★熊本県立大学コラボ企画★八代市観光モデルコース!温泉から畳作りに映えスイーツまで!!

熊本の“まだ知らない”を探しに行こう! 大学生たちが県内を巡って見つけた、地元の魅力を6回にわたってお届け! 第5弾は八代エリア。面白いことが大好きなエリ、写真が趣味のタゾエ、なんでも興味津々ユウキ、好奇心旺盛なラモン、温泉大好きマル、動画編集が趣味のカミノ、絵を描くことが好きなナモの7人で八代の観光スポットを取材してきました!
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熊本県・八代市は海に囲まれ、温泉と畳の生産が有名なまち。かわいいくまモン像!映えスイーツ!日頃の疲れも癒す温泉!!
八代に来たら絶対行くべきスポットを厳選してみました~
たくさんのくまモン像に出会える場所 ~くまモンポート~

まず最初に記事を担当するのはえりかです。
私たちがまず訪れたのは、国際クルーズ船の受け入れ拠点「くまモンポート八代」。
ここに併設されている「くまモンパーク」ではたくさんのくまモン像と会うことができます。その数なんと84体! 中でも全長6mのビッグくまモンや総勢54体のくまモン合唱隊は写真スポットとして人気で、インスタ映え間違いなしです。


いたるところにくまモン像が!こんなにもたくさんのくまモン像と出会ったことない!
あまりのくまモン像の多さに、私たちもはしゃいじゃいました。
あなたはくまモン像を何体見つけられるかな?

海外や県外からもここを訪れる人は多く、来訪者数は年々増加しているとのこと。
くまモンは海外でも人気なようで、ここではたくさんのくまモン像に会えると喜ばれているそうです。


この「くまモンパーク」には、日本庭園もあり、日本の情緒あふれる雰囲気に心が癒されました。
コイのいる池や大きな鹿威し、竹林の一本道などがあり、日本の風情を感じることができます。





日本庭園の中には神社もあったので、みんなで旅の成功をお祈りしました。
| スポット名 | くまモンポート八代 |
|---|---|
| 住所 | 八代市新港町1-25 |
| 電話番号 | 0965-44-9040 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 |
| 休み | 水曜(※水曜が開園の場合、翌平日)、年始年始 |
| 駐車場 | あり |
| 関連サイト | くまモンポート八代(外部リンク) |
八代の魅力がつまったスイーツを堪能! ~Port&Café SUGAR Jr.~
「くまモンポート八代」の敷地内には、様々なテナントがあり、そこでくまモングッズを買ったり熊本・八代のご当地グルメを堪能したりすることができます。

今回、取材させていただいたのは「Port&Café SUGAR Jr.」さん。
地元・八代産の晩白柚やミニトマトなどを使ったドリンクやサンデーなどを提供するお店です。
国内外問わず、多くの人がこの店を訪れ、スイーツやお土産買いを楽しんでいます。
ここのおすすめは、八代の特産物である晩白柚の果肉のシロップ漬けが入った、晩白柚サンデーやしゅわしゅわレモネード晩白柚だそう。

今回私たちが注文した商品はこちら!
デザートは、くまモンポート限定商品の晩白柚サンデーとストロベリーサンデー、チョコレートサンデー、マンゴーサンデー。ドリンクは、バタフライピー晩白柚としゅわしゅわレモネード晩白柚をいただきました。

晩白柚は、柑橘の甘みと苦みが絶妙なバランスで、さっぱりとした味わいが口いっぱいに広がります。
ソフトクリームやレモネードとの相性は抜群です。

サンデーは、濃厚なソフトクリームと、トッピングされているソースや果実の甘さにとろけて、旅の疲れも吹っ飛びました!

