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パンフレット

旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

水害からの復興!パワーアップする人吉・球磨

モゾカタウン

2020年7月におきた九州南部豪雨で被災した人吉球磨地域。一年が経過し、営業再開になった宿泊施設や観光施設などが増えてまいりました。

これからの復興を願い、遊んで食べて人吉球磨地域を応援してみませんか。今しかみれない人吉の風景をご紹介します。

・しらさぎ荘annex(モゾカタウン内)

・あゆの里

・HASSENBA

・ひみつ基地ミュージアム

 

※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、熊本県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。

(取材日:2021年8月中旬)

人吉駅についたら復興商店街「モゾカタウン」に

モゾカタウン

人吉駅から出て右手側に飲食店など全26店舗が営業しているモゾカタウン。熊本方言である「もぞか(かわいい、小さい)」から名づけられました。飲食店以外にも寝具や歯科、洋服店などひとつの町のようなラインナップであり、昼時は駐車場が満杯になるほど活気づきます。

商店が集まるだけの「商店街」ではなく、街がつながって「タウン」へ発展したいという気持ちも盛り込まれています。

モゾカタウン
お弁当から始まる再建「しらさぎ荘annex」

しらさぎ荘は創業100余年、鯉や川魚料理と源泉かけ流しの温泉が楽しめる老舗として有名な湯宿。豪雨当日は床上4m強まで迫ってきた濁流から逃れるため屋根の上に避難しました。名水百選に選ばれた湧水池が眼下に拡がる建物は、豪雨被害によって水没し建て直しを余儀なくされました。

(被災前のしらさぎ荘)

しらさぎ荘とともに愛されてきた約2000平方メートルの湧水池には大量の土砂が流れ込み、ボランティアや役所に相談しても専門外で当時は頭を抱えたそう。ふと知り合いに教えてもらったTV番組「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」に自身の思いを手紙で送ったところ協力を得ることができ、今は澄んだ美しい姿に戻りつつあります。

人吉温泉観光協会さんのブログにその時に様子がレポートされています※

高山若女将
お客様や復興に向けて歩む周りの人々に背中を押され、モゾカタウンでの出店を決意した、と髙山若女将。

(左)ごはんより唐揚げの面積が大きい!?サックサクジューシーな唐揚げは被災前より裏メニューとして評判だった逸品。

(右)人吉に来たら必ず食べておきたいうな丼。うなぎのかば焼き単品での注文も受け付けておりグループでシェアしてもよい。

モゾカタウン内にあるしらさぎ荘では、飲食テイクアウトを中心として営業しています。

元々裏メニューとして人気のあった唐揚げ・鳥南蛮は地元にも好評、川魚料理を提供する料亭であったしらさぎ荘らしさを出したうなぎ蒲焼きや鯉こくなども食べられます。

また美しい湧水池が望めるような施設を建てる予定だそうで、来年度の夏の営業再開に向けて準備を進めています。
スポット情報(2021年8月27日現在)
スポット名

しらさぎ荘annex

住所 〒868-0008 熊本県人吉市中青井町326-4
電話番号 080-5372-0081
営業時間 11:00~なくなり次第終了
駐車場 あり(モゾカタウン内駐車場)
定休日

火曜

関連リンク (外部リンク)
球磨川のほとりに建つ老舗旅館「あゆの里」
あゆの里
8月12日にオープンした創業80年のあゆの里。すぐ隣を球磨川が流れ、対岸に人吉城址が望めます。

(左)ラウンジの柱には浸水した位置が刻まれている。

(右)水が引いたあとの人吉は車が横転したり30cmほど泥が溜まっていて、映画の撮影のような状態だったと有村専務。

人吉城址と球磨川を望む、吹き抜けの開放的なラウンジ「天の川」は、大きな窓から光が差し込む元の状態に戻りました。

豪雨時には目の前の球磨川が氾濫し、このガラスが割れるほどの勢いで水が流れ込んできました。当日宿泊していた100名を超えるお客様の安全を守るべく垂直避難。地下の機械室が停止したため電気が無く暗い中、温かい朝食も一部屋ごとに階段で運び、不安を少しでも取り除けるように努めました。

