のんびりが嬉しい、宇城エリアのカフェ＆ランチスポット

くまもっと編集部

2022年3月18日県央エリアグルメランチ古民家カフェレストランシーサイドカフェ

熊本県のほぼ中央に位置する“宇城（うき）市”は、美しい海と山に囲まれたのどかな街。世界文化遺産・三角西港をはじめ、白壁土蔵の街並みや石積み棚田など、美しい場所も多く、一人でのんびりと旅するにもオススメです。今回はこのエリアで話題のグルメスポットをご紹介。宇城のやさしい風を感じながら、まったり時間を過ごしてみませんか。

※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、熊本県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策（新しい旅のエチケット）を徹底していただくようお願いします。

★紹介スポット
・Tonari Coffee
・Cafeと暮らしの雑貨　Pinks Marche（ピンクスマルシェ）
・フルーツカフェ石井
・レストラン　ルボンヌ

一人でも居心地が良い、オシャレカフェ「Tonari Coffee」

宇城市役所から車で約5分。国道3号線から一本入った場所にある「Tonari Coffee」は、コーヒー好きのオーナーが「美味しいコーヒーを味わえる空間を作りたい」と、2020年2月にオープンさせたカフェです。
コンクリート打ちっぱなしの壁に、三角形のテーブルや座り心地のよいＹチェアなど、選りすぐりのインテリアが配された店内は、オシャレの一言！　風が通り抜けるテラス席もあり、気に入った場所で自家焙煎コーヒーを味わうことができます。ドリンク類はすべてテイクアウトOKで、チーズケーキやガトーショコラなどのスイーツも充実。金土はブランチセットに自家製キッシュが登場し、こちらも人気メニューになっています。

スタイリッシュで開放的な店内。広めのテーブル席でまったりするも良し、テラス席でのんびりするも良し…。一人ランチも快適です

毎日お店で手作りされる、発酵バターを使ったスコーン。“コーヒーに合う”をコンセプトに、試行錯誤しながら完成した看板メニューで、ヨーグルト、プレーン、チョコ、抹茶、クランベリーなど種類も豊富（１個150円～、テイクアウト可）

ブランチセット（11時～13時）で味わえる“スコーン＋トナリブレンドセット（700円）”。スコーン2個（プレーン＆ヨーグルト）に、材料にこだわった食卓manoのジャム、生クリーム付き。コーヒーもたっぷり味わえます

自家製レモンシロップを使った“ソーダレモネード（480円）”。国産レモン使用で、子どもも安心してゴクゴク飲める美味しさ！

１杯１杯挽きたてが味わえるコーヒーは、中浅煎りから深煎りがメイン。3種類の豆をブレンドした“トナリブレンド”や、今月のコーヒー、インドネシアなど4種類が揃います（480円～）

左／「3月21日（祝）には2周年イベントも開催します。遊びに来てください」と話すスタッフの武藤さん
右上／テイクアウト用のカップもシンプルでオシャレ
右下／豆だけの購入も可能

スポット情報（2022年3月18日現在）
スポット名	Tonari coffee（トナリコーヒー）
住所	宇城市松橋町両仲間3−１
電話番号	0964-27-8880
営業時間	11:00～18:30（OS17:30）
定休日	水・日曜、不定休
駐車場	あり
関連リンク	Tonari CoffeeのFacebookはこちら（外部リンク）

詳しくはこちら

野菜が主役のランチに感動！　古民家カフェ「Pink’s Marche（ピンクスマルシェ）」

次にご紹介するのは築90年と50年、2つの家を繋げて誕生した古民家カフェ「ピンクスマルシェ」です。こじんまりとした玄関から靴のまま中に入ると、その先に広がっているのは素敵なインテリアに囲まれた癒し空間。店内は長屋のような造りで、真ん中の廊下を挟んで左側が雑貨スペース、右側がウンター席になっていて、さらに廊下を進むとテーブル席や畳敷きの個室など、個性豊かなお部屋が次々に出現するから何とも魅力的です。
そんな同カフェで味わってもらいたいのが「野菜ってこんなに美味しかったんだ！」と、野菜本来の味を再認識させてくれるランチ。“ご飯ランチ（お肉orお魚）”や“パスタランチ”など、生産者の顔が見える食材を使った日替わりメニューで実感することができます。

目の前に田園風景が広がるカウンター席は、一人ランチにおすすめの特等席。取材時はこの席で“プレートランチ（季節のポタージュ、プレート、手作りパン、ドリンク付）を頂きました

野菜が主役のプレートがこちら。
地元農園から直接仕入れるベビーリーフをはじめ、芽キャベツやにんじん、パプリカ、ラディッシュ、かぶ、にんじんなど、新鮮でみずみずしい野菜が約20種類も！　味付けはハーブソルトのみで、目と舌の両方で季節を感じられます。福祉施設で手作りされたハム、ソーセージ、ベーコンも期待を裏切りません

熊本産のレモンとイチゴを使った自家製ドライフルーツTea。そのほかランチドリンクは、珈琲、紅茶、オーガニックハーブティーから選べます

迷路のような店内には、テーブル席から畳スペースまで様々な席が用意されていて、テラス席はペットもOK

もともとはハンドメイドの洋服や雑貨を扱うショップからスタートした同カフェ。入口の雑貨スペースには、アクセや小物など、思わず手に取って試したくなるアイテムが多数ラインナップされ、手作りクッキーも販売されています