バタフライピー晩白柚にはミニトマトのシロップ漬けが入っており、味はとってもさわやか!
しゅわしゅわレモネード晩白柚は、レモネードの爽快感に晩白柚の酸味ですっきりとした味わいです。
どちらも鮮やかな色で写真映えすること間違いなしです
お土産におすすめなのがこの晩白柚饅頭! 専務取締役の岩橋さん曰く、「八代の名物土産を作ろうと試行錯誤してできたのが、晩白柚饅頭です。
晩白柚の果肉と皮を粉末にして、餡子にまぶした商品で、めちゃヒットしてます」とのこと。実際に食べてみると、晩白柚の酸味と餡子の甘みがマッチしてて、とてもおいしかったです。
| スポット名 | Port&Café SUGAR |
|---|---|
| 住所 | 八代市新港町1-25 |
| 営業時間 | 10:00~16:30 |
| 休み | 水・金曜、年末年始(※水曜が開園の場合、翌平日) |
畳を、作って、学んで、食べて、楽しむ! ~イナダ有限会社~
次に向かったのは、日奈久温泉から車で30分ほどの場所にある八代市鏡町。
食用をメインに様々ない草関連の製品を扱う「イナダ有限会社」さんで、ミニ畳づくりを体験します。
この体験では、ミニ畳を作るだけでなく、食用のい草を使ったお茶やそうめん、アイスの試食をしたり、畳の歴史を学んだりと、い草と畳の魅力を五感で感じることができます。
ウェルカムドリンクとして提供されたのは、有機栽培の釜炒り茶と緑黄色野菜いぐさのブレンドティ「藺草茶」。ホットとアイスのどちらかをセレクト可能で、季節に合わせて楽しめる点が魅力です。

今回、教えていただいたのは同社の稲田さん。まずは畳の構造からレクチャーしてくれます。
畳は、い草等を織り上げた畳表(たたみおもて)、稲藁やボード等で作られる畳床(たたみどこ)、畳の長辺部分を覆うように縫い付けられる畳縁(たたみべり)の3つの部材からできていて、本来は全部植物から作ることができる、環境にやさしい床材だそうです。昔の人たちの「自然とともに」という意識がうかがえますね。
ちなみに、ここ熊本八代は、い草(畳表)の生産量が日本一で、国産い草の畳表のシェアは90%以上を占めるそうです。

畳と聞くと、居心地の良い床材のイメージがありますが、それには理由があります。
まずは、畳表に使われるい草の持つ心地よい香りや肌ざわり、そして夏は涼しく、冬は暖かいと感じさせる特性が作り出す快適性です。次に、適度なクッション性を持つ畳床も重要です。床は硬すぎても柔らかすぎても良くありません。そのために畳床は非常に考えられて作られています。
実際に稲藁で作られた畳床を見せてもらいました。持ってみると想像以上にずっしりと重みがありしっかりとしていました。
稲藁を使った畳床は、昔から使われておりフローリングやコンクリートよりも柔らかい、絶妙な硬さ加減で作られており、そこには住む人の快適さを考えた職人の想いが詰まっているようでした。
ミニ畳づくり体験、スタート!
まずは、畳縁を選びます。
畳縁は和風なものからくまモンのデザインのものまで、たくさんの種類があり、どれにするかとても迷いました。畳縁を選ぶだけでもテンションが上がります。
お気に入りを見つけたら、いよいよ作業に入っていきます。

用意された材料は、八代産い草の畳表、ボード(畳床)、テープ、縁下紙(畳縁の下地の紙)と畳縁。使う道具は、タッカー(ホッチキスのように針を打ち込んで物を固定する工具)、ハサミ。


まず、畳表で畳床をくるみ、タッカーでとめます。くるむときはしっかりと畳表を引っ張って緩まないように注意します。
タッカーの使用は初めてだったので使い始めはドキドキでしたが、針が刺さった時の感覚は快感!

タッカーでとめた後は、その上からテープを貼ります。
タッカーのとめ方やテープの貼り方で性格が表れます(笑)。

次に、テープを貼った面を裏にして、縁下紙を畳の長辺部分に置きます。

この紙には目印のようなたくさんの線があって、そこにタッカーの針をうまく合わせて固定します。
最初は線に針が合わずやり直しに…。でも、何度も固定していくうちにコツをつかみ、どんどん手際が良くなっていきました。
反対側も同様に縁下紙を固定したら、次の工程へ!

