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パンフレット

旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

旅の思い出を形に残そう。南阿蘇で楽しむワークショップ

中川千代美

阿蘇エリア 体験・アクティビティ
写真:オーナメント作りの手元

旅やお出かけの思い出にお土産を買って帰るのも楽しいですが、たまには『旅先で作ったもの』を持ち帰ってみませんか? 旅で感じた感動を込めて手作りする体験は、かけがえのない思い出の1つになるはず。今回は南阿蘇エリアで、1日体験やワークショップを開いているスポットを見つけてきました。いずれも1〜2時間で完成するものばかりなので、楽しい旅の思い出を形にして持ち帰ってみては?
 

※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、熊本県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
 

・ドライフラワーのスワッグ作り(ナチュラルガーデン南阿蘇)
・ステンドグラスのオーナメント作り(glass studio MATSU)
・アロマ石けん作り(アロマと手作り石けん教室 風香)
 

南阿蘇のガーデンで咲いた花々で「ドライフラワーのスワッグ作り」

ナチュラルガーデン南阿蘇

南阿蘇村のほぼ中央部・久木野(くぎの)。阿蘇五岳を望む立地にある「ナチュラルガーデン南阿蘇」。約1,500坪の広大な敷地に、オーナーの舛田さん夫妻が丁寧に手入れするお庭と林が、オープンガーデンとして開放されています。

画像:オープンガーデン

南阿蘇の景色に惚れ込んでここにガーデンとヴィラを作ったという舛田さん。緑と花に包まれた非日常の景色が広がります。

画像:アトリエ外観

そんなガーデンの入口にあるアトリエで、ドライフラワーの1日教室を体験することができます。今回は、ドライフラワーの花束「スワッグ作り」(体験料・材料費3,300円 )を体験!

画像:舛田正子さん

教えてくれるのは、奥様の舛田正子さんです。「花が好きで好きでたまらない」というオーラが素敵です。

画像:ドライフラワー1
画像:ドライフラワー2
画像:ドライフラワー3

なんと、ほとんどのドライフラワーが、こちらの庭で種から育てられたもの。南阿蘇の大自然の力と、舛田さん夫妻の愛情がたっぷりこもった草花たちです。季節によってそろう草花が変わるので、阿蘇での思い出作りにピッタリです。

画像:ポポラスの束

さあ、早速教室スタート!まずは、先生が土台を作ってくれます。この日は、丸い葉っぱがかわいいポポラスをセレクト。あえて完全に乾燥していないものを選ぶことで、家で飾りながら変化を楽しむことができます。他にも、ユーカリなどを使う場合が多いそうです。

画像:ポポラスで作った土台

さらに2種類ほど先生がチョイスし、土台が決定!ここから、自分で束にするドライフラワーを選んでいきます。

画像:制作中のドライフラワーの花束

このセレクトが、個性の見せ所。どはいえ、どのお花も素敵で、目移りしてしまいます。カラフルなのもいいし、シンプルなのもいいし…。

画像:ドライフラワーの花束を持つ先生
(今回は撮影のため先生のお手を借りていますが、実際は自分で組み合わせていきます)

実際に掛けられている様子をイメージしながら、お花を足し引きしていきます。輪ゴムで少しずつ留めていき、必要に応してグルーガンで接着します。

画像:ヒマワリが入ったドライフラワーの花束

今回は、小さなヒマワリをアクセントに入れて夏らしく。全体のバランスを見ながら先生もアドバイスをしてくれるので、安心して制作へと熱中しましょう!

画像:完成間近のドライフラワーの花束

ある程度、お花のデザインが決まったら、麻ひもで根元をしっかり留めます。完成はもうすぐ…!

画像:花束にマントをつける手元

最後に、マントをつけて…。

画像:完成したドライフラワーの花束

完成!かわいい!!

