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旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

水前寺成趣園が竹あかり×光のアートに包まれる…。 Lux Night KUMAMOTO 2024

くまもっと編集部

熊本市エリア イベント

熊本を代表する観光スポット「水前寺成趣園」。国の名勝・史跡にも指定されている侘びさびが息づく回遊式庭園なのですが、夜になると一変して煌びやかな世界へ…。12月8日(日)までの期間限定で、庭園全体が竹あかり×光のアートで包まれるイベントが開催されています。SNSでも話題沸騰! その魅力をお伝えします。
 

「Lux Night KUMAMOTO(ルクスナイトくまもと)2024」とは

江戸初期(1632年)に肥後細川家・初代藩主細川忠利公が御茶屋を造り、三代目・網利公の時に庭園が完成した「水前寺成趣園」を舞台に、400年続く細川文化が随所で体感できるイベント。「細川ガラシャと400年の時を超えて」をテーマに、細川忠利の母「細川ガラシャ(本名は玉、または玉子)」の波乱万丈な人生が「竹あかり」と「光のアート」で表現されています。
 

会場の水前寺成趣園までは、熊本市中心部から路面電車で約20分ほど。専用駐車場がないので公共交通機関を利用するのがおすすめです(有料駐車場のみ)。

入口までのアプローチ(参道)にはたくさんの竹あかりがディスプレイされていて、こちらにも注目! 鳥居×竹あかりのコラボは今だけの限定、ぜひ写真に収めておきたい光景です。
 

まずはQRコードから音声ガイドアプリを入手しよう

園内に入場したら、まず最初に行いたいのが音声ガイドアプリの登録。周遊コースの入口付近に設置されたモニターにQRコードが表示されているので、携帯で読み込めば簡単に登録OK。
コースに沿って歩き出すと、自動的に音声が再生される仕組みで、英語、中国語にも対応。
 

もちろん、アプリなしでも大丈夫! 各エリアにはパネルも設置されています。
 

いよいよ、細川ガラシャの世界へ

コースに沿って歩き出すと、まず目に飛び込んでくるのは、水前寺成趣園を代表する眺めの一つ“阿蘇の伏流水を利用した池×大小の築山が織りなす景色”。 思わず「わぁ、すごい!」と声をあげてしまいそうな、幻想的な青い光に包まれています。築山には、細川家の家紋は「九曜紋(くようもん)」も浮かび上がり、昼間とは全く違う印象です。
 

今回は6つのエリアに分かれているのですが、その一つめが、こちらの光のトンネル。明智光秀の娘・ガラシャが細川忠興公に嫁ぎ、幸せな生活を送っている様子が表現されています。

ちなみに竹あかりを製作しているのは、県内を拠点に日本全国、世界で活躍する竹あかりの演出集団「CHIKAKEN」。趣向を凝らした仕掛けも見どころのひとつです。
 

トンネルを抜けると、次は赤い炎に包まれたエリアに突入。本能寺の変により武将たちに追われる身となったガラシャと、それを助けようとする夫・忠興公の苦悩が表現されているそうで、おどろおどろしい雰囲気。

水面に光が反射して輝く光景にも感動。立ち止まって、ゆっくりと眺めてみるのもおすすめです。
 

こちらは3つめの静寂に包まれたエリア。人里離れた山奥で父・明智光秀が討ち死にしたことを知った悲しみ、そして夫や娘たちからも引き離された悲しみが伝わってきます。写真では分かりにくいですが、光で演出された蛍も無数に飛び交っています。
 

さらに先へ進むと、竹あかりの装飾が見事なトンネルが出現。「闇の中の光」エリアへの入口です。
 

トンネルを抜けると、そこには何とも美しい光景が! プロジェクションマッピングによって教会のステンドガラスが投影され、鮮やかな空間が広がっています。
キリスト教の洗礼を受け、キリシタンになったガラシャ。その後、山を降り、忠興公や子ども達にも再会できた喜びが伝わってくる…、そんな世界観です。
 

プロジェクションマッピングは2パターン用意されていて、もう一つがこちら。肥後六花バージョン。人の動きに合わせ花が投影される仕掛けで、上空にはシャボン玉の演出も! 
 

そして、物語は次の展開へ。
徳川家康と石田三成の対立で、家康に従うことになった細川家。その争いに巻き込まれたガラシャは、人質として捕らわれそうになるのですが…。5つめのエリア「戦火の魔の手」では、戦いの様子が竹あかり×両者の旗印で表現されています。
 

戦火の中を先へ先へと進むと、竹林に囲まれた薄暗い闇の中へ。
 

人質になることを拒んだガラシャは自ら家に火を放ち、命を断つことに…。38年と短くとも凛と美しく咲き誇ったガラシャの人生がここで幕を閉じます。

「散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ」
竹あかりにはガラシャの辞世の句がしっかりと刻まれています。
 

最後は、歴代の肥後藩主とガラシャが祀られている出水神社の「天国へ参ろう」エリアへ。
 

表参道の鳥居をくぐり、光に導かれるままに竹あかりのアーチを進んでいきます。
その先にあるのが本殿。光に照らされ、何とも幻想的な雰囲気です。
 

本殿ではぜひ、手を叩いてお参りをしてみてください。手を叩くと目の前に現れるのは、何と肥後六花の花。6つの花のうち、何が出てくるかはお楽しみ。
ガラシャも天国から見守っていてくれるはずですよ。
 

雨の日だからこそ出会える絶景も

今回のイベントは雨の日でも楽しめるようになっています。
雨に濡れた神秘的な石畳、地面の反射でよりキラキラ度が増すが光など、しっとりと濡れた景色は晴れの日とは全く異なる表情を見せてくれます。雨の日を狙って、カメラ持参で出かけてみませんか。

★体験イベントも開催中★
11/30(土)、12/1(日)の週末には肥後象嵌体験も開催。詳細は特設サイトをチェック!

イベント情報
イベント名 Lux Night KUMAMOTO 2024
期間 ~2024年12月8日(日)まで
開催場所 水前寺成趣園(熊本市中央区水前寺公園8-1)
時間 18:00~21:00(入場20:30まで)
料金 1,800円(15歳以下無料)
チケット販売施設/水前寺肥後細川文化発信拠点 湧水亭、桜の馬場城彩苑総合観光案内所、桜の馬場城彩苑総合観光案内所
公式HPからの購入も可能
問い合わせ先 熊本国際観光コンベンション協会
℡/096-359-1788
特設ページ https://lux-night.kumamoto-icb.or.jp/

くまもっと編集部

熊本をあいしてやまない「くまもっと編集部」。必見の熊本定番スポットから知る人ぞ知るこだわりの情報まで何でも知ってるモン。

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