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旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

熊本旅で立ち寄りたい、おすすめのバー3選

くまもっと編集部

熊本市エリア バー 地酒

ライトアップされた熊本城を眺めながら、繁華街をそぞろ歩き。ふらっと立ち寄った店では美酒に酔いしれる…。熊本の夜は、旅人を惹きつける魅力に溢れています。なかでもオススメは“県産酒&県産食材を使ったお酒”が味わえるバー。熊本は水の国とも言われ、各エリアで日本酒や焼酎、ワイン、ウイスキーなどのお酒が生まれています。そんな県産酒を独自のスタイルで提供する、熊本市中心街のバーをご紹介します。

・夜香木(やこうぼく)
・球磨焼酎バー 69spirits(ロック スピリッツ)
・Bar Calme(カルム)

 

夜香木(やこうぼく)

城下町の香りを残しながらも、新旧のショップが軒を連ねる熊本の繁華街「上通り」。その裏通りとなる「上乃裏(かみのうら)」エリアに、国内はもとより、海外からも多くのゲストが訪れるバーがあります。それが「Bar 夜香木」。2023年に九州ではじめて、バー業界のアカデミー賞とされる「ASIA’S 50 BEST BARS」のアワードで84位にランクインした注目の一軒です。
 

築150年の旅館をリノベーションした建物の1階、石畳のアプローチを進むと右側が入口というスタイル。一瞬、壁と見間違えそうになる木製の引き戸をドキドキしながら開けると…
 

そこには非日常の中にも、肩肘張らずにくつろげる居心地の良い空間が広がっています。
店内は約15名ほどが入る広さ。華麗な手さばきでカクテルが作られる様子が見れるカウンター席は、一番の特等席です。
 

代表を務めるのは日本屈伸のバーテンダー、木場進哉(こばしんや)さん。世界最大級のカクテルコンペティション「DIAGEO WORLDCLASS(2021年)」で日本チャンピオンになり、世界大会にも出場した経歴を持つスペシャリストです。
「“バーは緊張する”と感じる若いお客様でも、カジュアルに楽しめる場所を提供したい」と話す木場さん。その言葉通り、同店にはチャージ料というシステムがなく、逆に味の特徴や料金、アルコール度数が記されたメニュー表が存在するのが特徴。この安心感こそ、20~30代のゲストに支持される理由のひとつになっています。
 

メニュー表にある12種類のカクテルのレシピは、完全オリジナル。2020年1月のオープン以来、「ここでしか飲めないカクテル」をコンセプトに、熊本県産のお酒やハーブ、果物、花など、地元ならではの素材を使った独創的な一杯を提供し続けています。ジンやリキュールといったベースも、ほとんどが自家製だそう。
 

人吉市・高橋酒造のジン「BEAR'S  BOOK」と、宇城市戸馳島のパッションフルーツを使ったマティーニ「Kumamon 007」。40度と同店では最もアルコール度数が高いカクテルですが、保冷性が高い鈴の器に入れて、マイナス10度で提供されるので、口あたりはとてもまろやか。
 

店名を冠した「Yakoboku」は、ほのかなジャスミンの香りと、爽やかな甘さが感じられる魅惑のカクテル。夜に強い香りを放ち、虫たちを引き寄せる花・夜香木(別名ナイトジャスミン)の花の香りを再現した一杯で、この味を目当てに来店するゲストも多いとか。
 

(左上)カクテルは1杯1700円~2000円、ノンアルコールは1500円~。11月末からは、金木犀のカクテルも期間限定で登場。(左下)上天草産の晩柑とアーモンドプラリネで作ったチョコレート「Bankan」。他にも、ドライみかんや炙り燻製チーズなどのバースナックが揃います。
(右上)県内で活躍する陶芸作家の器で頂くのも、また贅沢。(右下)奥にはくつろぎのテーブル席もあり。
 

