手軽に楽しむ、阿蘇キャンプ

くまもっと編集部

2020年8月31日阿蘇エリア自然キャンプ

旅館や温泉、あか牛など、阿蘇の楽しみ方はイロイロですが、これから秋にかけては、体いっぱいで自然を感じられるキャンプもおすすめです。そこで今回は初心者OK、道具を持っていなくても満喫できるキャンプ場をご紹介。気軽に出かけてみてくださいね。

・休暇村南阿蘇ファミリーオートキャンプ場
・吉原ごんべえ村
・西原村青少年の森「風の里」キャンプ場
・遊水郷

阿蘇五岳を望む「休暇村南阿蘇」の中にあるキャンプ場。
標高650m。空気がとても澄んでいて、夜は満天の星空に包まれます。テントや道具一式がセットになった「手ぶらでキャンプパック」をセレクトすれば、ビギナーでも快適にキャンプができます。

受付や道具のレンタルは、こちらの管理棟で対応してくれます。
全サイト、車の乗り入れ可能

テーブル、椅子、釜戸付きの「常設テント（オリジナルロッジ型テント）」は、テントを張る手間が省けて便利（全46区画）。より身近に自然を感じたい時は、オートサイト（37区画）がおすすめ

至れり尽くせりの「手ぶらでキャンプパック　BBQ」も人気。必要な道具一式のほか、カレーやバーベキューなど、さまざまなキャンプご飯の食材を準備してくれます。
近くには温泉施設もあり

スポット情報（2020年8月31日現在）
店舗名	休暇村南阿蘇ファミリーオートキャンプ場
住所	阿蘇郡高森町大字高森3219
電話番号	0967-62-2111
キャンプ場開設期間	2020年３月28日～11月15日
営業	チェックイン／13:00　　チェックアウト／　11:00
公式HP	https://www.qkamura.or.jp/aso/camp/

山の斜面を利用して作られた敷地にある、南小国町の「吉村ごんべえ村」。
その広さは、何と2.5ヘクタール。サッカーコートなら3.5面という敷地には、ポニー牧場や農園、民宿など、たくさんの施設が！　ワクワク・ドキドキの休日になること間違いなしです。

手作り感たっぷりの“管理＆炊事棟”。BBQセットや寝具の貸し出しもあるので、食材だけ持ち込めば、憧れのキャンプが手軽にできます

ここならではの設備がコレ。「ごんべえドーム」と名づけられたビニールハウスのようなサイト。天気が悪い日でも心配いらず。薪ストーブも設置されているので、寒い冬も安心です。
各サイトには水道完備、電源を使用できるサイトもあり

テントがない人は、こちらのバンガロータイプを。
大人数対応タイプ（上写真）から、２人でちょいどいいミニログキャビンまで、いろいろと揃っています

敷地内には、無料で利用できるシャワー室も完備。
事前に予約すれば、羽釜ご飯とお味噌汁、お惣菜が付いた手づくり朝食も提供してくれるそう（有料）

スポット情報（2020年8月31日現在）
店舗名	吉原ごんべえ村
住所	阿蘇郡南小国町満願寺5113
電話番号	0967-44-0275
キャンプ場開設期間	通年
営業	チェックイン／14:00　　チェックアウト／　11:00
公式HP	https://www.gonbemura.com/index.html

熊本地震で甚大な被害が出ましたが、３年間の閉鎖期間を経て再開したキャンプ場です。
特徴は何と言っても、熊本市内から約50分というアクセスの良さ！　ソロからファミリーキャンプまで、その時に応じたスタイルで利用できるのが魅力です。

受付は、多目的ホールも備えたこちらの管理棟で。
マイナスイオンたっぷりの敷地内には、キャンプサイトやロッジのほか、約70ｍのロングスライダーや遊びの広場もあり、子ども達も大喜び

高台にあるロッジC棟（全５棟）。
部屋の中から、夕やけや星空、夜景まで見れるそうで、何とも贅沢…。シャワー、キッチン、トイレ、寝具付きで、あとは食材を用意するだけで完璧！

展望台からは、熊本市街地はもちろん、晴れた日には有明海や雲仙・普賢岳まで一望できます

車椅子対応トイレなどの設備が整っているのも◎。
まだまだ工事途中ですが“自然の恵みを体いっぱいで享受できる”、そんな素敵な場所です。

スポット情報（2020年8月31日現在）
店舗名	西原村青少年の森「風の里」キャンプ場
住所	阿蘇郡西原村大字宮山1731-7
電話番号	096-279-2884
キャンプ場開設期間	通年
営業	チェックイン／14:00　　チェックアウト／　10:00
公式HP	https://kazenosato.nishiharashoko.jp/

岩の上を美しく冷たい水が流れ、夏は多くの人でにぎわう「遊水郷」。実はキャンプ場もあるんですよ。令和２年７月豪雨で被害が出たそうですが、８月中旬には一部再開。現在は復旧工事を進めながらも、元気に営業されています。

30年かけてコツコツと、手づくりで整備されたキャンプ場には、自然を活かした工夫がいっぱい！　川のせせらぎを聞きながら、ゆっくりできそうですね

川の流れを一人占めできる、最高のロケーションにある“川沿いのバンガロー”。大人８人程度まで収容できる広さで、家族やグループにぴったり。
川辺から少し上に上がったところには、キャンプサイトもあり

秋はこんなキレイな紅葉にも出合えます。
テントや調理器具などのレンタルも可能。詳細は問合せてみて（※数に限りあり）

遊水郷は阿蘇の中でも奥まったところにあるので、夏でも気温が低くなることも。防寒の準備もお忘れなく