ANAくまもと応援隊が行く!くまもと再発見の旅 ~あそんで・つくって・たべて県北 1泊2日旅(前編)~

ANA客室乗務員の大塚です。現在は大津町役場の商業観光課に出向しております。
今回は熊本県の観光連盟と協力してANAくまもと応援隊として熊本の素敵な場所を再発見するため、『大津町・菊池市』エリアを旅してきました。
今回の旅では、豊かな自然や地域の方々のぬくもり、仕事に対する熱意を感じることができ心温まる旅となりました。
【ご紹介スポット】
・きくち観光物産館
・神龍八大龍王神社
・美少年酒造
・SUMI
・班蛇口湖 カヤック体験 班蛇口湖 カヤック体験は現在休止中です(2023.2.27時点)
・本わらびもち茶寮 葵粋
・岩蔵
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、熊本県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
※撮影時のみマスクを外しています。
きくち観光物産館

まず始めに訪れたのは、菊池公園の横隣に位置する「きくち観光物産館」。
店内にはバラエティー豊かな菊池市の特産品やお土産が並んでいます。
春の暖かいこの時期注目したいのはスイートコーン「ドルチェドリーム」!
スイートコーンの種を作っているメーカーさんの試験栽培場に見学に行き、まだ名前もついていない時に、これは美味しいと見つけてきたのがドルチェドリーム!!
試験栽培から取り組み、今年で6年目ですが、まだまだ市場でも取り扱われている数は少なく、取扱店舗も少ないようです。
1箱8本入り2500円で販売されており、お店への電話予約、インターネットショップや菊池市が運営するふるさと納税サイトでご注文頂けます。ぜひ私も購入してドルチェドリームを堪能してみたいと思います。



取材時はまだ販売がされていなかったのでドルチェドリームを使用したジェラートをいただきました。
ドルチェドリームの上品な甘さと濃厚なミルクのあじわいがマッチしていてとても美味しかったです!

また、きくち観光物産館の敷地には足湯もあり、菊池温泉を気軽に楽しむことができます。
少しの間入っただけなのに足がつるつるになりました!
そしてこちらでは、次の目的地に持っていく“あるもの”をゲットしたいと思います。


それがこちら「福蛇の袴(ふくへびのはかま)」。
きくち観光物産館でのみ購入できる特別なお守りなのです。
本物の蛇の抜け殻を使い、龍に見立てて作られているため、ひとつひとつ柄が違うので、皆さんも好きな柄を選んでみてくださいね!
それでは「福蛇の袴」を持って、いざ次のスポットへ!!
スポット名 | きくち観光物産館 |
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所在地 | 熊本県菊池市隈府1273-1 |
TEL | 0968-25-5477 |
URL | https://yokayoka.base.shop/ |
神龍八大龍王神社(しんりゅうはちだいりゅうおうじんじゃ)

ここは宇宙最高の神を祀るパワースポット「神龍八大龍王神社」です。

竹林に囲まれた階段を下った先に見えてきたのはひっそりとした佇まいの神社と、二つに分かれた大きな御神木。
川のせせらぎとひんやりとした空気に包まれており神秘的な雰囲気が漂っています。


こちらの神社は水難防止や恋愛運はもちろんのこと、なんといっても金運の上昇に大変なご利益があるとの噂!!!
先程手に入れた「福蛇の袴」と一緒にお参りし、そのお守りを財布などに入れて持ち歩くことで幸運が舞い込んでくるそうです。
ご利益がありますように。

スポット名 | 神龍八大龍王神社 |
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所在地 | 熊本県菊池市龍門643 |
美少年


次にやってきたのは水源小学校跡を日本酒の酒蔵にした酒造「美少年」です。
ここでは蔵見学とオリジナルラベル製作体験をさせていただきました。


元々教室や給食室だったところに酒造設備があり、校舎がこのように活用できるのかと驚くばかりで、とても興味深かったです。


中でも、校長室だったところは最重要工程である米麹をつくる「麹室」と呼ばれる部屋になっており、室内は全て杉張りに改装されていて圧巻の光景でした。
「美少年」の蔵見学では普段見られないような酒造りを見ると同時に、ところどころに懐かしい小学校の名残が感じられ、とても楽しく見学できました。


