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パンフレット

旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

貸し切って楽しむ、熊本のプライベートサウナ

写真:

昭和32年に日本で初めてサウナが誕生してから60年以上。仕事帰りのサラリーマンが楽しむ…というイメージも変化し、第三次サウナブームといわれた令和4年は女性ファンも急増。熊本にも次々と新しいサウナがオープンしています。そして、サウナ=温浴施設にある大衆サウナ…というイメージから進化し、誕生したのは貸し切りタイプのプライベートサウナ! その土地ならではの魅力たっぷりのサウナで、存分にととのってください。

・MIKI TAO SAUNA/阿蘇
・菊池みらいベース/菊池
・球泉洞サウナ/球磨

テントサウナをレンタル! 大自然を満喫するアウトドアサウナ

MIKI TAO SAUNA(ミキタオサウナ)
写真:川で水に入る様子
阿蘇の森の中。もくもくと立ち上る煙を頼りに進むと、見えてくるのはテントサウナと清流。サウナーならずとも一度は憧れる「水風呂=川」が楽しめるスポットです。
写真:MIKI TAO SAUNA

2022年10月にオープンした「MIKI TAO SAUNA」の仕掛け人は、新潟や長野でサウナ修業を重ねて帰熊した三木田さん。ふるさと・熊本でアウトドアサウナをオープンしたいと考えていたところ、縁がつながり「TAOリトリート&カフェ」でのオープンが実現したと話します。

写真:テントサウナを楽しむ様子
溶岩が流れ込んだことで川底が一枚岩になったと言われている川は、ひんやりと冷たい清流。テントサウナをレンタルして、その脇のスペースで楽しみます。
写真:テントサウナ内の様子
薪ストーブで温めるテントサウナの温度は、薪をセルフで追加することができるので、80〜110℃に調整可能。
写真:サウナストーン
写真:使用したアロマ

ロウリュのアロマも、ラベンダーの他に、オプションで小国杉のアロマを選ぶことができるとあって、サウナの中でも外でも、阿蘇の自然を堪能できます。

サウナで温まったら、いざ水風呂。いえ、川へ!

写真:川の様子

川の温度は気候によって変化するものの、平均18℃ほど。水深は浅く、寝転がったり座ったり、岩に腰をおろしてマイナスイオンを全身に感じる時間は、とにかく非日常。なんとも贅沢。

写真:川の近くで整う様子

テントサウナをレンタルするには事前予約が必要で、予約はホームページから行います。料金は、例えば平日2名利用で2時間7,000円。人数が増えるとさらにお得に利用できます。

当日は、「TAOリトリート&カフェ」で受付・着替えを済ませ、サウナまで歩いて1分。阿蘇の自然を五感で感じながら、ゆっくり2時間楽しんだら、シャワーを浴びて終了です。

写真:TAOリトリート&カフェ

サウナの後は、つい濃い味を求めがちですが、土日限定でオープンするカフェでマクロビオティック由来の食事をいただくのはいかが? 体にも心にも優しい時間を過ごして、日々の疲れを吹き飛ばしましょう。

スポット情報(2023年8月25日現在)
スポット名 MIKI TAO SAUNA
電話番号 090-2264-9340
所在地 阿蘇市一の宮町萩の草107-1
営業時間 9:30〜11:30、12:30〜14:30、15:30〜17:30
※1日3組限定、完全予約制
URL MIKI TAO SAUNA(ホームページ)
備考 更衣室・シャワーあり

サウナでととのって、食事も仕事も、宿泊もトータルで満喫!

菊池みらいベース
写真:菊池みらいベース
一見、サウナがあるとは思えない古民家。ここは、サウナだけでなく、コワーキングスペースやカフェ、ゲストルームを兼ね備えた複合施設です。
写真:村嶋さん

ITコンサル会社「ヴィネット」の村嶋さんは、「祖母が生まれたこの家を活かして、働く人たちが集う場作りを」と考え、「菊池みらいベース」をオープン。

「ただ、働く場を作るだけではなく、例えば、プロジェクトチームなどの仲間との絆を深める場にしてもらいたいと考えたんです。そこで、サウナやカフェも作ることにしました。会議の後にサウナでリフレッシュしたり、シェアサイクルで周辺を散策したり…、息抜きをするとクリエイティブな発想にも繋がると思います」。

写真:菊池みらいベースの内装

もちろん、一人での利用も可能。ワークスペースはドロップイン180分500円と良心的な価格からも、気軽にいろんな人たちに集ってほしいという想いが伺えます。

写真:サウナスペースの外観

無類のサウナ好きという村嶋さん。裏の納屋を利用して作った貸し切りサウナは、1組4名まで利用でき、コンパクトな室内は設定温度100℃と熱々!ロウリュをすると一気に温度が上がるのも魅力です。

