はじめましての場所・モノが続々と! 南阿蘇のNEWショップ巡り

今年3月、熊本地震で崩壊した阿蘇大橋に代わり“新阿蘇大橋”が開通。大分や熊本市内からのアクセスが大幅にアップした南阿蘇村。村内にはカフェや雑貨、ベーカリーなど、個性豊かなお店が続々登場し、賑わいを見せています。そんな南阿蘇村に誕生したNEWな場所・モノを見つけてきました。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、熊本県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
・310Books(サンイチゼロブックス)
・みなみ阿蘇ビール
・Chamitsulle BAKES&HERBS(カミツレベイクス&ハーブス)
・阿蘇キャニオンテラス&ロッジ
地元の人も観光客も集う、本とカフェの店「310Books」

連日、多くの観光客で賑わう道の駅「あそ望の郷くぎの」。ここの敷地内で、木~日曜のみ営業しているのが、もと書店員の佐藤さんが営む本屋カフェ「310Books(サンイチゼロブックス)」です。
店内は8坪ほどの広さで、左の壁一面と正面のテーブルが本の販売スぺ―ス。絵本や単行本など、佐藤さんが“おもしろい”をテーマにセレクトした本がジャンルを問わず並んでいて、本の注文にも対応してくれるそう(毎月1回)。また、阿蘇の地下水を使ったドリップコーヒーやスパイスカレーなどの軽食が頂けるのも魅力。平日は地元の人が、休日は観光客がふらっと立ち寄れる、そんな癒しの場所になっています。

アイスにトッピングされた牛のチョコが何ともキュート! 草千里に行けば意味が分かる、その名も「草千里クリームソーダ」450円(税込)。そのほかメニュー表には、文豪・詩人ブレンドなど、本屋ならではのユニークな名前がズラリ

佐藤さんが自ら改装したという、居心地のいい店内。座席数は6席。カウンターやテーブル席など、お気に入りの場所でゆっくりと過ごすのがオススメ
スポット名 | 310Books(サンイチゼロブックス) |
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住所 | 阿蘇郡南阿蘇村久石2807 道の駅あそ望の郷くぎの内 |
電話番号 | 0967-65-8105 |
営業時間 | 10:30~16:30 |
休み | 月~水曜 |
駐車場 | 100台(共有駐車場) |
URL | 310Booksのホームページはこちら(外部リンク) |
南阿蘇に待望のクラフトビール誕生!「阿蘇ブロンドエール」
スッキリとした飲み口で、華やかな味わい。発売からわずか3日間で、初回生産分の2000本が完売したビールをご存じですか?
手がけたのは、南阿蘇村の「南阿蘇ケアサービス」と、宮崎県延岡市の「宮崎ひでじビール」が共同で設立した「みなみ阿蘇ビール」。日本名水百選にも選ばれるほど美しい白川水源の湧水と、地元・阿蘇米を使ったクラフトビールで、野焼き前の黄金に輝く阿蘇山をイメージして作られているそうです。
「ビールの成分は9割が水。ベース(水)がいいと、ビールも美味しくなるんです」とみなみ阿蘇ビールの梶川社長。その言葉通り、実際に飲んでみると、程よい苦みとフルーティーな味のバランスがよく、のど越しが最高。飲んだ瞬間から南阿蘇村の風を感じる、そんな味に仕上がっています。

ラベルに描かれた阿蘇五岳のシルエットが、またお洒落です。
価格は1本600円(330ml)で、3本セット(箱付き)1950円もあり。すべて税込。あそ望の郷くぎの、阿蘇ファームランド、井手商店、下記オンラインショップで入手可能です

写真は、共同出資をしている「南阿蘇ケアサービス」の利用者さんたち。現在、障がい者の就労支援の一環として、南阿蘇村でビールの原材料となるホップを栽培中です。今年10月頃から販売される「阿蘇ブロンドエール」には、このホップが使われる予定で、利用者さんたちの“やりがい”にも繋がっています
スポット名 | みなみ阿蘇ビール株式会社 |
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住所 | 阿蘇郡南阿蘇村久石2807 道の駅あそ望の郷くぎの内 |
電話番号 | 080-1731-8082 |
みなみ阿蘇ビール取り扱い店 | あそ望の郷くぎの、阿蘇ファームランド、井手商店、オンラインショップ |
URL | みなみ阿蘇ビールのホームページはこちら(外部リンク) |
やさしいお菓子とハーブティー「Chamitsulle BAKES&HERBS」

