ドライブがてらに訪ねたい魅惑のスイーツスポット。王道から創作系まで“わざわざ足を運びたい”個性豊かな4つのお店をご紹介します。熊本市内からほど近い郊外エリア・御船町にある“そのお店でしか食べられない味”を巡って、お気に入りスイーツを見つけましょう！がんばる貴女にオススメの「スイーツめぐり旅」をご提案します。

• カフェ・コンフィチュール
• ケーキハウス ロシアン
• Monparis〈モンパリ〉
• Cherpapa〈シェール・パパ〉

小さなログハウスのジャム専門店「カフェ・コンフィチュール」。年間100種類以上のジャムを考案する店主の藤崎清美さんは、歯科衛生士のキャリアを経て50代半ばからセカンドキャリアとして同店開業。愛情たっぷりの自家製ジャムはすべて無添加！着色料や保存料などは一切使わず、フレッシュな野菜果物と砂糖のみ。信頼できる農家を探し訪ね、自ら収穫することもあるそう。「本物の舌を養ってほしい」という想いを込めた安心安全な自然素材の味わいだ。定番のベリー系や柑橘のほか、桜やレインボーキウイ、フェイジョア、バタフラピーなどバリエーションは無限大！パンやヨーグルト、ホットミルクに溶いていただくのもオススメ。ランチ、デザートプレートは売り切れ必至の人気ぶり。

「女子がワクワクするようなジャムを作りたい」と、“Angemme〈アンジェム〉＝天使の宝石”と名付けられた藤崎さんのジャム。果実の瑞々しさがギュッと詰まった、まさにジュエリーのような煌めきにうっとり。すべて税込600円。

日替わりデザートプレート（コーヒー付き・税込500円）。評判のフレンチトーストは、プリンのようなトロトロ食感！添えられた甘酸っぱいジャムやジェラートが抜群のアクセントに。心とカラダに栄養たっぷりな“ママの味”。

ワンコインの日替わりランチ（20食限定）は「感動する！」と毎日通う常連ゲストも。「ジャム作りや料理が大好き！」と話す店主の明るくパワフルな人柄にファンも多い。人生を謳歌する“輝く女性”に出会えるお店だ。

御船町で30年以上愛される「ケーキハウス ロシアン」は、洋菓子職人歴40年以上の桑田さん夫妻が営む“町のケーキ屋さん”。ショーケースには、午前3時から一人で仕込みに励むという桑田さん特製のケーキが約30種類も整列！目移りしてしまう品揃えの中、一際目を引くのは旬のフルーツを使った季節限定スイーツ！取材時（11月）には、芳醇な香りの大粒マスカットや、フレッシュな洋梨のタルトがキラキラと輝いていた。また今流行りのバスクチーズケーキ（380円）も香ばしい焦げ目と濃厚クリーミーな味わいで人気を呼んでいるそう。妻・順子さんは「気楽にお店に入って、お話して帰っていただけるような場所になればいい」と穏やかにゲストを迎えてくれる。

秋冬限定の「ラ・フランス（600円）」。山形県産の洋梨を丸ごと1個使用した贅沢な逸品！肉厚ジューシーな完熟ラフランスの中には、とろとろのカスタードクリームがたっぷり！サックリしっとりのタルト生地と相性抜群。

“恐竜の郷”として知られる御船町の銘菓「恐竜の卵（1個140円）」。ふわっと柔らかなブッセ生地にアーモンドクリームがサンドされたロングセラー商品。「“恐竜のお菓子を作ってほしい！”という町の要望をうけ、恐竜博物館の博士に話を聞いたり、図鑑を参考にイメージしながら開発した」と誕生秘話を語ってくれた。

明るく清潔な印象の店内。生菓子のほか数十種類にもおよぶ焼菓子・贈答用菓子も充実。どれも丁寧な仕上がりで、実直な職人技が際立っていた。恐竜博物館から徒歩スグ、旅の土産にもお勧め。

製菓工場として結婚式や引出物のスイーツを手がける「モンパリ」は、熊本地震での工場被災をきっかけに、地域復興への想いと「近所の子どもたちがお小遣いで買いに来れるケーキ屋さんになれば」と工場直営の洋菓子店＆カフェをOPEN。常時10種類以上のパティシエ特製スイーツが並び、そのほとんどが100円台〜300円以内というから驚き！「工場直営だからこの値段で提供できるんです」と話す社長の松坂さんは、地産地消にもこだわり、地元御船産の稀少なハチミツや茶葉を活かした焼菓子「米粉フィナンシェ 緑茶ショコラ」が農林水産省主催「フード・アクション・ニッポン アワード2018」で入賞受賞！全国的にも高い評価を受ける実力派スイーツが手頃に堪能できる。

人気No.1の国産チーズを使用した濃厚な「チーズケーキ」と、優しい味わいの「アップルパイ」。ともに1ホール（5号・15センチ）なんと税込500円！「ここでしか買えない」とファン多数の店舗限定ワンコインスイーツ。

定番の苺ショートケーキ（300円）やとろりと濃厚なプリン（各150円）のほか、季節限定のフルーツ系も見逃せない！地域の厳選素材を使ったアイスやパフェも充実。温かいコーヒー（200円）と一緒に贅沢なカフェタイムを。

御船町の高台にある閑静な住宅街に佇む同店。地元のママ友やスイーツ女子が集い、美味しいケーキにおしゃべりも弾んでいる。ゆったりと居心地のよい時間が流れ、爽やかな光が差し込むテラス席もおすすめ。

爽やかな樹木に囲まれ、まるで絵本に出てきそうな可愛らしいケーキ屋さん。オーナーパティシエも務める店主の芥川瑠衣さんが、母娘二人三脚で営む洋菓子店「シェール・パパ」は、「天国の父に頑張っていることを伝えたい」との願いを込め“Cher papa＝親愛なるお父さんへ”に由来。「アットホームな雰囲気を大事にしています」と女性らしいセンスの光る店づくり。ふんわりフワフワの人気商品「米粉ロール」や「米粉シフォン」をはじめ、熊本県産の食材にこだわったレパートリーがずらり！丹念に仕上げられた苺や葡萄、桃、栗、かぼちゃなど、四季折々のスイーツが華やいでいる。イートインスペース完備、ドリンク（コーヒー・紅茶）は各220円。やさしい時間の流れる“おやつ時間”を満喫あれ。

国道沿いにあるお洒落な外観の同店。秋には紅く彩る木々たちも、「初夏の頃には新芽のグリーンが綺麗ですよ」と店主の芥川さん。芥川さん家族の温かみが素敵なケーキ屋さんだ。かわいい“ハリネズミの親子”の看板が目印！

一押しの「バスクチーズケーキ（430円）」は、厳選の北海道産チーズ100％使用。小麦粉は使わず、チーズと卵のコクが効いたなめらかな食感。高温で一気に焼き上げ、濃い目につけた焦げ目はキャラメルのような香ばしさが特長。

新発売の「米粉のリーフパイ（1枚120円）」（写真右下）。県産米粉を活かし、パイの食感を表現するのに試行錯誤したそう。程よい甘みのサックリ仕立て！そのほかオートミールや焼き米（山都町産）を使ったヘルシースイーツにも定評がある。

※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、直接店舗に営業時間をご確認ください。
 

■熊本のお宿・ホテルを探すなら「くまもとSTAY」