自慢の温泉も枯れることなく元通りになりました。美肌効果のある炭酸水素塩泉も湯量も変わらず湧いています。

1階には世界ブランドである球磨焼酎が揃う焼酎蔵やその球磨焼酎を味わえるbarがリニューアル。つい足を止めて眺めていたくなる空間です。

温泉露天風呂付きのお部屋や和モダンを感じる和洋室など、75室の客室も以前のまま。
露天風呂付のお部屋からは人吉球磨の美しい風景が望む。
スポット情報(2021年8月27日現在)
スポット名 清流山水花 あゆの里
住所 熊本県人吉市九日町30
電話番号

0966-22-2174

時間 チェックイン 15:00 /チェックアウト 10:00
駐車場 あり
関連リンク HP(外部リンク)
球磨川の新しいランドマーク「HASSENBA」

川くだりだけでなく地域の魅力を発信できる場を作りたいという気持ちを基に、被災した建物を活かしながら建てられたHASSENBA。川くだりやラフティングの受付の他に、九州パンケーキが味わえるカフェや地域のおしゃれなお土産が揃うHITO×KUMA STOREなど複合施設として生まれ変わりました。

 

球磨川くだりは現在ツアーを中止し、来春再開を目指しています。再開後、和船による遊覧船(梅花の渡し)ラフティング体験ツアーをスタートし球磨川の魅力を体験・発信を行っています。

九州パンケーキCafeでは、焼きたてのパンケーキやカレーなどのランチメニューが楽しめます。フリーWiFiを完備した球磨川沿いのテラス席はビジネスでも利用できます。

昼時は満席になることが多く、遠方だけでなく地元のお客様も立ち寄れるスポットです。

スポット情報(2021年8月27日現在)
スポット名

HASSENBA HITOYOSHI KUMAGAWA

住所 熊本県人吉市下新町333-1
電話番号

0966-22-5555

駐車場 あり
関連リンク HP(外部リンク)
にしき ひみつ基地ミュージアム

山の中にあった人吉海軍航空基地を学べる「にしき ひみつ基地ミュージアム」。

豪雨時には増築中だった新館の一部が被害にあい、ガイドツアーが行われている地下壕前は土砂崩れが起こりました。現在は案内前の点検や雨の状況によってガイドツアーを中止にするなど安全面への配慮を徹底しています。

(左)郷土玩具である「きじうま」がひみつ基地ミュージアムに展示されている通称:赤とんぼ“九三式中間練習機”仕様にカラーリングされている。かわいいでしょ、と平本副館長。

(右)ミュージアム内のカフェからは赤とんぼの原寸大模型を眺められる。時間を忘れて座っていられそうな居心地のよい空間。

今年3月にリニューアルオープンした新館では通称:赤とんぼ“九三式中間練習機”の設置や当時の海軍の様子が分かる資料が展示してあります。音声ガイドがあるので、一人でじっくり見て回りたい人も遠慮せずガイドの話を聞くことができます。

飲食スペースでは球磨酪農の特選牛乳を使ったソフトクリームが人気。栗の時期には山江村のキャンペーン:やまえ栗まつりに合わせて栗のソフトクリームパフェを提供する予定です。

ひみつ基地ミュージアム お土産
お土産もひみつ基地ミュージアムらしさが出た珍しいものばかり
スポット情報(2021年8月27日現在)
スポット名 山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム
住所 熊本県球磨郡錦町木上西2-107
電話番号

0966-28-8080

営業時間 9:00 〜 16:00(7・8月〜17:00)
駐車場 あり
関連リンク

HP(外部リンク)

くまもっと編集部

熊本をあいしてやまない「くまもっと編集部」。必見の熊本定番スポットから知る人ぞ知るこだわりの情報まで何でも知ってるモン。

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