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旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

★熊本県立大学コラボ企画★ 涼×癒×映!レッツゴー人吉球磨!!

くまもっと編集部

県南エリア 人吉・球磨

熊本の“まだ知らない”を探しに行こう! 大学生たちが県内を巡って見つけた、地元の魅力を6回にわたってお届け! 第3弾は人吉球磨エリア。 楽しいことに目がないシュン、写真が趣味のタマミ、食べることが大好きなサキ、好奇心 旺盛なフク、元気いっぱいのモリの5人がとっておきのスポットを取材してきました!

熊本県・人吉球磨は清流・球磨川が流れ、温泉と自然に癒される南のまち。
大学生5人が出会ったのは、地底の絶景、絶品きじ料理、心ととのう和カフェ、そして旅の終点は温泉。
夏の冒険、ここにあります!

地下に広がる神秘の世界へ— 「球泉洞で大自然の芸術に出会う

人吉球磨の自然と歴史を語るうえで、欠かせないスポットのひとつが、人吉ICから車で約25分の場所に位置する「球泉洞(きゅうせんどう)」。全長約4800m、九州最大規模を誇る鍾乳洞で、地上とはまったく異なる“地下の世界”を体感することができます。
私たちが訪れたのは、誰でも気軽に楽しめる「一般コース」。入り口を進むと、まず現れるのが長く続く人工トンネル。うっすらと霧が立ちこめ、その霧を照らす色とりどりのライトが幻想的な空間を演出していました。 ひんやりとした風が静かに吹き抜け、まるで異世界へ誘われているかのような感覚になります。
 

トンネルを抜けると、冷たく澄んだ地下水が流れるエリアに出ます。
さらに進むと、とても壮大な縦穴が現れ、ここがどれだけ深く、神秘的な空間であるかをあらためて実感します。

 

奥へ進むにつれて、鍾乳石や石筍が次々と現れ始めます。
およそ3億年前の地層から、気の遠くなるような年月をかけて少しずつ形作られたものだそうで、その存在感には圧倒されるばかり。
 

そしてコース内には、ライトアップされた階段がありました。
まるで“地底の回廊”を登っているような、何とも言えないわくわく感に包まれます。先に何があるのか、期待がどんどんふくらんでいきました。
 

中には、まるくてコロンとした可愛らしい形のリムストーンや光を受けてほんのりと輝くオニックスのような鉱石があり、楽しい発見がたくさんありました。
自然の中を“探検する”感覚を味わいながらも、どこか落ち着いた時間が流れていて、静かな感動が続くひとときでした。
 

地上に戻るころには、すっかり球泉洞の魅力に引き込まれていて、次は本格的な「探検コース」にも挑戦してみたいという気持ちに! ヘルメットをかぶって進む“本物の冒険”にも、きっと新たな発見と感動が待っているはずです。
 

スポット情報(2025年7月18日現在)
スポット名 球泉洞
住所 球磨郡球磨村大字大瀬1121
電話番号 0966-32-0080
営業時間 9:00~17:00
休み 無休(年末年始を除く)
料金 ◆一般コース(最終受付16:30)/大人1,100円 中人800円 小人600円 幼児450円
◆探検コース(最終受付16:00)/大人1,900円 中人1,600円 小人1,400円
※必ず保護者同伴
駐車場 150台
関連サイト

球泉洞(外部サイト)

川の音に耳を澄ませながら、手作りの味をいただくきじ料理の名店

次に訪れたのは、人吉市の山あいに佇む「きじや」。全国でも珍しいきじ料理のお店です。

なんとこのお店、料理だけでなく、建物や庭まですべて店主の手作り。さらに、きじも約1000羽ほど自家飼育されています。
石を積んで作られた外壁に、水車が回る庭。木の温もり溢れる店内に足を踏み入れると、ほっと落ち着く空間が広がっています。窓際の席に座れば、すぐそばを流れる胸川のせせらぎを聞きながら、静かな時間を過ごすことができます。
 

今回、私たちは「きじやコース(5,500円)」、一番人気の「きじ炭火焼きコース(3,300円)」、そして単品の「鮎背越し(900円)」を注文しました。
料理が運ばれてくると、目の前には彩り豊かな一皿一皿が並び、美しく盛り付けられた料理は、どれも器との調和が見事。窓の外には川の清流がさらさらと流れ、これから始まる特別な食事に、気分もぐっと高まります。
 

どの料理も思わず「ん~!」と声が出る美味しさ。中でもきじの炭焼きは、適度な歯ごたえがありながらも固すぎず、噛むたびに広がる上品なコクが絶品でした。
また、きじ刺しは、まったくクセがなく驚くほどなめらかな舌触りで、淡白ながらもしっかりと旨みを感じられます。さらに、きじのみそ漬け玉子は、濃厚な黄身に味噌の風味がじんわり染み込み、ご飯が欲しくなるような深い味わいでした。どの料理からも、素材のよさと丁寧な仕込みが伝わってきました。
 

素材はもちろん、調理法やタレまで手作りにこだわる「きじや」。
食事をしながら自然の音に耳を傾ける時間は、日々の忙しさを忘れさせてくれます。旅の途中に、ちょっと特別であたたかいごはんを味わいたい方に、ぜひ訪れてほしい一軒です。

