※開催可否などの詳細については、主催者までお問合せください
「熊本市中心部の通町筋をスタートし、川尻や新町地区を巡り、最後は熊本城内へと続く激坂を駆け上がってゴールする「歴史めぐりフルマラソン」。制限時間は7時間で、マラソン初挑戦でも完走しやすく、上級者にはサブスリー達成の特典もあります。毎年20万人を超える観客が沿道から声援を送り、音楽やダンスなどのパフォーマンスでランナーを鼓舞。「復興チャレンジファンラン」は友人同士や職場の仲間で楽しく走れます!
今年9月にオープンした話題の施設。熊本桜町バスターミナルが併設し、熊本城ホール、ホテルにも直結。全149のテナントや屋上庭園もあります。
対岸には雲仙が望め、穏やかな有明海から吹く爽やかな潮風と沿道の声援がランナーの背中を後押ししてくれる大会。制限時間(7時間)を目一杯使って、楽しくのんびり完走を目指せます。ゴールの本渡運動公園陸上競技場には多くの出店が並び、その場で使える500円券で飲食物やお土産がお得に購入できるほか、地元の銘菓、特産品が用意された「選べる参加賞」も好評。天草での1日をたっぷり満喫できます。
イルカウォッチング受付のほか、情報コーナー、特産品販売、レストラン、展望デッキなどを備えた施設。イルカウォッチングの船は1日5便、出航します。
※今年度は中止になりました
日本における“マラソンの父”と称される金栗四三。そのゆかりの地・玉名市で初開催される大会。制限時間は6時間で、田園地帯や干拓地、河川敷などを走るコースは、高低差がなく走りやすいので、記録も狙えます。エイドステーションには、いちごやミニトマトなど玉名市の特産品が用意され、完走後は温かいアサリの貝汁の振る舞いも。復刻版の金栗足袋やTシャツが販売され、金栗さんになりきって走ることもできます。
1300年もの間湧き続ける歴史ある温泉。旅館や日帰り温泉施設が立ち並び、温泉街の中心には無料の足湯もあります。
※今年度は中止になりました
日本の健康マラソンの草分け的大会で、「遅いあなたが主役です」がキャッチフレーズ。天草五橋と多島海が織りなす海辺の景色を、自分のペースで楽しみながら走ります。ハーフ部門のみタイム計測あり。
会場近くの高台にある天然温泉。有明海に沈む夕日を望める全面ガラス張りの内風呂や露天風呂、サウナや家族湯もあります。
山鹿の自然を感じながらゆったり走れる大会で、3歳以上から参加できるためファミリーにも人気です。同会場にてグルメフェスタが開催され、出店が並びます。参加賞にはだご汁、地元特産品、温泉入浴券が付きます。
山鹿の市街地から離れた里山に、立ち寄り湯や旅館が点在。「美肌の湯」と呼ばれるトロトロの柔らかな湯が疲れをほぐしてくれます。
高低差が少ない海沿いのコースを走るので初心者も参加しやすい大会。昼食は特産のイシエビを使ったエビ飯が用意され、豪華抽選会も人気です。今回は、ゲストランナーに川内優輝さん・侑子さんを迎えて開催。
大自然の静けさに包まれ、木の感触と温もりが感じられる温泉施設。ヒノキの大浴場や露天風呂のほか、サウナも完備。
鮮やかな新緑と鳥のさえずりの中、ピクニック気分でランニングが楽しめます。距離も適度でファミリーコースもあるので、健康づくりにピッタリ。スイカなどの参加賞や豪華商品が当たる抽選会も人気です。
会場に隣接し、走り終わった後すぐに天然温泉を楽しめます。2020年春に全面リニューアル予定で、きれいで落ち着いた雰囲気です。
南関町の商店街一帯を走る平坦な3kmコースや、「関所」の名に相応しいアップダウンのある10kmコースなど、初心者から上級者まで楽しく走れます。沿道の声援も大きく、レ一ス後にはお弁当がもらえます。
九州自動車道・南関IC近くの国道沿いにあり、南関あげなどの特産品や、お土産品、野菜、魚など豊富な品揃えの物産館。
年齢も走歴もさまざまな市民ランナーの皆さんに、自分のお気に入りの大会を聞きました。ランナーだからこそ分かる楽しみ方を、ぜひ参考にしてください!
氷川町特産の「吉野梨」の収穫時期に合わせて行われる大会です。9月なのでまだ残暑もある上にアップダウンの激しいコースですが、給水ポイントでは梨の振るまいがあり、それを食べながら走るのが楽しみの一つです。もちろん参加賞も梨で、二度おいしい!
氷川町を走る国道3号沿いにあり、地元の採れたて農産物や加工品の直売所のほか、食事ができる農村レストランも。
玉名市天水町で行われているローカルな大会で、なんといっても参加費が2500円と安い! それなのに特産のみかんなど、参加賞がたくさんもらえてとてもお得な大会です。コースも平たんな上、タイム計測もないので、のんびり気軽に走れるのがいいですね。
晴れた日には、遠く長崎、佐賀なども見渡せる露天風呂の絶景が自慢。特に、雲仙普賢岳に沈む夕日は必見です!