いよいよ畳縁をつける作業に入ります。
先ほどの縁下紙の下に畳縁を裏面にして差し込みます。ここで、畳縁がズレないようにグッと押し込むことがポイント!
畳縁を差し込んだら、また縁下紙に描いてある箇所をタッカーでとめます。


タッカーですべての箇所を固定したら畳縁を縁下紙に沿って折り返し畳を裏返します。
そして、畳縁を軽く引っ張りながら裏面にタッカーで固定していきます。この時、強く引っ張ると畳縁の模様がガタガタになってしまうので、力加減に注意しながらやさしく引っ張ることをお忘れなく。
畳縁の固定を両辺に行い畳を表面に返してみると、見覚えのある畳の姿に近づいていて胸が高鳴ります!
完成までもう少し!

畳縁を固定した後、両端の余った畳縁に折り目を付ける作業です。
まず、畳縁が畳をくるみ折り曲がった所を、畳縁の余った部分にまでしっかりと折り目を付けます。


全部の折り目付けが完了したら、先ほど付けた折り目と折り目の真ん中、つまり畳の側面の中心部分を畳から約1㎝残すくらいの位置まで真っ直ぐ切り込みます。
その後、切り込んだ畳縁の裏面側の方をハサミで切り落とします。
ここで失敗すると畳縁を付けるところからのやり直しになるため、作っているみんなの手に緊張が走ります。
残った畳縁を上手に折り曲げタッカーで固定します。
畳の裏側にシートを貼ったら、ミニ畳の完成です!
完成したミニ畳を見て、畳の香りと、畳縁のかわいさに大興奮!自分が作ったということもあり、より一層愛着が湧きます。
ちなみに、畳は、時が経つほどい草の香りが薄れてしまいますが、3年を目安に畳表を裏返すことで復活します!そしてまた3年を目安に畳表を張り替えることで、い草の香りが戻り、お部屋をリラックスできる空間に変えることができます。
最近はこのやり方をする人は減ってきているそう。ぜひ、畳が家にある方はやってみてください。より素敵なお部屋になること間違いなしです!
体験を終えた頃、ちょうど小腹がすいたタイミングで振る舞われたのが写真の、い草そうめんと畳アイス。今回おじゃました「イナダ有限会社」さんが手掛けているい草を使った商品です。
い草そうめんは、一般的な麺よりももちもちとして食感が強く、しっかりとした食べごたえがあります。また、仕上げにかけるい草のふりかけによって、風味がさらにアップ。人気商品という理由がよく分かりました。
たたみアイスは、玄米アイスの上にい草ミルクアイスを重ねたもので、畳をイメージした見た目が印象的です。玄米のやさしい甘みとい草アイスの爽やかな風味を合わせて食べると、意外な組み合わせながら相性が良く、最後まで美味しくいただけました。
い草を使った商品はオンラインでも購入可能で、体験後も自宅で気軽に味わうことができます。
実際に手に取って体験したからこそ、い草の新たな魅力を感じられる機会となりました。


畳は日本の伝統文化の一つといわれていますが、和室の減少に伴い失われようとしているそうです。
これまでの畳の歴史から考えると「自然とともに生きる」、「人を大切にする」といった和の考え方に沿って作られ、使われてきたのだと感じます。つまり日本人が大事にしたものが畳を生み出したということです。
だからこそ、日本の文化の象徴的なものや伝統をこれからも誇っていきたいし、大切にしていきたいと強く感じました。

今回の体験で、畳やい草について知るだけでなく、ものの見方や考え方という生きていく上で大切なことを見直すことができ、とても良い機会になりました。
あなたも、ここ八代でのミニ畳づくり体験を通して、あなたの世界を広げてみませんか?
| スポット名 | イナダ有限会社 |
|---|---|
| 住所 | 八代市 鏡町内田438-2 |
| 電話番号 | 0965-52-0656 |
| 体験料金 | 1名 3000円 ※予約制 |
| 営業時間 | 平日/9:00~17:30 土曜/9:00~17:00 |
| 休み | 日曜・祝日 ※※体験予約は日曜・祝日も可能 |
| 駐車場 | 5台 |
| 関連サイト | 有限会社イナダ(外部リンク) |
まるで異世界。景観と温泉に癒される ~金波楼~
ここからは、マルが記事を担当させていただきます!
次は、放浪の俳人・種田山頭火など多くの旅人を魅了した日奈久温泉を訪れます。
日奈久温泉は、開湯から600余年という歴史ある温泉地。現在、約16ヶ所の旅館や公衆浴場などが点在し、立ち寄り湯なども楽しめます。
今回、私たちが伺ったのは明治43年創業の温泉旅館「金波楼」。二階のガラス窓から見える海の波が夕日に反射して黄金に光っていたことが“金波楼”という名前の由来なんだそうです! なんだか、昔の人の感動や思いを想像すると、ロマンを感じてしまいますよね~。