スポット情報(2024年11月1日現在)
スポット名 夜香木(やこうぼく)
住所 熊本市中央区南坪井町5-21-1F
電話番号 090-8408-5211
営業時間 18:00~24:30(OS24:00)
※20:00までは予約も可
休み 不定(月に1~2回)
※Instagramで事前告知されます
関連リンク 夜香木のInstagramはこちら(外部リンク)

球磨焼酎バー 69spirits(ロックスピリッツ)

熊本で味わいたい銘酒のひとつ「球磨焼酎(くましょうちゅう)」。ワインのボルドー、ウイスキーのスコッチのように、世界貿易機構(WTO)により、生産地の土地名を冠することができるGI(地理的表示)が認められた米焼酎です。
熊本市役所近くにある「69spirits」は、その球磨焼酎を専門に扱うバー。お店はビルの地下1階にあるのですが、目印は写真の小さな看板のみ。運よくたどり着いた人だけが入店できる、そんな場所でもあります。
 

地下へと続く階段を下りたら、突き当たりにあるドアを開けてみてください。するとようやく、球磨焼酎と書かれたタペストリーが出現。ここが目指していたバーだと確信できるはずです。
 

店内に足を踏み入れると、そこはまるで球磨焼酎の宝箱。棚には球磨焼酎の全蔵元(27蔵元 ※現在1ヵ所は豪雨被災により休業中)のボトルが所狭しと並び、色んな角度からゲストを迎えてくれます。
 

定番から滅多にお目にかかれない限定酒、50年以上前の古酒まで、その数何と220~230種類! 地元の酒屋でも、これほどの種類が集まるところはまずないはず。ちなみに焼酎は、球磨川の上流にある蔵元から順に、S字の配置で並んでいるそうで、目で追いながら焼酎を頂くのも、また楽しい。
 

バーを営むのは、元新聞記者という経歴を持つ「星原克也(ほしはらかつや)」さん。球磨焼酎の魅力を多くの人に伝えたいと、2017年にお店をオープン。その後、人吉球磨に何度も足を運び、作り手と交流をしながら人脈を作ってきたといいます。同店に入手困難な銘柄が多く揃うのは、その努力の賜物。作り手の心意気を知る星原さんだからこそ、提供できるのです。1杯の焼酎とともに、球磨焼酎の物語も学べる…、そんな唯一無二の場所になっています。
 

球磨焼酎が初めての人には「3種類飲み比べセット(600円~)」がオススメ。常圧蒸留、減圧蒸留、樽熟成と、タイプの違う焼酎の中から3種類をセレクトして、おちょこ(チョク)で提供してくれます。
蔵元だけでなく、銘柄によっても味が全く違うので、まずは自分の好みのテイストを探してみて。
 

「球磨焼酎そのものの味を知ってもらいたいから、基本、加工はしません」と星原さん。ロックの場合、県内の若手陶芸作家が手掛けたグラスに氷を入れて、氷が少し柔らかくなった頃に、ボトルから直接、焼酎を注ぐのが「69spirits」流。
 

写真は六調子酒造の「六調子 青(長期貯蔵7年熟成酒)」。切れ感があって、ロックに最適な一杯。

同店では1杯ごとのオーダーのほか、フリーコースもあり。アルコール度数や限定酒、蒸留法など、様々な種類が試せるとあって、県外からの観光客や海外の方にも人気だそう。
 

(左)球磨焼酎特使として、球磨焼酎の魅力を発信している星原さん。カウンターには任命書も飾られています。
(右)球磨焼酎関連グッズや様々なフィギュアがディスプレイされた店内にも注目!
 

