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パンフレット

旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

日本三大ちゃんぽんの1つ!「天草ちゃんぽん」を楽しむ【天草西海岸編】

「天草ちゃんぽん」の写真

長崎ちゃんぽん、小浜ちゃんぽんと並んで「日本三大ちゃんぽん」の1つに数えられる、「天草ちゃんぽん」。長崎から海を越えてきた料理人が、長崎ちゃんぽんの技に天草の食材を加えてアレンジしたのが始まりとされています。豊富な海の幸をふんだんに使った、魅惑の天草ちゃんぽんを、天草西海岸エリアで見つけてきました。壮大な海の景色や世界遺産と共にぜひ楽しみましょう!

  • 天草ブルーガーデン(天草市)
  • EAT 730(天草市)

鬼海ヶ浦の絶景と共にちゃんぽんを楽しむ「天草ブルーガーデン」(天草市)

天草ブルーガーデン

天草下島の下田温泉街に程近い海沿いに立つ「天草ブルーガーデン」。天草西海岸の絶景スポットの1つ、鬼海ヶ浦展望所に併設されているレストランです。こちらで、天草の食材をふんだんに使った天草ちゃんぽんをいただくことができます。
同店イチ押しのちゃんぽん「天草大王 塩ちゃんぽん」は、濃厚な出汁が出る天草の地鶏・天草大王の鶏ガラを100%使用。丁寧に下ごしらえして臭みを取ったスープに天草下島南端の牛深産イワシくんせいの粉末と昆布を合わせ、天草の塩で仕上げています。さらに、プリプリのエビをはじめ海鮮具材たっぷり、まさに「メイドイン天草」です! 透き通ったスープはあっさりしつつもうま味豊かで、タピオカ粉を配合した太麺との相性も抜群、食べ応えも満点の一品です。
他にも、豚骨と鶏ガラを合わせたスタンダードな「天草ちゃんぽん」や、天草の伝統的な甘味「せんだご」も人気です。パノラマの窓の外に見える天草灘の絶景と共に、天草ならではの味覚を全身で楽しめるお店です。

天草ブルーガーデンの写真

▲お店の目の前は海です!

海が見えるカウンター席の写真

▲海がよく見えるカウンター席が特等席です

「天草大王 塩ちゃんぽん」の写真

▲「天草大王 塩ちゃんぽん」(単品800円、大盛り1,000円、小盛り600円)。味変のための柚子ごしょうも付いています

透き通った黄金のスープの写真

▲透き通った黄金のスープ。天草大王の濃厚なうま味がたっぷり含まれています

特注の太麺の写真

▲特注の太麺は、タピオカ粉を配合。食べ応えとツルツル・モチモチ感がたまりません

郷土料理「せんだご」の写真

▲「せんだご」は天草西海岸エリアの郷土料理。ジャガイモのデンプンにサツマイモを混ぜたおやつです。同店では教会のステンドグラスをイメージし、紫芋・ニンジン・グリーンピース・カボチャを使ったカラフルおやつに。黒蜜ときな粉をかけていただきます。野菜の味わいが感じられる素朴なおいしさ!(400円)

店長の永田文明さんの写真

▲店長の永田文明さんは、「天草ちゃんぽん連絡協議会」の会長でもあります

鬼海ヶ浦の写真

▲体力に自信がある人は、食後の運動がてら、展望所から鬼海ヶ浦へも下りてみては? 「日本の夕陽百選」にも選ばれており、夕方に訪れるのもオススメ

スポット情報(2021年3月5日現在)
スポット名 天草ブルーガーデン 
住所 熊本県天草市天草町下田北2256-1
電話番号 0969-42-3927
営業時間 11:00〜15:00(ランチ)、16:00〜17:00(カフェタイム)
休み 月・火曜(祝日の場合は翌平日)
駐車場 40台
席数 30席

世界遺産 「EAT 730(イート ナザレ)」(天草市)

EAT 730(イート ナザレ)

世界文化遺産・﨑津集落から車で約5分の場所、国道と海の間にポツンと建つ一軒のお店が「EAT 730(イート ナザレ)」。今年(2020年)でオープン20年を迎える、天草ちゃんぽんのお店です。かつて「天草ちゃんぽん 一番札所」として天草ちゃんぽん普及にも貢献したという同店。「常に進化し続けている」とご主人が胸を張る自慢のメニューが「牛深一番出しちゃんぽん」です。﨑津の漁師町で生まれ育ったご主人が、「魚のだしを使ってちゃんぽんを作りたい」と研究に研究を重ねて生み出したのが、牛深の名産品・雑節(カツオ以外の魚で作られた節)の一番出しで作った醤油スープ。具沢山の野菜と豚肉、煮卵、さらにたっぷりのネギがかかったちゃんぽんは、うま味を楽しみながら食べられる優しいおいしさです。スープにえぐみがなく、冷めてもおいしく頂けるのだそうです。
他にも、「牛深一番出し とろおり中華そば」「牛深だし皿うどん」「サバ炒飯」など気になるメニューも豊富です。音楽やバイクなど多趣味なご主人とのお話しも楽しめますよ。

EAT 730(イート ナザレ)の写真

▲国道沿いにポツンと建つ店舗

海が見えるお座敷席の写真

▲羊角湾に面したお店。お座敷席からは海の眺望を楽しめます

「牛深一番出しちゃんぽん」の写真

▲「牛深一番出しちゃんぽん」(750円)

醤油スープの写真

▲雑節の豊かなうまみと香りがたっぷり含まれた醤油スープがたまりません

テラス席の写真

▲気候がよければ、テラス席で海を見ながらちゃんぽんを頂くのもオススメ

「天草ちゃんぽん 一番札所」の表札の写真

▲「天草ちゃんぽん 一番札所」の表札も

「ライダー歓迎」の看板の写真

▲ご主人自身もライダーであることから、バイク好きのお客様も多く訪れるそう。駐車場もゆったり余裕があります

世界文化遺産「﨑津集落」の写真

▲車を約5分走らせれば、世界文化遺産の「﨑津集落」に

スポット情報(2021年3月5日現在)
スポット名 EAT 730(イート ナザレ)
住所 熊本県天草市河浦町今富小島1630-4
電話番号 0969-79-0730
営業時間 11:00〜16:00
休み 不定休
駐車場 10台以上
席数 10席(別途、テラス席7席あり)

天草の西端エリアで見つけた2軒は、それぞれ海の幸や天草の食文化を存分に生かした天草ちゃんぽんにこだわっていました。全身で天草の魅力を感じたいなら、ぜひ一度は味わって欲しいおいしさです!

※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、直接店舗に営業時間をご確認ください。


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中川千代美

長崎生まれ、熊本在住。地方出版社に勤めたのち、「チヨミ編集事務所」として独立。地域の子育て情報誌や生活情報紙をはじめ、幅広いジャンルの編集・ライティング・企画を手がける。食欲・物欲・お出かけ欲・温泉欲・ビール欲が赴くままに熊本・九州を駆け回る日々。趣味は二胡。

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