スポット情報(2025年7月18日現在)
スポット名 きじや
住所 人吉市木地屋町2522
電話番号 0966-29-0401
営業時間 11:00~20:00
休み 水曜
駐車場 10台
関連サイト

きじや(外部サイト)

五感が満たされる、静かなひととき。 「球磨禅心生活(クマゼンスタイル)」

お昼ご飯のあとは、甘いものが恋しくなって、錦町へ。20分ほど車を走らせると、紫陽花の咲きはじめた山あいに、静かに佇むカフェ「球磨禅心生活」に到着。店を囲む緑と花々に目を奪われます。
 

障子越しの柔らかな光、ゆったりと流れる音楽、整えられた器の美しさ…。そこには“余白”のある素敵な空間が広がっています。
メニューに並ぶのは、地元の恵みを活かしたスイーツの数々。この日は、季節限定の「紫陽花かき氷」、「新宮禅寺の抹茶豆腐ティラミス(禅心抹茶セット)」、「三日月抹茶モンブラン(ほうじ茶セット)」をいただきました。
 

かき氷は、ふわりとした口あたりの中に密度を感じる独特の食感。五木村の柑橘を使用した“くねぶシロップ”をかけると氷が淡い紫色に染まり、まるで紫陽花が咲いたような美しさに。さらに、錦町の桃を使った自家製ソースが重なり、優しい甘さがふんわりと広がっていきます。
このかき氷は毎年梅雨の時期限定。7月からは抹茶のかき氷が登場するそうで、また季節を変えて訪れたくなりました。
 

抹茶モンブランは、自分でクリームをしぼって、仕上げる楽しさも。
濃厚な抹茶の風味が広がる一口目は、まさに至福の味わいです。
 

こちらは、カフェの看板メニュー「新宮禅寺の抹茶豆腐ティラミス」。。オリジナルの球磨禅心抹茶、そして豆腐とおからを使ったスイーツで体に優しく、それでいて満足感のある一品。とろりとした豆腐のソースと、おからのほろりとした口あたりが絶妙に重なり、食べ進めるほどにその魅力が深まっていきます。
 
器を選んで、自ら点てていただくというひと手間が添えられた抹茶が堪能できるのも、この場所だからこそ。
 水質日本一に輝く川辺川の伏流水で味わう一服は、日常ではなかなか出会えない特別な時間でした。

喧騒から少し離れて、心を整えたいときに、立ち寄りたくなる、そんな場所でした。

スポット情報(2025年7月18日現在)
スポット名 球磨禅心生活
住所 球磨郡錦町西2311-8(新宮禅寺隣)
電話番号 0966-38-0358
営業時間 10:00~お寺の鐘が聞こえるまで
休み 木曜、第4水曜
駐車場 120台
関連サイト

球磨禅心生活(外部サイト)

旅の終わりに、心ほどける湯けむりを。「相良路の湯 おおが温泉」

ここにはちょっと特別な温泉があります。
 

温泉に入れば若返り、飲めば健康増進になるといわれている “奇跡の温泉”「相良路の湯 おおが温泉」。
訪れる前から、どこか心が緩むような、旅の疲れが吹き飛ぶような、そんな予感がしました。
 

実はこの温泉の始まりは、併設する“おおがスイミングスクール”の会員向けの露天温泉だったそう。その会員の間で温泉の良さが広がり、噂を耳にした温泉マニアの方が、大分県から来店。「これはモール泉では?」と言ったことをきっかけに、本格的に調査が行われ、国内に例を見ない「リグナイト泉」であることがわかったのだとか。
 

入浴してみると、とろりと柔らかい湯で、肌にまとわりつく感覚が心地よすぎ! 自然と深呼吸をしていました。
“還元力”という言葉が相応しい、体の内側に効く力がここにはありました。
 

「ああ〜しみる!!最高のごほうび。」
 

ぽかぽかの体にキンと冷えたコーヒー牛乳。
懐かしくて新しい湯上がりの楽しみが、今日の旅を特別にしてくれました。
 

館内には、260万年前の植物化石から生まれた天然ミネラルをたっぷり含む、リグナイト泉の力をぎゅっと閉じ込めたオリジナルのスキンケアも販売されていて、自動販売機で購入できるのが面白いポイント!
実際に使ってみましたが、旅が終わっても“おおが温泉”の温もりを肌に届けてくれるような気がしました。
 

実はここ、宿で泊まることもでき、最高にリラックスできる空間が整っています。
 

スポット情報(2025年7月18日現在)
スポット名 相良路の湯 おおが温泉
住所 人吉市灰久保22-3
電話番号 0966-22-3601
営業時間 24時間営業
※10:30~12::00までは掃除のため入浴できません
休み 無休
駐車場 120台
関連サイト

相良路の湯 おおが温泉(外部サイト)

くまもっと編集部

熊本をあいしてやまない「くまもっと編集部」。必見の熊本定番スポットから知る人ぞ知るこだわりの情報まで何でも知ってるモン。

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