南阿蘇鉄道の中松駅から車で2分ほど。のどかな田園風景が広がる場所に建つ「Chamitsulle BAKES&HERBS(カミツレ ベイクス&ハーブス)」。季節の素材を使った焼き菓子とオーガニックハーブティーが評判で、“カミツレ(カモミール)”の花言葉のように、「南阿蘇に根を張り、たくさんの笑顔や癒しを届けたい…」、そんな想いから今年5月、ご夫婦でオープンさせたお店です。
マフィンやケーキ、クッキーなど、丁寧に心を込めて焼き上げるお菓子は、広島の人気店で修行を積んだ奥さまの担当。素朴でやさしい味わいがSNSで話題になり、午前中に売り切れる事も多いとか。また、ハーブティーを担当するご主人は、レモングラスやホーリーバジル、カモミールなど、約15種類のオーガニックハーブを1人で栽培しているそう。風味豊かな南阿蘇産のハーブティーはネットショップでも購入できます。

常時4種類ほどが日替わりで並ぶマフィンは、りんごとシナモン、3種のベリーとクランブルなど、こだわりの素材を使ったものばかり。そのほか、SNSでも人気のケーキは約5種類、ローズマリーやラベンダーなど、ハーブを使ったクッキーなどもあります

店内にはイートインスペースも完備。ご主人が栽培したハーブティーをはじめ、紅茶、パイナップルとレモングラスのソーダ―などドリンクメニューも豊富で、焼き菓子と一緒に味わうことができます
スポット名 | Chamitsulle BAKES&HERBS(カミツレ ベイクス&ハーブス) |
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住所 | 阿蘇郡南阿蘇村中松4026-1 |
電話番号 | 070-8510-4804 |
営業時間 | 10:00~17:00 ※お菓子が売り切れ次第、終了 |
休み | 火~木曜 |
駐車場 | あり |
URL | Chamitsulle BAKES&HERBSのホームページはこちら(外部リンク) |
開放的なテラスでいただくBBQとジェラート 「阿蘇キャニオンテラス&ロッジ」

新阿蘇大橋が開通した3月、南阿蘇村にもう一か所、熊本地震での全壊を乗り越え、新たにリニューアルオープンした施設があります。それが新阿蘇大橋を見下ろす高台に建つ「阿蘇キャニオンテラス&ロッジ」。阿蘇東急ゴルフクラブに隣接する、客室や大浴場、テラス、カフェテリアなどを完備したリゾート施設です。
なかでもテラスは開放感抜群! 熊本市内はもちろん、天気のいい日には長崎・雲仙普賢岳まで見渡せる壮大なロケーションが自慢の場所で、ここでBBQも楽しめるそう。さらに今月から、地元素材を使ったジェラートやSDGsコーヒーなど、スイーツ好き必見の“キャニテラカフェ”も駐車場横に誕生。テラス席でゆっくり味わえるので、ドライブがてら気軽に立ち寄ってみては。

阿蘇の絶景をバックに、ストレスフリーなテラスでいただくBBQは11月末まで開催中。コースはプランにより異なり昼2750円~、夜4400円~。飲み放題も追加できます(お酒コース+1650円、ソフトドリンクコース+550円、2時間制、税込)。さらに、手ぶらでOKの温泉もセットで利用できるというから嬉しい限りです。※前日までの要予約、HPからも予約OK ※写真は2名分(赤牛コース)


8月にオープンした“キャニテラカフェ”。同カフェでしか堪能できないオリジナルジェラートが絶品で、デコポンやブルーベリー、ピスタチオ、アールグレーなど、どれもフレッシュな味わい(全8種類、450円~)。はちみつカボススカッシュや有機コーヒーなどのドリンク類も充実しています。近々、阿蘇の食材で作るワッフルも登場予定
スポット名 | 阿蘇CANYONTERRACE&LODGE(阿蘇キャニオンテラス&ロッジ) |
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住所 | 阿蘇郡南阿蘇村河陽4369-1 |
電話番号 | 0967-67-1611 |
営業時間・休み | ■BBQ/11:00~、14:30~、18:00~の予約制 ※前日までの要予約、下記HPから予約可能 ■キャニテラカフェ/11:00~16:00、不定休 |
駐車場 | あり |
URL | 阿蘇キャニオン&ロッジのホームページはこちら(外部リンク) |
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