モデルコース
熊本の興味津々・行ったことありそうで行ったことがない!(南阿蘇×通潤橋編)
阿蘇エリア県央エリア 歴史・文化自然阿蘇山上などの人気観光地を押さえつつ、パワースポットとして注目の隠れ宮“弊立神宮”や日本最大級のアーチ水路橋“通潤橋”など、「聞いた事はあるけれど行ったことはない」、そんな隠れた名所も巡る日帰りコース。
今まで知らなかった“熊本”に出合えます!!
車(熊本駅から約1時間、熊本空港から約25分)
「新阿蘇大橋」と「新阿蘇大橋展望所ヨ・ミュール」
国道57号線沿いの南阿蘇村立野と、同村河陽をつなぐ全長525m、最大橋脚高97mの橋。
2016年の熊本地震で崩落した阿蘇大橋に代わり、2021年3月、元の場所から600m下流に架橋されました。複数の橋脚と上部の橋桁を一体化させた“PCラーメン橋”で、地震などの揺れに強いのが特徴。歩道も設置され、歩いて渡ることもできます。
また、橋のたもとには展望所もあり、休憩所やトイレ、ジェラートが楽しめる売店も併設。展望スペースからは、長陽大橋や白川第一橋梁(南阿蘇鉄道)などを眼下に望むことができます。
車(約20分)
阿蘇山上(阿蘇中岳火口、草千里ヶ浜、阿蘇火山博物館)
東西18km、南北25kmと世界有数の規模を誇る“阿蘇のカルデラ”。その中で、現在も活発な活動を続けているのが中岳です。直径600m、深さ130m。周囲4キロの巨大な噴火口では、激しく白い噴煙を上げる様子やダイナミックな風景を間近で見ることができます。
また、噴煙を上げる中岳を望み、大きな池や放牧された馬が悠々と歩く姿など、絶好のロケーションを誇る草千里も阿蘇を代表する観光地のひとつ。緑が鮮やかに輝く夏、幻想的な白銀の世界が広がる冬など、一年を通し多くの人に親しまれています。
※火山活動によって近付けない場所もあります。
事前に阿蘇火山火口規制情報でご確認ください
車(約30分)
白川水源
環境省の「名水百選」に選ばれるほど有名な、熊本県を代表する水源池です。
四季を通じ、水温14度の水が毎分60トンも湧き出て、熊本市内の中央を流れる「白川」の源となっています。わき水は自由に飲んだり、持ち帰ったりでき、加熱処理された水や空のボトルも販売されています。
【もっと!! 南阿蘇の水源めぐりの旅】
■「水の生まれる里」南阿蘇村には、白川水源以外にもたくさんの湧き水スポットがあります。水ののみ比べも楽しい、4つの水源巡りの特集記事はこちらから。
●アクセスは、WEB予約&事前決済で安心の「阿蘇らくらくWEBタクシー」も運行中です。
車(約5分)
高森湧水トンネル公園
旧国鉄が県境を越える鉄道を計画しトンネルを掘削していましたが、途中で地下水源を切断してしまい、大量の出水に見舞われました。結局、湧水量の多さから鉄道建設は中止となり、その跡地にできたのが「高森湧水トンネル公園」です。
トンネルの長さは2055mで、湧水量は毎分32t。トンネル内では、掘り残された岩盤から滝のように流れる水源や、水玉が不思議な動きをする仕掛け噴水“ウォーターパール”を見ることができるほか、7月には「七夕まつり」、11月中旬~12月には「クリスマスファンタジー」が開催されます。トンネルの資料館「湧水館」も併設。
車(約9分)
【昼食】あか牛専門店「やま康」で、ボリューム満点のあか牛丼を堪能
鮮度抜群! 生産者が明確な阿蘇のあか牛を使った料理が堪能できる、あか牛料理の専門店。
ステーキやあか牛丼は、売切れ御免の人気メニュー。赤字覚悟のボリュームで提供してくれます。四季折々の山菜料理もオススメです。
車(約30分)
幣立神宮(へいたてじんぐう)
神代の時代の高天原と仰がれて、様々な伝承と古い信仰の形を残す神社。
境内には、太古に神漏岐・神漏美(カムロギ・カムロミ)命が神霊として天降ったと伝わる檜(ヒノキ)の御神木や、生い茂る五百枝杉など古木・巨木が聳え立ち、スピリチュアルな空気に満たされたパワースポットとして注目されています。
車(約10分)
道の駅 清和文楽邑 清和文楽館
清和文楽邑内にある清和文楽館は、江戸時代末期から伝わる清和文楽人形芝居の専用劇場です。その他に、資料館と物産館が併設されています。清和文楽保存会員が清和文楽館を中心に、年間200回前後の公演が行われています。
車(約20分)
通潤橋
江戸時代末期の1854年(嘉永7年)、水不足に悩む白糸台地に水を送るため、矢部の惣庄屋・布田保之助(ふだやすのすけ)によって造られた、日本最大のアーチ式水路橋です。
水路の長さ約119.0m、橋の長さ約78.0m、橋の幅6.6m、橋の高さ約21.3m、アーチの半径約28.1m。約6km離れた笹原川の上流から水を引き、水路の総延長約30km、灌漑面積は約100haにも及びます。一昼夜で15,000立方メートルの水を送り、水田を潤す力を備えています。1960年(昭和35年)に国の重要文化財に指定され、2023年(令和5年)には土木構造物としては全国初となる国宝に指定されました。
放水日時は、こちらからご確認ください(通潤橋公式WEBページ)。
車(熊本駅まで約1時間、熊本空港まで約45分)
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