完成まで約1時間30分。色とりどりのドライフラワーに触れながらの制作体験は、とても心癒されました。「好きなフラワーを選んでまとめるだけだけど、作る人によって個性が出るのが面白いんですよ」と先生。

画像:ドアに飾ったドライフラワーの花束

ドアにかけると、こんな感じ。持ち帰ってお家のインテリアとして飾るのが楽しみです! 簡単にかわいく作れるので、未就学児から80代の年配の方まで、幅広い年代の方が訪れるそう。中には、季節ごとに違うお花で作りに来られたりと、旅行の度にリピーターとして来る人もいるのだとか。

画像:ドライフラワーのリース

また、「ドライフラワーリース作り」(体験料・材料費3,300円)も人気です。こちらも1時間半ほどで完成します。直径約25センチなので、家のインテリアとしても長く可愛く飾ることができますよ。

画像:「アナベル」が咲いているガーデン

教室が終わったら、ぜひガーデンの散策も楽しみましょう。四季折々の花が楽しめるこちら、取材日には白いアジサイ「アナベル」が咲き誇っていました。夏には幸せの青い蜂「ブルービー」もやってくるそうです。

画像:ガーデンにたたずむ先生

「ガーデンにあるお花の種類は…、1000種類?1500種類?、もうわからないわね」と先生。阿蘇の大自然の中、まるで秘密の花園のようなワクワク感あふれるガーデンを探検気分で散策。お花に詳しい人も、そうではない人も、感動や感性への刺激が得られるスポットです。

                

スポット情報(2022年8月5日現在)
スポット名 ナチュラルガーデン南阿蘇 
電話番号 0967-67-2654
所在地 阿蘇郡南阿蘇村久石3700
営業時間 リース・スワッグ教室はリース、スワッグ教室は予約制(電話やメールなどでお問い合わせください)。
オープンガーデン10:00~17:00
駐車場 あり
料金 リース・スワッグ教室1人3,300円(体験料・材料費)、ガーデン入園料300円(協力金として)
HP ナチュラルガーデン南阿蘇サイトはこちら(外部リンク)
備考 教室の予約はホームページ、もしくは電話にて

希少な手吹き製法のガラスで作る「星のオーナメント作り」

glass studio MATSU(マツ)

南阿蘇村の大自然の中にある、小さなステンドグラス工房。こちらで体験できるのが「ステンドグラス1日体験」です。好みの色柄のガラスを選んで、手鏡やオーナメントなどを自分の手で組み合わせ、ステンドグラスに仕上げるワークショップです。

画像:工房の外観
画像:外に阿蘇の風景が見えるアトリエの窓

工房のアトリエからは、南阿蘇村を見下ろす景色と南外輪山が見渡せます。ワークショップで教えてくれるMATSUさんは、東京からの移住者。この雄大な景色に惚れ込み、アートの感性を刺激してくれる土地の雰囲気に惹かれてこの地を選んだのだそう。

画像:ステンドグラス作品1
MATSUさん制作の作品
画像:ステンドグラス作品2

MATSUさんは、普段はステンドグラス作家として活躍。主に住宅や店舗などに入れるステンドグラスのオーダーメイド制作を行っています。ガラスの繊細な質感を生かし、自然の美しさなどを落とし込んだデザインが魅力です。

画像:ステンドグラスのパーツ

MATSUさんが使うのは、ドイツやアメリカなどで製造された、昔ながらの手吹き製法により人の手で作られる「アンティークガラス」です(※製造年が古いヴィンテージのガラス、という意味ではありません)。

一般的な機械製造ガラスにはない色の質感や濃淡、グラデーションや気泡などの豊かな表情が魅力の希少なガラス。日本でもこのガラスを使ってステンドグラスを作る作家は少ないとか。

こちらのワークショップで、「SPECIAL」コースを選べば、なんとこの珍しいアンティークガラスでのステンドグラス作りができます。これもかなり貴重な体験なのだそうです!

画像:星のオーナメント

さて今回は、「星のオーナメント作り」を体験します。
体験料は、機械製造ガラスを使うSTANDARDコース5,800円、アンティークガラスを使うSPECIALコース6,800円です(材料費込み)。

画像:星のオーナメントのパーツ

まずは、星を形作る5つのパーツを選びます。色・柄さまざまなものがそろい、かなり迷ってしまいます。

画像:パーツを並べる手元

同じカラーでも色や模様の入り方が違っていて、手に取るもの全てがいちいちかわいい…! 白い紙の上に並べて、ああでもない、こうでもないと悩みます。この時間も楽しいですね!

