一期一会の出合いに心躍る、阿蘇の古物屋さん巡り

古いものになぜか心が惹かれるのは、遠い時代の光のような輝きを感じるせいかもしれません。時代を超え、現代に息づくアンティークやビンテージのアイテム。一期一会の出合いを求めて、阿蘇の古物屋さん巡りへ出かけませんか。
- etu
- Nyima
生活周りの食器や古道具にきゅん!「etu」
etu
阿蘇神社の参道脇、にぎやかな門前町商店街の中にある古道具のお店「etu(エツ)」。もともと古いものが大好きだったという店主の趣味が高じて、現在の場所からほど近い女学校跡地にお店を構えたのが始まり。ほぼ毎日仕入れの時間を設けるそうで、コツコツ集められた生活周りの食器やカゴ、玩具類など、愛着の湧く品々は、レトロな中にも秘めた輝きがあるものばかり。センス溢れる品々が暮らしに彩りを与えてくれますよ。

「古道具には、長い年月使いこまれてきた温もりがある」と話す店主。確かな審美眼で選ばれた品々がズラリと並ぶ

明治から昭和頃の和食器。なかには金継ぎを施し、表情豊かに生まれ変わったものもある

美しいガラス食器は、アクセサリーを入れたり、花器として使ったり、アイデア次第で使い方が広がる

一点ものも多いため、心にヒットした時を見逃さないのが鉄則

阿蘇にお店を構えて13年目。古道具をはじめ、大分や長崎などの人気作家さんの器もそろう
スポット名 | etu |
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住所 | 阿蘇市一の宮町宮地1859 |
電話番号 | 090-3665-8290 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
休み | 水・木・金曜 |
駐車場 | なし |
関連リンク | 「etu」のホームページはこちら(外部リンク) |
世界中から集められた貴重な品々も!「Nyima」
Nyima
南阿蘇の雄大な山々を望む絶好のロケーションに店を構える「Nyima(ニマ)」。異国情緒漂う店内には、夫婦が長年アジア各国やアフリカなどを巡り、その旅先で見つけてきた古代の服飾品や民族雑貨、家具などがにぎやかに店内を彩ります。店内の一角にさりげなく飾られたアイテムの中には、驚くべき価値のあるものも! ぜひ旅の思い出話とともにアイテム秘話にも耳を傾けてみて。

オーナーが予算に応じて作ってくれるアクセサリーコーナー。遠くから通うファンも多い

古代エジプトや古代ローマ時代のものもあるというガラス玉やビーズ類。光をあてると、より一層輝きが増してキレイ

インドネシア、インド、ブータンなどから集められた、手織りや手縫いの民族衣装や生地も並ぶ。一見の価値あり

別棟のギャラリー奥には、アフリカの儀式で使われたお面のほか、立像、古布などが大切に保管されている

正面の店舗からは阿蘇の山々を眺めながらカフェ時間が楽しめる。右側のギャラリーでは、月ごとにテーマを変えた展示を行っている
スポット名 | Nyima |
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住所 | 阿蘇郡南阿蘇村河陰4036-8 |
電話番号 | 0967-67-0864 |
営業時間 | 10:00~日没 |
休み | 水・木曜 |
駐車場 | あり(20台) |
関連リンク | 「Nyima」のホームページはこちら(外部リンク) |
阿蘇ドライブの先に待っているのは、時代を経ても色あせないアンティークやビンテージの品やセンスが光る海外ものの雑貨たち。一つひとつの品の物語に思いを馳せ、ときめく出合いに心躍らせてみてください。
※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、直接店舗に営業時間をご確認ください。
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イナヅミセイコ
熊本・福岡での出版社時代に家族向け情報誌やブライダル情報誌、地域のフリーペーパーなど、編集・営業職、ときに編集長職に携わったのち独立。現在は、「ineworks(イネワークス)」の屋号でフリーのライター・編集者として幅広く活動。趣味は、旅。旅を通して見つめた世界や文化、人々との関わりなどを通じて人生の旅も謳歌中。好きな言葉は、「日々是好日」。
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