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パンフレット

旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

心地よさが魅力!下町の定食がおいしいお店4選

高橋 佑二郎

熊本市エリア グルメ ランチ 定食 ご飯 食堂
店内の調理風景の画像

仕事中の休憩や部活帰り、頑張った日の夕食に。いつも変わらない佇まいで迎えてくれる町の食堂。暖簾をくぐった先に見える笑顔に「ただいま」と言いたくなる、実家のような心地よさとお気に入りの定食は、私たちの最高の贅沢だ。疲れた身体に優しく染みる、そんな“最高の定食”をご紹介。

  • おふくろの味みむろ
  • 広町 山本屋食堂
  • めし処 味道園
  • 龍神橋食堂

腹ペコの人々の胃袋を満たす、サックリ・ふっくら。名物には理由がある。「おふくろの味 みむろ」

みむろ店内の写真

人と店が醸す何ともいい雰囲気には何度行っても癒される

県庁からすぐの路地。軒先に緑が茂る一軒家の食堂がある。お店の名前は「おふくろの味 みむろ」。暖簾をくぐりカラカラと扉を開けると、エプロン姿のお母さんたちが、出来立ての料理をキビキビと運んでいます。1日100食のオーダーが入る名物の「いわしフライ(600円)」。美味しさの秘訣は、丸ごと一匹仕入れたいわしを、鮮度の高いうちに手作業でさばく下ごしらえにあります。この丁寧な仕事があってこそ、外はサックリ・中はふっくらとした食べ応えのあるフライの味が叶うのです!

いわしフライ定食の写真

「料理はね、楽しいと思いながら作るとおいしくできるのよ」

調理風景の画像

伝票はなく、会計時にも立つこともない、誰が何を食べたのか覚えているから。その心意気に思わず頭が下がる

スポット情報(2020年7月17日現在)
店舗名 おふくろの味 みむろ
住所 熊本市中央区水前寺6-6-3
電話番号 096-384-0812
営業時間 11:00~14:00
休み 水・土・日・祝日
駐車場 あり

定食メニュー、価格、雰囲気、店主の人柄、毎日でも通いたくなる魅了にあふれた、愛され食堂「広町 山本屋食堂」

山本屋食堂の外観の写真

明るい時間帯から、つまみを頼んでビールを嗜んだ後シメにそば、という常連さんも多いのだとか

創業は明治10年、開店以来ずっと南坪井町で町の移り変わりを見守り続けてきた老舗の食堂「山本屋」。うどん・そばの麺類から定食、丼ものまで約60種類のメニューが当時とほぼ変わらず提供されています。
人気の「松花堂弁当(1,100円)」は、九州らしく甘辛く煮詰められたタレが自慢のサバや、煮物、馬肉、玉子焼きなどが入った豪華なお弁当です。常連さんから持ち帰りしたいという要望があったため、提供し始めたんだとか…

松花堂弁当の写真

テイクアウト対応、人気の「松花堂弁当」

そばサラダの写真

新鮮な野菜がたっぷりのった「そばサラダ」は、夏にピッタリの爽やかな一品

スポット情報(2020年7月17日現在)
店舗名 広町 山本屋食堂
住所 熊本市中央区南坪井町7-10
電話番号 096-352-2900
営業時間 11:00~21:00(OS20:30)
休み 不定
駐車場 あり(3台)

今日も明日も腹ペコ救済!腹の底から“ごちそうさま”「めし処 味道園」

めし処 味道園の外観写真

もともと旦那さんのお父さんがしていた中華料理店を、名前を残し食堂にリニューアルしたそうです

水前寺駅の近くに位置する「めし処 味道園」は、ご夫婦が営む大盛り定食が人気の食堂です。連日腹を空かせた学生やサラリーマンで店内は大賑わいです。そんな食いしん坊たちの舌を唸らせるのが、食欲をそそる甘酸っぱい香りが人気の「南蛮定食」。皿からこぼれ落ちそうな大ぶりのチキン南蛮は、カリッと揚がったお肉にタレとタルタルが絡みつき、旨味たっぷり!添えられたキャベツと一緒に大きな口を開けてかぶりつき、さっとご飯を含む。得られる満足感がたまらなく、無言で食べ進めてしまいます。

定食の画像

店主夫妻の愛がたっぷり注がれています。その気持ちに感謝してお腹いっぱいいただこう!

漫画の棚の写真

漫画が揃っているのも嬉しいポイント

スポット情報(2020年7月17日現在)
店舗名 めし処 味道園
住所 熊本市中央区水前寺1-5-1
電話番号 096-385-9988
営業時間 11:00~14:00(OS13:30)/19:00~02:00(OS01:30)
休み 日曜
駐車場 なし

鉄とごはんは熱いうち!古き良き昭和の“めしや”「龍神橋食堂」

龍神橋食堂のスタッフの皆さんの画像

立ち退きの際、別の地域で店を構えることも考えたが、「龍神橋食堂なのに龍神橋から離れたらおかしかろ」と夫婦で話し合い現在の場所に

熊本大学の学生なら一度はお世話になったことがあるだろう「龍神橋食堂」。厨房の壁には70枚以上のメニュー札がずらりと並び、「豚汁定食」や「コロッケ定食」など文字を読むだけでお腹がすいてきます。メニューはすべて800円以下。店内が混雑していなければ注文から10分も待たずに料理が出てきます。
人気の「レバニラ焼き定食」は、生野菜、ポテトサラダ、冷奴、ご飯、味噌汁が付いてきます。少し甘めのタレは十数種類の野菜や果汁100%のリンゴジュースをミキサーにかけて自家製で作っているそうです。
「うちは“めしや”だけん、さっさと食べて、さっさと呑んで、さっさと帰って!鉄とご飯は熱いうちって言うどっ」。長居せずにさくッと〆る。これがこの店の流儀で、粋な楽しみ方なんだとか…

レバニラ定食の画像

人気の「レバニラ定食」は自家製タレが良く絡み、ご飯が進みます

壁のメニューの画像

メニューがずら~り、昔懐かしい記憶がよみがえりそう

スポット情報(2020年7月17日現在)
店舗名 龍神橋食堂
住所 熊本市中央区渡鹿6-1-99
電話番号 096-362-1542
営業時間 11:00~21:00(OS20:30)
休み 木曜
駐車場 あり(4台)

※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、直接店舗に営業時間をご確認ください。


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高橋 佑二郎

熊本と福岡の2拠点で「編集・企画・イベント」を精力的に手がける編集者兼プランナー。自他共に認めるサウナ愛好家として、サウナ記事の連載やイベントの企画も行っている。フィンランド政府観光局公認サウナアンバサダー。

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