画像:卓上のパーツとハンダごて

いよいよ心が決まったら、次はパーツをハンダでつなげていきます。

画像:ハンダごてを使う手元

MATSUさんにハンダごての扱い方を習い、実際に接着を行います。「ハンダごてを使うのはすごく久しぶり!」「使うの初めて!」という人が多いそうで、大人もワクワク楽しい工作の時間です。

画像:大人の補助でハンダごてを使う子供

子どもも体験可ですが、ハンダごてを使う作業は危ないので、保護者と一緒の参加を。阿蘇の旅でのかけがえのない思い出になりそうですね!

画像:星のオーナメントの完成品

接着ができたあとは、MATSUさんが洗浄を行って、完成! およそ1時間30分のワークショップです。世界にたった1つの組み合わせでできたオーナメント。阿蘇の思い出を込めて家に飾ったり、大切な人にお土産として贈るのもいいですね。

他にも、手鏡の一角にランダムカットされたガラスをあしらう手鏡ステンドグラス(STANDARDコース4,200円、SPECIALコース5,200円・材料費込み、1時間から1時間半)や…、

画像:森の窓飾り

阿蘇の豊かな森をイメージした「森の窓飾り」(SPECIALコース15,000円・材料費木台込み、1時間から1時間半)は、阿蘇観光のお土産にも人気のコースです。夏の森をイメージしたグリーン系、紅葉をイメージしたアンバー系を選べます。

画像:星のオーナメント

ステンドグラスの輝きの中に、阿蘇旅のキラキラした思い出を込めて。家で見返すたびに楽しい時間を思い出せるような、唯一無二のステンドグラス作り、楽しんでみませんか?

※写真提供/glass studio  MATSU

                

スポット情報(2022年8月5日現在)
スポット名 glass studio MATSU
電話番号 0967-65-8108
所在地 阿蘇郡南阿蘇村河陽1176-5
営業時間 10:00~18:00
不定休
駐車場 あり
料金

1日ステンドグラス体験「星のオーナメント作り」STANDARDコース5,800円、SPECIALコース6,800円、「手鏡作り」STANDARDコース4,200円、SPECIALコース5,200円ほか(詳細はホームページへ)

HP glass studio MATSUサイトはこちら(外部リンク)
備考 1日体験の予約はホームページ、もしくは電話にて

好みの色と香りでオリジナルを!「アロマ石けんづくり」

アロマと手作り石けん教室 風香(ふうか)

「阿蘇くまもと空港」方面から阿蘇エリアの入口付近に広がる西原村。雄大な自然を望む景色や阿蘇から吹く風が心地いい住宅街の一角に、「風香」があります。その立地の良さから阿蘇への観光の行き帰り途中に立ち寄る人も多いそうです。

画像:風香の玄関に立つ緒方優佳さん

自宅の一室をアロマ・石けん教室として開放しており、友人の家に遊びに来た感覚で訪れることができます。4匹のわんちゃんもお出迎えしてくれますよ!

画像:石けんを持つ緒方さん

教えてくれる緒方優佳さんは、「シンプルな暮らしが体に良い」とアロマや石けん作りを学び始めて、2015年にこの教室をオープン。HSA認定マスターソーパー・犬の石けん処方士、AEAJ認定アロマテラピーインストラクター、JAMHA認定ハーバルセラピストなどの資格を持つほか、化粧品製造販売業許可も受けています。アロマや石けんに関する教室の講師やイベントなどでのワークショップのほか、石けんのOEM受注にも携わるなど活躍しています。

画像:石けん

教室の一角には、こちらで作られた石けんの販売も。「風香」の石けんは、熱処理を加えず時間を掛けて手作りする「コールドプロセス」という製法でつくられます。熱で大事な成分が壊れないため、天然成分100%のシンプルな素材だけで肌にやさしい石けんに仕上がります。愛犬家ならではの発想で、犬に優しい「わんこ石けん」もありますよ。

