オシャレなリノベーションのお宿で、「泊まること」も旅の愉しみに!

オーナーが自らの旅の経験を生かして、古い建物をリノベーションし作り上げた、話題のお宿が熊本にあります。心地よい空間や地元の人とのふれあいを楽しんで、熊本の旅を何倍も豊かにしてくれる、そんな「目的地にしたい宿」の魅力をご紹介します。
- RESTERS BED&CO. 【熊本市】
- HIKE【玉名市】
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、熊本県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
街中近く、だけど静かに心地よく休める「RESTERS BED&CO.(レスターズホテル)」【熊本市】
「RESTERS BED&CO.(レスターズホテル)」【熊本市】
熊本市の中心市街地から、一級河川・白川(しらかわ)を挟んだ立地にある「RESTERS BED&CO.(レスターズホテル)」。築約30年のビジネスホテルをリノベーションして2018年にオープンしたこのホテルは、洗練された空間デザインと居心地の良さが話題を集めています。
「しっかり休める」ことを追求するためシンプルな空間に徹し、休息するために不要なものはすべてなくしているため、部屋にテレビや雑多なアイテムも設置されていません。その分、ランクが高い寝具が使われていたり、タオルやガウンが1セットずつフィルムで梱包されていたりと、清潔で居心地良く上質な休息を楽しめるようこだわられています。
さらに受付ロビーがあるフロアには、熊本のアーティストの作品を展示するギャラリー空間や、ゆったり読書や珈琲タイムを楽しめるフリースペースも。どの空間も都会的で居心地良く、ここに泊まることそのものがステータスになりそう。下通アーケードから徒歩10分とは思えないほどの静かな雰囲気も魅力です。ここまで洗練された空間と利便性ありながら、ビジネスホテル価格で泊まれるというから嬉しい限り。
また、コロナ禍をきっかけに、テレワークやワーケーションの利用にも嬉しい「オンライン配信部屋」も登場(宿泊のお客様に限り利用可能・予約制)。客室からベッドをなくし、デスクとチェアと撮影用照明とWifiというシンプルな環境で、備え付けの27インチモニターや接続機器も揃っています。ホテル客室やコワーキングスペースと違いオンラインに集中でき、オンライン面接や商談などに使いやすいと好評です。
熊本城や水前寺公園、市街地でのショッピングなど熊本市ステイをじっくり楽しむための拠点にぜひ選びたい、特別なリノベーションホテルです。













スポット名 | RESTERS BED&CO.(レスターズホテル) |
---|---|
住所 | 熊本県熊本市中央区九品寺1-4-18 |
電話番号 | 096-247-6660 |
駐車場 | あり |
関連リンク | 「RESTERS BED&CO.(レスターズホテル」のホームページはこちら(外部リンク) |
旅人と地元の人とが、自然と交流できる場所に「HIKE(ハイク)」【玉名市】
「HIKE(ハイク)」【玉名市】
熊本市の北西にある玉名市に、旅人に話題のホステルがあります。ここ「HIKE(ハイク)」は、2020年7月にオープン。築42年の整形外科医院だった建物をリノベーションして作られました。菊池川と高瀬裏川の間という立地、そして建物の持つ雰囲気に一目惚れして「ここに人が集う場所を作りたいと決めた」と語るのは、HIKEを営む佐藤夫妻です。コンセプトは「誰もが集い、“カタル”場所」(“カタル”とは、「語る」の意味に加えて、熊本弁で「参加する、仲間になる」の意味も)。
2〜4階は病室だった空間を活かして宿泊施設に、そして1階には旅人と地元の人が交流できる広いカフェ&バーや、「小代焼(しょうだいやき)」の器などを揃えたセレクトショップをつくりました。これまで世界37ヵ国を旅し、さまざまなゲストハウスに泊まってきた経験を生かし、自分らしく気軽に泊まれるような宿のつくりにこだわっています。
「旅先の宿でよくしてもらえると、その土地や国への印象も良くなるもの。かつてはゲストとして世界を回っていた自分たちが、今度はホストとして心を尽くして迎えたい」。コロナ禍で海外からのお客さんはまだ迎えられていませんが、熊本県内や国内からの旅行者、さらにカフェを利用する地元の人から、居心地の良いとすでに話題を集めています。九州を旅する拠点として、ぜひ何度も訪れたいホステルです。














スポット名 | HIKE(ハイク) |
---|---|
住所 | 熊本県玉名市秋丸415-2 |
電話番号 | 0968-72-0819 |
営業時間 | 11:30〜22:00(水曜休) |
駐車場 | 無料駐車場「菊池川河川敷公園駐広場」の利用を |
関連リンク | 「HIKE(ハイク)」のホームページはこちら(外部リンク) |
ただ旅行の途中で泊まるためだけではなく、そこに泊まること自体もステータスになる……。そんな、“旅の目的地”としての魅力溢れる2つのお宿。このような場所があると、熊本への旅への夢が、より一層膨らみそうです。
※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、直接店舗に営業時間をご確認ください。
■熊本のお宿・ホテルを探すなら「STAYNAVI」

中川千代美
長崎生まれ、熊本在住。地方出版社に勤めたのち、「チヨミ編集事務所」として独立。地域の子育て情報誌や生活情報紙をはじめ、幅広いジャンルの編集・ライティング・企画を手がける。食欲・物欲・お出かけ欲・温泉欲・ビール欲が赴くままに熊本・九州を駆け回る日々。趣味は二胡。
このライターの記事へ