まだ暑い8月に行われる大会でアップダウンもきついコースなのですが、私にとっては「今シーズンも頑張るぞ!」とモチベーションを上げるために欠かせない大会です。ゼッケンの末尾番号で異なる参加賞も楽しみの一つですが、お弁当が豪華なのも嬉しいですね!
春と秋の2回、期間限定しか立ち入ることができない秘境スポット。手付かずの自然が織りなす絶景に思わずうっとり。
※開放日の詳細など詳しい情報は
南小国町観光協会HP(http://www.minamioguni.comでご確認ください
文字通り、参加賞として特産のにんじんがもらえる、女性にはうれしい大会です。ちなみに、上位入賞者の副賞もにんじんなので、まさに“にんじん三昧”(笑)。アップダウンが少なく走りやすいのに加え、菊陽町ののどかな田園風景を見ながら走れるのもいいですよ!
菊陽町の工業団地の一角にあり、琥珀色をしたにごり湯が特徴。大浴場と3室の家族風呂が楽しめます。レストラン併設で食事も。
前半は「ひたすら上り坂」というタフなコースが、ランナー心をくすぐる魅力的なコース設定に惹かれて、毎回参加しています。参加賞が、米や卵という日常よく使うものが多いので、家族にも喜んでもらえるのもいいですね。
名湯百選に選ばれ、約40軒の旅館やホテルが立ち並ぶ県北有数の温泉街。そのほとんどが自家源泉&かけ流しという贅沢さ。
※今年度は中止になりました
※今年度は中止になりました
来年2月23日に、県北初のフルマラソン大会として開催される「玉名いだてんマラソン2020」。玉名市の名誉市民であり、NHK大河ドラマの主人公の一人でもある金栗四三は、「日本マラソンの父」と称されていますが、その地元で開催される大会だけに、県内はもとより、全国から“いだてん”が数多く参加する大会になるでしょう。そんな大会の魅力と併せて、金栗四三の残した業績を紹介します。
毎年、「エイドのいちごが食べたい!」「ゴール後の貝汁が最高!」など、初心者でも気軽に楽しめる大会として人気を集めている「横島いちごマラソン」。ハーフマラソン、10㎞、5㎞、小学生3km、のんびり(2.5㎞)など、4つのカテゴリーに約6000人が参加します。 来年2月、同大会と同時開催されるのが、「玉名いだてんマラソン」です。NHK大河ドラマの主人公の一人として一躍脚光を浴びた金栗四三が後年を過ごした玉名市ではもちろん、県北地域でも初となるフルマラソン大会。一部、いちごマラソンのコースと並走するコースは、高低差10m前後とフラットで、記録を狙う“いだてん”ランナーにも持ってこいです。「初開催」の大会だけに、ランナーはもちろん、迎える地域の人々にとっても記憶に残る大会になるので、参加を迷っている方は、ぜひ申し込みを!
金栗四三については、ドラマでもさまざまな形で紹介されましたが、「日本マラソンの父」と称されるように、陸上界に多大な貢献をしたことは言うまでもありません。 しかし、実は他にもさまざまな業績や伝説を残しているのです。その一つは、女子スポーツ発展への尽力。自身が参加したオリンピックで、女子選手の活躍を目の当たりにし、日本での女子体育の必要性を感じた金栗は、教鞭をとる東京女子師範学校(現東京学芸大学)で放課後にテニスを教え始めました。まだ、「女子が運動などもってのほか」と言われていた時代に、彼の先見の明を感じさせるエピソードです。 また、1919(大正8)年には、まだ競技の知名度が低かったマラソンを世間にPRするために、下関~東京間を20日間で走破。その距離は、なんと1200㎞にも及びました(さらに、3年後には樺太~東京間も走破!)。 「玉名いだてんマラソン」では、そうした金栗四三の数々のレガシーに想いを馳せながら、玉名路を駆け抜けてください。
大会に参加するだけでなく、ぜひその足で日本のスポーツ界に大きな足跡を残した金栗四三の偉業を知ることができる施設も訪ねてみてはいかがですか? ドラマだけでは分からない、金栗四三のさまざまな足跡に触れることができますよ!
ドラマのロケにも使われた当時の面影を残す四三の生家
和水町にある金栗四三が生まれ育った築200年超の古民家で、NHK大河ドラマの撮影にも使われました。幼少時のエピソードや金栗家などを紹介するパネル&映像展示があります。ここから、通っていた小学校までの「金栗四三ロード」(往復約12㎞)を走ってみるのもいいかも。
金栗四三のマラソン人生の軌跡を貴重な実物資料と共に紹介
アントワープ五輪関係のユニホームや金栗足袋など、金栗四三の地元だからこそ集まったゆかりの品や資料を多数展示。レプリカではなく実物資料が多いのも、博物館だからこそ。記念撮影ができる等身大写真パネルもあります。ここで写真を撮ると、マラソンのタイムが速くなる!?