また、同時に体験できるオリジナルラベル製作体験では、好きなお酒を選んでオリジナルラベルを貼ることができます。
意外と丁寧にラベルを貼る作業はなかなか難しく、見た目も美しい仕上がりが求められる高級なお酒は今でも手作業でラベルを貼っていると聞いたときは、そのこだわりに尊敬の念でいっぱいになりました。


最後にほんの少しだけ試飲も。
純米酒「清夜」、純米吟醸「剣門」、純米大吟醸「青天井」の3種類を試飲させて頂きました。
「菊池川流域の米作り」が日本遺産に選ばれるほど米どころとして有名な菊池市で作られたお米と、ミネラルバランスの良いお水で醸造されたお酒は、スッキリとした中に奥深いお米の味わいが感じられてとても美味しかったです。
スポット名 | 株式会社美少年 |
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所在地 | 熊本県菊池市四町分免兎原1030 |
TEL | 0120-25-0615 |
SUMI

ランチにやってきたのは本格的な台湾料理がいただける『SUMI』
一見なんのお店なのだろう……、と思わず好奇心がむくむく湧き上がってくるようなおしゃれでシンプルな外観。
店内は店主・坪井さんのセンスあふれるおしゃれなインテリアや雑貨に心が踊ります。




今回は魯肉飯(ルーローハン)、乾拌麵(ガンビャンメン)、水餃子、デザートに湯圓(タンユエン)を頂きました。
※ランチのメニューは日によって内容が変わります。

菊池産の新鮮な豚肉とご近所の醤油屋さんのお醤油が使われている魯肉飯は優しい味わいで一口食べただけで過去に行った台湾を思い出し、食べる手が止まりませんでした。
またこの魯肉飯に使われている豚肉のゆで汁は、スープにも使われていてこちらも絶品でした。

そして初めて食べた乾拌麵、つるつるもっちもちの麺が衝撃でした。麺の下に隠れている焦がしネギ油の甘辛いソースが食欲をそそります。

水餃子も黒酢との相性が抜群で、餡には菊池産の「走る豚」が使われているため濃厚な旨味が感じられました。

生姜シロップにもちもちのお団子。中からは温かい黒ゴマの餡がとろっと出てきます。

坪井さんは自身が好きだからと台湾料理を独学で勉強して、故郷・菊池市に台湾の家庭料理が味わえるカフェ「SUMI」をオープンさせました。
本場台湾から仕入れている食材を使い本格的な味わいを出しながらも、菊池市の農産物・畜産物もふんだんに使われており郷土愛も感じられるお料理でした。
コロナ禍でなかなか海外に行くことができない昨今、みなさんも菊池市の「SUMI」でちょっぴり台湾に行った気分を味わってみませんか?
スポット名 | SUMI |
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所在地 | 熊本県菊池市隈府266 |
TEL | 0968-28-9026 |
URL | https://www.instagram.com/sumi.kikuchi/ |
班蛇口湖カヤック体験
ランチでお腹が満たされた後は、班蛇口湖(はんじゃくこ)でカヤックを体験してきました!
人生初カヤックです。
はじめにカヤックの漕ぎ方や転覆したときの対処法などを教えてもらい、いざ出発!!

