熊本県の北に位置する荒尾市にある遊園地「グリーンランド」は、なんと「遊園地のアトラクション数日本一（UA-JAPAN RECORDS　2025年3月31日現在）」！ 72個のアトラクションをはじめ、動物たちとのふれあいや、グルメ、フォトスポットなど、ワクワクが詰まったグリーンランドをご紹介します。

熊本県民ならば、学校の遠足などで１度は訪れたことがある大人気の遊園地「グリーンランド」。しかしながら、何度訪れても、その敷地の広さ、アトラクションの豊富さに驚きます。

はじめて訪れた人はなおさら！入場ゲートをくぐって、まずはその規模の大きさに驚くはず。約55万平方メートルの敷地は、西日本最大級で、72個のアトラクションのある遊園地に加え、２つのオフィシャルホテル、ゴルフ場まである、まさに一大リゾート！園内をぐるりと回るだけでも１周40分以上かかり、高低差のある敷地は昔、観光果樹園だった名残りということ。そこから、来年の夏で60周年を迎える歴史ある遊園地です。

グリーンランド・遊園地スタッフの河口さんに、遊園地を遊び尽くす攻略法を尋ねると、返ってきた答えが「72個、全てのアトラクションを1回のご来園で遊ぶのは難しいと思いますが、『今日は遊びまくるぞ！』という際は、ほとんどのアトラクションを何回でも利用できるフリーパスを購入することをおすすめしています」とのこと。

ファミリーでの来園ならば、子どもたちにはフリーパスを購入し、大人は気になるアトラクションのみを回数券で楽しむ、という過ごし方もあり。さらに、オフィシャルホテルに宿泊すると２日間とも入園料が無料ということなので、これは、大人も子どもも、泊まって２日間みっちり遊びたくなります！

また、遊園地といえば気になるのは待ち時間。園では「デジタルマップ」を活用し、アトラクションの混雑具合や、運転の有無をスマートフォンでチェックすることができるとあって、とっても便利。ゲートにあるQRコードを読み込んで、効率良く回りましょう。

園に入ると、あちらこちらから聞こえてくるのが、「キャー！！！！」という悲鳴！一体どれだけ怖いのか……。ところが、降りてきたお客さんたちは、スッキリとした表情。恐怖と爽快感、どちらも味わえるのが絶叫系アトラクションの魅力です。

「やはり人気なのは、『NIO（ニオー）』『恐竜コースターGAO（ガオー）』『ミルキーウェイ』ですね」と河口さん。

「NIO（ニオー）」はコース全長700メートル、最高速度は時速80キロメートルにもなるジェットコースターです。2回宙返り＆3回スクリュー回転で、途中から上下左右が分からなくなるほど！
「九州ではココだけの最強コースターです」（河口さん）。

オープン以来、大人気の「恐竜コースターGAO（ガオー）」は、「本格的なジェットコースターデビューにおすすめ」ということ。園のさまざまな場所に張り巡らされたコースは、全長1497メートル。最高速度は時速98キロメートルに達します。

「ミルキーウェイ」は、立って乗る「彦星」と、座って乗る「織姫」の2種類があり、同時にスタートすると、コース途中で「接触するんじゃ！？」という恐怖と、スピード感が楽しめるジェットコースター。「結局、両方乗る方が多いです」。やはりフリーパスが必須です。

他にも、「ウェーブスインガーGURUGURU（グルグル）」や、謎解き系の「黄金ハンター〜７つの挑戦〜」など、新しいアトラクションもオープンしているので、ぜひチャレンジしてみて！

「叫び疲れた…」「絶叫系は苦手」という人も大丈夫。年間100万人が来園し、老若男女に人気の理由は、絶叫系はもちろん、それ以外も充実している点。まずは、お腹を満たしにグルメスポットへ。レストランやフードショップだけでも17軒もあり、ラーメンやイタリアン、定食、ホットドッグなどの軽食など、ラインナップも豊富。「何食べよう！」と、悩みがつきません（笑）。

アトラクションに乗りながら絶景を楽しむなら「大観覧車レインボー」へ。直径100メートル、高さ105メートルもあり、１周15分。園内を一望できるだけでなく、雲仙・普賢岳や有明海、阿蘇まで見渡せるパノラマの絶景が広がります。360度シースルーのゴンドラも人気です。

もふもふに癒されたい人は、「ワンちゃんとゆかいな動物広場」がおすすめ。ワンちゃんとのふれあいや、ヤギやモルモットなどへのエサやり体験などができ、そのかわいらしい姿に、子どもだけでなく、大人たちも夢中になること請け合いです。

「フォトスポットもこれから増やしていく予定です。いろんな場所で写真を撮って、思い出を作ってください」（河口さん）。

夏にはプール「ウォーターパーク」がオープンしたり、1万発の花火が上がる「ファイヤーカーニバル」も開催。他にも、年間を通してさまざまなイベントも満載です。お客さんの少ない平日を狙ってアトラクションを遊び尽くすのもよし、イベントに合わせて「その日だけのグリーンランド」を楽しむのもよし。

西日本最大級の広さ、日本一のアトラクション数を誇る「グリーンランド」は、老若男女、みんなが楽しめる遊園地です。