1975年、熊本県松橋町(現宇城市)生まれ。熊本信愛女学院高校卒業後、沖電気宮崎(現OKI)に入社。全日本実業団対抗女子駅伝で、同社の3度の総合優勝に貢献。1996年アトランタ、2000年シドニーの二度のオリンピックに10000m代表として出場。アトランタでは7位入賞を果たす。引退後、2017年に一般社団法人スポーツコアを設立し、ランニングを通じた地域貢献に取り組んでいる。国際陸上連盟CECS Level1コーチ資格などを取得。日本陸上競技連盟ランニング普及委員。キヤノンアスリートクラブ九州監督。
来年、いよいよ56年ぶりにオリンピックが東京で開催されます。日本選手団はもちろん、県出身・関係選手の活躍も気になりますね。今回の「走Runね熊本」では、過去2度オリンピックに出場し、世界の頂点を決める戦いを経験した川上優子さん(宇城市出身)に、五輪の舞台で感じたことやエピソード、私たちが五輪を楽しむ上での見方などを聞きました。さらに、楽しくランニングを続けるためのアドバイスもありますよ!
私は、アトランタ(1996年)とシドニー(2000年)の二度の五輪に女子1万m代表として参加しました。実は初参加のアトランタまで、世界陸上などの大規模な国際大会への出場がなく、五輪が初めて経験する〝大舞台〟でした。 現地では、イベントとしての規模の大きさに圧倒され、非現実の世界にいるようでしたが、その一方で、そこに立つことを目指して練習していたので、「やっぱり自分は、ここに来れた」との思いも強くしました。現地入りしてからレースまでの間は、不安、緊張などさまざまな感情が込み上げてきましたが、「(雰囲気に)飲まれたらおしまい」と自分に言い聞かせ、必死に気持ちを奮い立たせていたのを思い出します。
そうして迎えたレース本番では、120%の力を出し切ることができ、7位入賞を果たしました。二度目のシドニーも含め、誰もが経験できない場所に立ち、世界のトップの力を知ることができたのは、私にとって大きな財産。そのおかげで人生が大きく変わり、現在のコーチという立場でも当時の経験が生かされています。そうやって、私の経験が次世代を導くことにつながればうれしいですね。
さて、いよいよ来夏に迫った東京五輪。皆さんの多くはテレビなどでさまざまな競技を観戦されると思います。ぜひ見る前に、その競技のルールや選手の情報を、少しでもいいので事前に調べておくと、魅力はもちろん、競技や選手のすごさも分かって何倍も楽しめます。そうやって〝見る側〟の目が肥えていくこともスポーツの「文化化」につながると思います。
現在、私はトップアスリートの指導はもちろん、子どもたちや一般の方々にも、スポーツや体を動かすことの楽しさ、大切さを伝える活動をしています。ランニングやマラソンもその一つです。
楽しく、そして長く続ける上で大切なのは、練習よりもまず「自己分析」。意外に思われるかもしれませんが、“自分”を知ってその競技に取り組まなければ、せっかく興味を持って始めても長続きしませんし、何より楽しくありません。ランニングやマラソンを始めるにあたって、「タイムなどの目標設定をすると頑張れる」「仲間と一緒に走るのが好き」「頑張り過ぎずに自分のペースで走りたい」など、自分がどのタイプかを見極めて、それに合った取り組み方をすれば、おのずと走るのが楽しくなるはずです。
ぜひ皆さんも、自分なりのやり方を見つけて少しでも長くランニングライフをエンジョイしてください!
フルマラソン完走を目指す上で欠かせないのが「ロング走」。42.195㎞の本番を想定して、普段はなかなか走れない25㎞や30㎞という長距離を走り、フルマラソンを走りきるためのスタミナや筋力、何よりメンタルを鍛えるのが狙いです。そのためには、長時間走れる練習環境も大切。大事なレースを控えた秋冬の走り込みにピッタリの練習コースを紹介します。
標高1000mにあり、年間平均気温が12.2度と涼しく、夏場でも長時間の走り込みが可能です。最長1周2㎞のコースや、300mの全天候型トラック、アイシングプール、クラブハウスなど設備も充実。バルセロナ五輪マラソン銀メダルで現トヨタ九州陸上部監督の森下広一さんと、駅伝の強豪・九州学院陸上部監督の禿雄進さんが監修したコースは、トレイルランナーも練習する急で長い坂道が名物で、心肺機能の強化に最適です。
熊本市から山鹿市までを結ぶ、全長34kmの自転車と歩行者のための道です。井芹川に架かる「段山橋」から川沿いを進み、JR植木駅付近からは、かつての山鹿温泉鉄道跡地をたどります。緑豊かな沿道には、当時の面影を残す遺構や古代から近代の歴史的文化遺産も点在し、途中に休憩所も備わっています。一部区間では自動車も通行しますが、長時間安全に走ることができる、ランニングにぴったりの道路です。
『走Runね熊本facebook』は県内各地のマラソン大会情報やエントリー方法などを発信しています。また、大会後の写真も掲載されますので要チェック♪