熊本で絶対食べたいご当地グルメ「あか牛」を丼で味わおう!

熊本を代表するご当地グルメの一つ、「あか牛」。ほどよい柔らかさの赤身肉は肉本来のジューシーな味わいが楽しめ、脂身が少なくヘルシーさも魅力です。そんな極上のあか牛肉を丼で思う存分味わえる人気店をピックアップしました。
多彩なメニューに驚き。あか牛の魅力を発信し続ける「310食堂」
最初にご紹介するのは阿蘇郡西原村にある「310食堂」です。お店は県道28号、熊本高森線沿いにあります。大きな看板と赤い扉が目印です。
「310食堂」のメニューを開いて驚くのが、そのメニュー数の多さ。ハンバーグをはじめ、ステーキやカレー、ハンバーガーなど、あか牛を使った料理がずらり。店主の佐藤政文さんは元和食の料理人だったそうですが、あか牛肉のおいしさに魅了され、「もっと多くの人にこのおいしさを届けたい!」と2003年に「310食堂」をオープンしました。いろいろなあか牛の楽しみ方を提案するため、メニューも数多く揃えたそうです。
今では県内外から多くのお客さんが訪れ、年間で3トンもの赤牛を提供。佐藤さんは「あか牛肉はさっぱりとした味わいで、低脂肪なのに高たんぱく。和から洋までどんな料理にも合うんですよ」と魅力を語ります。
今回、注文したのが「あか牛丼定食」。レアで焼き上げたあか牛肉に半熟卵、茎ワサビ、大葉がトッピングされています。美しい赤身肉が目をひきます。
味の決め手は、あか牛肉のうま味を引き出すために試行錯誤して完成したという醤油ベースの特製ダレ。そのタレの優しい風味が肉のうま味を引き立てます。さらに半熟卵を溶いたらよりマイルドな味わいに。そこに茎ワサビのピリッとした辛さが加わり、さらにうま味がアップ。そんな味の変化を楽しみながら、最後の一口まで味わえる一杯です。
小鉢の山芋豆腐も自家製。ミニ温そばは滋味深いダシが絶妙のおいしさ。和食料理人だった佐藤さんのこだわり料理がめじろ押しです。
熊本市内から車で約50分。阿蘇観光と一緒に、ぜひ食べに立ち寄りたいお店です。丼以外にも多彩なあか牛メニューがそろうのであか牛の魅力をきっと発見できるはずです。
| スポット名 | 310食堂 |
|---|---|
| 住所 | 阿蘇郡西原村小森1801-18 |
| 電話番号 | 096-279-4000 |
| 営業時間 | 11:00〜16:00(LO) |
| 休み | 木曜 |
| 備考 | 310食堂(Instagram) |
阿蘇名物を丸ごと楽しめるあか牛料理の専門店「あか牛丼専門店 ごとう屋 本店」
次に紹介するのが「あか牛丼専門店 ごとう屋 本店」。阿蘇市内の阿蘇神社近くにある、あか牛料理の専門店です。
注目のメニューは阿蘇のご当地料理をまるっと楽しめる「阿蘇高菜あか牛丼と元祖あか牛だご汁セット」です。阿蘇高菜あか牛丼はJR九州の各駅長がご当地のイチ押しご当地丼を選ぶ「JR九州駅長対抗ご当地丼総選挙2024」で熊本代表にも選ばれています。
あか牛肉が丼いっぱいに敷き詰められたあか牛丼。お肉の下のご飯は、阿蘇名物の高菜飯になっています。あか牛肉は適度な脂肪分があり程よい柔らかさです。ダシ醤油のタレが絡み、クセになるおいしさ。高菜飯との相性も抜群です!また特製のあか牛肉みそにも注目。豊かな味噌の風味があか牛肉のうま味を引き立てます。
たっぷりの野菜と一緒に小麦粉を練ってのばした団子”だご”を煮込んだ「だご汁」も熊本の郷土料理。同店のだご汁は、あか牛のダシが効いた珠玉の一杯です。
食事の後は阿蘇神社や門前町商店街を散策するのもおすすめ。ぜひご当地グルメと観光を楽しんでみてはいかが。
また「ごとう屋」は本店のほか、阿蘇カドリー・ドミニオン近くにある阿蘇店、2025年7月にオープンした内牧店もあります。
| スポット名 | あか牛丼専門店 ごとう屋 本店 |
|---|---|
| 住所 | 阿蘇市一の宮町宮地3075-1 |
| 電話番号 | 0967-22-5080 |
| 営業時間 | 11:00〜16:00(15:30LO) |
| 休み | 火曜、第3月曜 |
| 備考 | あか牛丼専門店 ごとう屋(外部リンク) |
たま
トラベルフォトライター・クリエイティブディレクター。編集・広告制作プロダクション勤務を経て独立。旅行系雑誌や生活情報誌で旅行やグルメ記事の執筆や撮影、広告制作に従事。「無駄な1日とは、笑いのなかった日のことである。」をモットーに日々奮闘中。熊本県在住。
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