スポット情報(2024年11月1日現在)
スポット名 球磨焼酎バー 69spirits(ロック スピリッツ)
住所 熊本市中央区手取本町2-7 和光ビルB1F
電話番号 096-321-6292
営業時間 夕方頃~
休み 不定
※営業時間、休みは不定、事前に電話で確認を
その他 チャージ料700円(人吉球磨の特産品を中心とした、おつまみ1品付き)
関連リンク ロックスピリッツのホームページはこちら(外部リンク)

Bar Calme(バー カルム)

収穫量日本一のデコポンやスイカなど、1年を通してさまざまな果実が生産されている熊本。そんな土地でぜひ味わいたいのが、地元民はもちろん、旅行者までも虜にする「bar Calme」の“フレッシュフルーツカクテル”。桜町バスターミナルから徒歩5分、レストランやスナックなど、多くの飲食店が集まる西銀座通り沿いに店を構えて20年という、バーテンダー・原田かつのぶさんが作る“熊本愛”が詰まった至福のカクテルです。
 

お店はビルの2階。通りからビルを見上げると、大きな窓に照明が写り込み、居心地の良い空間が広がっているのが伝わってきます。15名ほどが入る広さの店内には、カウンターとテーブル席を完備。カウンター奥の壁一面には、ジンやテキーラ、ブランデーなどのボトルが並び、酒好きを唸らせるラインナップ。何をオーダーしようか迷ってしまうほどです。
 

やさしい笑顔が印象的なオーナーの原田さんは、この道30年以上のベテランバーテンダー。
熊本を応援したい、熊本の魅力を伝えたい、というコンセプトのもと、県産食材(果実)を使ったフレッシュカクテルを提供しています。生産者から直接仕入れる食材は、例えば天草市のマンゴーだったり、熊本市植木町のスイカや蘇陽町のブルーベリー、玉名市のイチゴだったりと、旬・鮮度にこだわったものばかり。これに原田さん流のアレンジを加えることで、さらに美味しさがアップ。オンリーワンの1杯へと生まれ変わります。
 

丁寧に手摘みされた“木いちご”を使った、見た目にも美しい「熊本県産 木いちごのカクテル」(期間限定)。木いちごの甘い香り&つぶつぶ食感が楽しいカクテルで、ベースとなる木いちごのピューレは自家製というこだわり。後味はスッキリとしているので、男性からのオーダーも多いそう。
 

こちらは熊本県産トマトを使ったウォッカベースのカクテル「ブラッディメアリー 」。自家菜園で育てたハーブのスパイシーさと、湯むきしたトマトの果肉がアクセントになっていて、クセになる人続出の一杯。あら塩&黒コショウのスノースタイルで頂くのもおすすめ。
 

(左)バーカウンターに置かれた生のフルーツで作るカクテルも人気。そのほか「今日のフルーツは?」と尋ねると、好みに合わせてベストな一杯を作ってくれます。1杯1000円~。
(右)生ハムなどのおつまみにも注目。お酒と一緒にぜひオーダーを!
 

期間限定「荒尾梨と洋ナシのカクテル」。
まるでフルーツを飲んでいるような、濃厚で、ねっとりとした口当たりがたまらない一杯。コンポートした荒尾梨と、グリーンアップルのシロップ&リキュールの相性が抜群。あっという間に飲み干してしまうほどの美味しさです。ほとんどのカクテルがノンアルコール対応というのも嬉しい限り。
 

(左上)店内奥にある、6名まで対応のテーブル席
(左下)県外からの観光客だと分かると、熊本の特産品をプレゼントしているそう。熊本をこよなく愛する原田さんならではの心配り
(右)ドアを開けると、昭和にタイムスリップ!? 今では滅多にお目にかかれない、昭和初期の水洗トイレがあるのも面白い
 

スポット情報(2024年11月1日現在)
スポット名 Bar  Calme(カルム)
住所 熊本市中央区花畑町12-18 シティー5ビル2F
電話番号 096-356-3414
営業時間 18:00~翌2:00
※予約可
休み 火曜
その他 チャージ料300円

くまもっと編集部

熊本をあいしてやまない「くまもっと編集部」。必見の熊本定番スポットから知る人ぞ知るこだわりの情報まで何でも知ってるモン。

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