班蛇口湖はもともと人が生活していたところに建設されたため、水中に昔の道路や集落の痕が見えとても不思議な世界が広がっています。
それではまずは上流へ。

上流は水が透き通っていて、差し込む日の光がさらに幻想的な美しい世界をつくりあげていました。
またさらに進んでいくとドキドキの滝くぐりや、湖上での優雅なコーヒータイムを体験しました。

そして“ヤッホーポイント”にも連れていってもらいました。
山に向かって叫ぶときれいにやまびこが返ってくるのです。
みなさんも大自然の中で心の丈を思いっきり叫んでみませんか?私は「おなかすいたー!!!」と叫びました。さっきランチを食べたはずなのに不思議ですね。

班蛇口湖のカヤック体験では日々の忙しさから解放され癒しのひと時を過ごすことができました。
スポット名 | Go Nature |
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所在地 | 熊本県菊池市龍門356 |
URL | http://gonature.jp/company.html |
本わらびもち茶寮 葵粋(キスイ)
ちょっと運動したあとは甘いもの!
訪れたのは最上級の本蕨粉を100パーセント使用したわらびもちがいただけるお店「葵粋」。
外観はもちろんのこと店内もおしゃれで、心落ち着くBGMが流れる空間が広がっています。


今回は本わらびもち、かきごおり、珈琲ゼリーをいただきました。
すべてオーダーが入ってから作るそうです。



前述の通り本蕨粉100パーセントのため、今までに食べたことないくらいトロトロとした食感です。
またきな粉や氷水が付いており、味や食感を変化させることで様々な楽しみ方ができます。


珈琲ゼリーもわらびもちと同じく注文が入ってから手作り。一杯ごと豆を挽いてドリップし、瞬時にゼリーに仕立てるという驚愕の逸品。
コーヒーの苦みとコクがしっかり感じられ、添えられているバニラアイスともまた最高に合って美味しかったです。


そしてかきごおり。
まず出てくるのが手作りの蜜とお抹茶の粉、そして茶杓(ちゃしゃく)と茶筅(ちゃせん)。
そう、ちょっとした茶道体験をしながら抹茶のシロップ作りができるのです!!
オーナーの発想と遊び心にびっくりです。
「葵粋」では最初から最後までオーナーの思いとこだわりがつまった一品一品に感動しっぱなしでした。

「葵粋」は暖簾がかかっているときに営業しており、Instagramのストーリーズ
で当日に営業をお知らせしています。
皆さんも「葵粋」に行くときはInstagramを要チェックです!!
スポット名 | 本わらびもち茶寮 葵粋 |
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所在地 | 熊本県菊池市七城町林原1057 |
URL | https://www.instagram.com/kisui_honwarabimochi_saryou/ |
菊池渓谷温泉 岩蔵
本日泊まるお宿は菊池渓谷の隠れ宿「岩蔵」。





桜やヒノキなど多種多様な木材を贅沢に使用しているお部屋は、優しい木の香りに包まれてほっとするような温もりを感じます。

またお風呂はもちろん源泉かけ流し。
全室客室風呂完備で、今回宿泊したお部屋のお風呂はヒノキの香りが心地良い内風呂タイプ。半露天客室風呂や露天風呂付のお部屋もあるようで、お部屋選びに迷ったときは客室風呂で決めるのも良いかもしれませんね!
大自然を望むお風呂は景色も素晴らしく、長風呂必至です。
そして待ちに待った夕食は個室でいただく菊池産の食材をふんだんに使った懐石料理。







旬の野菜やお魚、熊本県産黒毛和牛などの素材の生かされたお料理はどれも美味しく、お腹も心も満たされました。
明日の朝食も楽しみです♪
スポット名 | 菊池渓谷温泉 岩蔵 |
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所在地 | 熊本県菊池市重味2224-8 |
TEL | 0968-27-0026 |
URL | http://www.iwakura0026.com/ |
くまもと再発見の旅~菊池市・大津町編~ここまでみなさんいかがでしたか?
1日目は菊池市の地元の方々の郷土愛と雄大な自然に癒される1日でした。
後編は菊池市から始まり、大津町エリアの知られざる魅力をお伝えします!
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ANAくまもと応援隊
熊本好き・旅好きな「熊本在住」のANAグループスタッフがくまもとを応援するべく、熊本の観光地・食・アクティビティなど魅力的なスポットを実際に旅することで「再発見」したオススメ情報をお届けします!
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