自然美を愛でる。幻想的な阿蘇の樹氷

跡部千夏

2018年12月25日阿蘇エリア自然樹氷冬

阿蘇といえば鮮やかな新緑が輝く景色を思い浮かべる人も多いはず。けれど、冬の阿蘇も自然が作る白銀の美しい光景が広がります。これを見ずして阿蘇の魅力は語れない！本特集では、幻想的な阿蘇の樹氷をご紹介します。

草千里の樹氷
古閑の滝の樹氷

草千里の樹氷

阿蘇を代表する観光地『草千里』。烏帽子岳の北麓に広がる大草原からは、噴煙を上げる中岳を望み、大きな池や放牧された馬が悠々と歩く姿など、心洗われるロケーションに癒されること必至。冬は緑鮮やかな夏の景色とは一変し、標高の高い場所ならではの樹氷が現れ、美しい氷の花が輝く絶景を拝める。また、池は一面凍り、まるで映画のワンシーンのような幻想的な銀世界が広がる。草千里の銀世界で雪合戦を楽しんでみては。

天候により例年2月中旬頃まで眺められるので、しっかり防寒対策をして雪見を楽しんで

冬の澄んだ空と真っ白い雪のコントラストが美しい

夏の草千里

スポット情報（2018年12月25日現在）
住所	阿蘇市永草
アクセス	車で九州自動車道・熊本ICより、国道57号線経由で約1時間20分
問合せ先	0967-34-1600(阿蘇市観光協会)

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古閑の滝の樹氷

落差約80ｍの男滝と、約100ｍの女滝の二つに分かれる『古閑の滝』。最も寒い時期には阿蘇谷から吹く冷風により、迫力ある氷瀑ができあがる。二つの滝を一望し、自然が作り上げる雄大な景色に圧倒されること間違いなし。草千里と同様、冬の阿蘇観光には外せないスポットだ。また、春先には氷が割れて落ちる音が響き渡り、阿蘇に春を告げる音となる。

水しぶきが凍ってできる、繊細で美しい「氷の華」はまさに自然が作る芸術作品

目の前に広がる神秘的な光景に、きっと心を奪われるはず

スポット情報（2018年12月25日現在）
住所	阿蘇市一の宮町坂梨
アクセス	車で九州自動車道・熊本ICより、国道57号線経由で約1時間30分
駐車場	あり（有料、300円）
問合せ先	0967-34-1600(阿蘇市観光協会)