写真:サウナスペースの内装
湧水は飲み放題。ノスタルジックな雰囲気の中、ゆっくりと過ごすことができます。
写真:湧水
写真:休憩スペース

こちらはホームページから事前予約をして、90分4,000円で1組4名まで楽しむことができるのですが、驚くのは月5回まで利用することができる会員価格(月10,000円)があること。サウナー必見のシステムです。

写真:「木金堂」のスリランカカレー
写真:豆花

また、カフェでは、村嶋さんおすすめのサウナ飯がいただけるのもポイント。木・金・土曜にオープンする「木金堂」のスリランカカレーは、汗が吹き出すほどスパイシー。食後に豆花をいただけば、汗もひいてスッキリすること請け合いです。

月・火・水曜に営業する「Café FIKA」のコーヒーソーダもサウナ後にピッタリ。訪れる曜日によって、違った魅力が楽しめるのも「菊池みらいベース」の特徴。出会う人、味、景色、それぞれをサウナと一緒に堪能できるスポットです。

スポット情報(2023年8月25日現在)
スポット名 菊池みらいベース
電話番号 0968-25-2501
所在地 菊池市深川51
営業時間 11:00〜21:00 ※完全予約制
URL 菊池みらいベース(ホームページ)
備考 更衣室・シャワーあり

球磨の木の温もりを感じて、鍾乳洞からの地下水&風でととのう

球泉洞サウナ
写真:球泉洞サウナの内装
「球泉洞」といえば、真夏でもひんやり涼しい鍾乳洞の見学ができる涼スポット。そこに熱々のサウナスポットがオープンしているというから必見です!
写真:球泉洞

令和2年の豪雨で、駐車場が土砂で埋まるなどの被害を受けてしまった「球泉洞」。「被災前よりパワーアップして復活しよう!」という想いを胸に再オープンを果たしたのは令和4年4月のことです。

写真:球泉洞の建物の外装
写真:球泉洞の建物の内装

モンベルコーナーやカフェ、ベーカリー、球磨村の食が集まったアンテナショップなど、1日過ごせるほどの魅力が詰まった施設に生まれ変わりました。

写真:球泉洞どろっぷ
写真:球泉洞Tシャツ

令和5年4月にはサウナも加わり、さらにパワーアップ。

「ここは球磨村森林組合が運営をしている施設です。球磨村の9割を占める森林を活かし、さらに端材などの活用もできるので、薪を使うサウナをオープンしました」と観光係の免田さん。

写真:観光係の免田さん
2時間貸し切ることが出来るテントサウナは、薪のくべ方などをレクチャーしてくれるので安心。
写真:テントサウナの中の様子
写真:ストーブの中の炎
写真:積んである薪

サウナを楽しむだけでなく、ストーブの中でゆらぐ炎も楽しめるとあって、癒し効果アップも期待できそうです。
 

写真:水風呂

さらに、球泉洞から汲み上げる地下水がかけ流しされている水風呂は、水風呂というよりプール!大人5人でもゆったり入ることができます。プールサイドに椅子を移動して涼んだり、地下からの涼風を感じれば、一気に体を冷やし、トランス状態に浸れること請け合い。
 

写真:サウナドリンク

サウナプランは、午前と午後の部の1日2組限定(例:2時間・2名利用5,500円)。ポンチョやハット、サンダル、バスタオルなどが付いているので、水着を持参するだけでOK。サウナドリンクも用意してくれる至れり尽くせりの内容です。サウナ後に鍾乳洞を散策すれば、さらにととのうこと間違いなし⁉︎「球泉洞」を大満喫してください。

スポット情報(2023年8月25日現在)
スポット名 球泉洞サウナ
電話番号 0966-32-0080
所在地 球磨郡球磨村大瀬1121
営業時間 10:00〜12:00、13:00〜15:00 ※完全予約制
URL 球泉洞(ホームページ)
休み 6〜11月は無休、12〜5月は水曜
備考 更衣室・シャワーあり

 

モデル:樫山結(サウナアンバサダー)

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今村ゆきこ

熊本生まれ、熊本育ち。地元タウン誌「タンクマ・モコス」を経て独立。熊本愛強めのライター&エディター。熊本第一号の温泉ソムリエ&温泉ソムリエアンバサダーとして「くまもっと湯美人」を監修するなど、温泉愛もかなり強め。コロナ禍でソロキャンプの魅力に気づき、休日には愛犬と「温泉+キャンプ」を楽しむ日々を送る。

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