私たちがお邪魔したのは日はあいにくの雨でしたが、玄関に着くと、雨の音とレトロな建物がとても合っていて、思わず写真を撮ってしまうほど“映え”があふれていました。
館内に入ると目の前に広がるのは、大きな木の階段と、正面のガラス窓越しに見える見事な庭園。友達と二人で思わず「やば〜〜〜!」と声を出してしまうほど、素敵な空間が広がっています。まさに、日常の疲れがスッと消えていくようで、心が浄化される気分です!

会長の松本さんによると、この迫力満点の階段の手すりはなんと一本の木から全部削り出して作られているそうです。そんなことある!?と思うほど曲線が滑らかで、つい触れてしまいました。
二階には宴会場や客室があり、昔はそこから今よりも美しく海が見えたそうです。「当時の景色も見てみたかった…」と少し羨ましく思いました。



一階の廊下を歩くと、上枠が木のまま残されています。雨が入ることもあるそうですが“現状保存”のためにあえてそのままにしているとのことでした。
金波楼の歴史を大切にしようとする気持ちが伝わってきて、胸がじんわりしました。
さらに奥へ進むと、磁器タイルのとても可愛い手洗い場があります。タイルの真ん中に青い十字架が描かれていて「可愛いけど異国感すご…!」と思っていると、長崎の教会で使われていたものと同じ有田焼の磁器タイルなのだと教えていただきました。
壊れたタイルも捨てずに玄関に移して使っているらしく、「歴史愛が強すぎて素敵…」と感動しました。

そしてついに温泉へ!!

赤い暖簾をくぐると、ふわ〜っと湯気と木の香りに包まれて、最高の気分に!!
浴場はシンプルで入りやすく、湯加減も40度前後ちょうど良かったです。露天風呂は緑に囲まれていて、空もきれいで、友達とずっと「帰りたくない…」と言いながら浸かっていました。さらに感動したのが湯上がりの肌!びっくりするほどしっとりしていて、保湿効果が高い温泉だそうです。美容が好きな方なら絶対に一度入ってみてほしいと思うほど、全身ぷるぷるになりました。
冬は名物の晩白柚も登場するそうで、こちらも楽しみですね。

そんなこんなで大満喫して、帰りは来たときと同じ玄関から外へ。
同じ景色でも、階段も窓も床のタイルも、長い年月を人々とともに過ごしてきた“物語”があるのだと思うと、なんだか胸が温かくなりました。金波楼は、ただ美しい旅館というだけでなく、関わってきた人たちの思いがずっと受け継がれている場所だと感じたのです。だからこそ「また来たい」と思わせてくれるのだと思いました。
ちなみに毎年10月の第三土曜日に開催される「やつしろ全国花火競技大会」のときは、宿泊すると金波楼さんが花火の見物場所や移動の手配をしてくださるそう。
毎年すぐ予約が埋まるそうなので、行ってみたい方は早めの予約をおすすめします!!
| スポット名 | 金波楼 |
|---|---|
| 住所 | 八代市日奈久上西町336-3 |
| 電話番号 | 0965-38-0611 |
| 営業時間 | ◎宿泊/チェックイン15:30 チェックアウト10:00 ◎入浴/平日15:30〜21:00、土日祝12:00〜21:00 ※20:00最終受付 |
| 駐車場 | 30台 |
| 関連サイト | 金波楼(外部リンク) |


