カフェをオープンするにあたり、トタンを張ったり、壁を塗ったりという作業はできる限り自分たちで行ったというオーナーの稲村さんとスタッフ。ちなみにセルフリノベは現在も進行中だそう

スポット情報（2022年3月18日現在）
スポット名	Cafeと暮らしの雑貨　Pink’s Marche（ピンクスマルシェ）
住所	宇城市松橋町曲野2326
電話番号	0964-53-9639
営業時間	11：00～17:00（OS16:30）ランチ11:30～14:00
定休日	日月火曜
駐車場	あり
関連リンク	ピンクスマルシェのホームページはこちら（外部リンク）

詳しくはこちら

旬のフルーツをたっぷりと！　果樹園で味わう贅沢パフェ「フルーツカフェ石井」

宇城市の東側に位置する豊野町は、メロンや梨、ぶどう、柿などのフルーツ栽培が盛んでフルーツ王国とも呼ばれています。「フルーツカフェ石井」は、そんな豊野町で昭和初期から果物を栽培する「石井果樹園」が期間限定（７～５月の金土日）で営業するカフェ。みずみずしいフルーツが贅沢に盛られたパフェが人気で、「利益を度外視しているかも」とクチコミで話題になっています。皮ごと食べられるシャインマスカットをはじめ柿、いちごなど、その時季の旬のフルーツがトッピングされるのも、果樹園が営むカフェならでは。通常ではありえない豪華さです。
敷地内の直売所では、朝もぎした果実を購入することも可能。予約すれば、いちご狩りなどの体験もできるそうですよ。

GWまで楽しめる「季節のフルーツパフェ（780円）」。今の時期はいちご（恋みのり）がメインで、カップの中には6～7個ものフレッシュいちごが入っています

見てください、いちごだけでこのボリューム。カップの下まで、みっしり！！
パフェの中には3～4種類の自家製コンフィチュールと、大粒シャインマスカットのレーズン、チョコレートも入っていて、こだわりのソフトクリームも濃厚。ミニパフェやドリンク付きのセットもあります

こちらは夏以降に登場するパフェ。シャインマスカットや太秋柿など、数種類のフルーツがトッピングされて、彩りも鮮やか

店内でも味わえるオリジナルワイン。ワインセットは、ワイン（ロゼorシャインマスカット）＋おつまみが付いて1000円。もちろん、ボトルでの購入もできます。
左からマスカットベリージュース（1620円）、ロゼワイン（3300円）、シャインマスカットワイン（4400円）

左／ゆっくりくつろげる店内
右／パフェにも使われている自家製コンフィチュール（シャインマスカット、太秋柿、いちごetc）と、大粒シャインマスカットレーズンは購入も可能

「パフェは旬の果実で作っているので、来店するたびに違った味、食感が楽しめると思います。ぜひ食べに来てくださいね」と話す、オーナーの石井さん（左）とカフェ担当の松本さん（右）

スポット情報（2022年3月18日現在）
スポット名	フルーツカフェ石井
住所	宇城市豊野町安見712
電話番号	0964-45-2229
営業	7月～5月のGWまで、金土日のみ 10：00～15：00
駐車場	あり
関連リンク	フルーツカフェ石井のホームページはこちら（外部リンク）

詳しくはこちら

海を見ながら頂く、至福のビーフシチュー「レストラン　ルボンヌ」

最後にご紹介するのは、世界文化遺産・三角西港から車で約4分の場所にある「ルボンヌ」。“海の見える場所で美味しいランチを食べたい”、そんな願いを叶えてくれるロケーション抜群のレストランです。
現店主・遠山さんのお父様が昭和55年にお店をオープンさせ、今年で42年目。ステーキやハンバーグ、ナポリタンなどの洋食をメインに、から揚げや生姜焼きなど1000円以下のお得ランチも提供しています。なかでも創業時から継ぎ足して作る“デミグラスソース”は絶品。“ハヤシライス”や“ビーフシチュー”で味わうことができ、この味を求め遠方からわざわざ来店する常連さんもいるそうです。海を一望できる個室やテラス席で、ぜひ味わってみませんか。

天草の島々をつなぐ天草五橋のひとつ“天門橋”を臨むテラス席。奥にはカウンター席もあり

デミグラスソースが決め手の「黒毛和牛ビーフシチューセット（2100円、税別）」。サラダと選べるライス（白米or古代米）、季節の野菜＆ポテトサラダのチーズ焼が付いて、大満足のボリュームです

2～3時間コトコトと煮込んだ和牛のバラ肉は、繊維に沿ってほろほろと崩れる柔らかさ。秘伝のソースに、数種類の野菜を継ぎ足しながら煮込んだデミグラスソースの味も秀逸！　独特のコクと深みがたまらない一皿です
※ビーフシチューは冷凍販売もあり。ネットショップでも入手できます

天井のランタンは、ベトナム・ホイヤン地方のお祭りをイメージして、奥様がディスプレイされたそう。色とりどりで、とても華やかです

アメリカンテイストの家具が置かれたテーブル席をはじめ、一人でもゆっくり寛げるカウンター席、海側の個室など、様々な席があるのも嬉しいポイント

お店は基本、店主の遠山さんと奥様、息子の真一朗さんで切り盛りするスタイル。アットホームな雰囲気で、居心地の良さも抜群です

スポット情報（2022年3月18日現在）
スポット名	レストラン　ルボンヌ
住所	宇城市三角町三角浦112
電話番号	0964-53-1300
営業時間	11:30～14:30（OS）、18:00～20:00（夜は金土日のみ）
定休日	月曜（※祝日の場合翌日）
駐車場	あり