自身の講座でも「あん・さんく」のスイーツを使用しているそうです。
芦北・水俣地域の4つの製茶園がタッグを組んだ、みなまた和紅茶四天王と共に、みなまた和紅茶を広める活動も行っています。
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和紅茶サロン 和の香
お茶のカジハラ
アフタヌーンティーの紅茶は、芦北町にある「お茶のカジハラ」から、昔ながらの釜炒り茶と和紅茶の2種が提供されました。
「お茶のカジハラ」の紅茶は、2022年に世界のお茶の品評会「THE LEAFIES」にて、最高賞である「Best in Show」を受賞しています。
梶原さんが津奈木の放棄茶園を再生し手がけた、百年在来釜炒り茶。
お茶の栽培が盛んだった明治時代に、山を開拓し実生で栽培された在来種だったそうで、樹齢百年以上となる木から茶葉を積み、昔ながらの釜炒り茶に仕上げています。
香りは爽やか、雑味がなく、だけれど力を感じる山茶らしい味わいです。
>過去の紹介記事
世界が大注目 みなまた和紅茶のひみつ
つなぎ美術館
今回のイベントが行われたつなぎ美術館。
津奈木町はアートによる町づくりに取り組んでおり、その拠点としてつなぎ美術館は開館しました。熊本県ゆかりの作家による作品やタイ山岳民族の衣装など約450点を収蔵しています。
美術館併設のモノレールに乗れば、津奈木のシンボルともいえる重盤岩のすぐそばまで行けます。
不知火海を一望でき、紅葉狩りやハイキングにもぴったりのスポットです。
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