画像:教室の室内

1日教室「アロマ石けん作り」(体験料・材料費2,750円)では、この本格的なコールドプロセス製法での石けん作りを体験できます。
早速、2階にある教室でワークショップをスタート。窓からは山々の景色が一望できます。

画像:ひまわり油

このワークショップで作るのはひまわり油石けん。劇薬でもある苛性ソーダ水を作る工程は先生が行ってくれるので、オイルの計量から始めます。

画像:オイルを温める様子

3種のオイルを計量し少し温めて、苛性ソーダ水を混ぜたら…。

画像:泡だて器で混ぜる手元

10分程、泡立て器で生地を混ぜます。なるべく気泡が入らないように…。10分は意外と長い? でも、先生と楽しくお話ししながら混ぜていると、あっという間です!

画像:先生の仕上げの様子

仕上げは先生に。生地が白濁してきてとろみが出てきます。

画像:アロマオイル
画像:着色の材料

この間、好みのアロマと色を選びます。自分だけのオリジナルの組み合わせを、しっかり悩んで考えましょう!

画像:オイルを入れる手元

オイルを適量垂らし、かき混ぜたら…。

画像:石けん生地を型に流し込む様子

石けんの型に流し込みます。

画像:着色生地を流し込む様子

チョイスした紫色の生地を交互に入れたり、ゆっくりかき混ぜたりしながら、マーブル模様の土台を作っていきますドキドキ。

画像:模様を作る様子

最後に、割り箸で模様をつくっていくと…。

画像:模様が完成した石けん

ひとまず完成です! ここまで約1時間半、今日行う作業はここまで。が、すぐに石けんになるわけではありません…!

画像:箱に封をする手元

好みのマスキングテープで封印し、このまま保冷バッグに入れて持ち帰ります。石けんとして使えるようになるのは、ここから約1ヵ月後。自宅でじっくり寝かせる必要があります。待ち遠しいですね!

画像:カットした石けん

型だししてカットすると、こんなに美しい柄が現れました。世界に1つだけの模様です。これを1ヵ月乾燥させて完成です。石けんは約350gと、市販品の3から4個分の分量でたっぷり。完成まで少し待ちますが、1ヵ月後に石けんを使い始めたとき、また阿蘇の楽しかった旅を思い出せそうです。

画像:アイスクリーム型石けん

こちらではアロマ石けん作りのほかに、粘土遊び気分で楽しめる「石けん粘土で作るかわいいアイスクリーム型石けん作り」(体験料・材料費1,100円、約2時間)は、3歳以上から体験できるので(15歳未満は要保護者同伴)、子どもに人気です。大人も童心に返って楽しめると好評だとか。

世界に1つだけのオリジナルのアロマ石けん。家に帰ってからもずっと、作り手を旅の思い出の香りに包んでくれそうです。

                

スポット情報(2022年8月5日現在)
スポット名 アロマと手作り石けん教室 風香
電話番号 090-9076-7736
所在地 阿蘇郡西原村小森3283
営業時間 10:00~17:00、教室は10:00~・14:00~の1日2回(1回1組、完全予約制)
不定休
駐車場 あり
料金

1日手作り教室体験料・材料費「アロマ石けん作り」(約1時間半)2,750円、「石けん粘土で作るかわいいアイスクリーム型石けん作り」(約2時間)1,100円、ほか(詳細はホームページへ)

HP アロマと手作り石けん教室 風香サイトはこちら(外部リンク)
備考 1日体験の予約はホームページ、もしくは電話にて。3日前までの予約が必要

中川千代美

長崎生まれ、熊本在住。地方出版社に勤めたのち、「チヨミ編集事務所」として独立。地域の子育て情報誌や生活情報紙をはじめ、幅広いジャンルの編集・ライティング・企画を手がける。食欲・物欲・お出かけ欲・温泉欲・ビール欲が赴くままに熊本・九州を駆け回る日々。趣味は二胡。

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