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パンフレット

旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

食の宝庫、水俣・芦北エリアで楽しむ「みなまた和紅茶アフタヌーンティー」

県南部に位置し、美しい海と山に囲まれた水俣・芦北エリア。不知火海に面した場所では、アシアカエビや太刀魚など、豊かな海の幸が水揚げされ、九州山地に囲まれた肥沃な土地ではデコポンなどの柑橘類や高品質の和紅茶も栽培されています。
そんなエリアで始動したのが、みなまた和紅茶×地域の食材を観光コンテンツとして活用する取り組みです。今回は、その一環として開催されたイベント「みなまた和紅茶アフタヌーンティー」をご紹介。今後はエリア内のホテルや施設でも楽しめる予定なので、ぜひ現地で“ヌン活”をしてみませんか

 

地産地消にこだわった、唯一無二の「アフタヌーンティー」

イベントが行われたのは、芦北町にある「藤崎家住宅 赤松館(せきしょうかん)」。明治26年に建造された歴史ある建物で、高い水準の近代和風建築物として国登録有形文化財に指定されています。

今後、様々な場所で展開が予定されている「みなまた和紅茶アフタヌーンティー」ですが、最大の魅力は“みなまた和紅茶を、地域の食材をふんだんに取り入れたティーフーズと共に堪能できる”という点。今回はその魅力を活かしつつ、赤松館の雰囲気に合わせた「和風仕立て」をテーマにメニューを構成。地元で活躍するティーソムリエ、料理人、菓子職人、茶農家がコラボした唯一無二のアフタヌーンティーがお目見えしました。

まずは主役の紅茶からご紹介していきましょう。
 

ここがスペシャル① 4つの茶園の和紅茶が味わえる

1800年代頃にイギリスで始まったアフタヌーンティー。紅茶と一緒にスイーツや軽食を楽しむもので、その主役は言うまでもなく「紅茶」。
なので、スイーツに合わせ相性の良い紅茶をペアリングできたら素敵だと思いませんか?
その願いを叶えてくれるのが「みなまた和紅茶アフタヌーンティー」です。
 

ここ水俣・芦北は古くからお茶栽培が行われ、和紅茶の栽培も盛んなエリア。環境に配慮し、化学肥料をできるだけ使用しない農家が多いのが特徴で、その味わいは渋みが少なく、甘く、まろやか。本場イギリスのお茶コンテストで最優秀賞を受賞するなど、世界から評価され、国内外に多くのファンを持つ今注目の和紅茶なんです。

そんなスペシャルな和紅茶がいただけるのが「みなまた和紅茶アフタヌーンティー」。
イベントでは、みなまた和紅茶を牽引する存在「みなまた和紅茶四天王」と呼ばれる4つの製茶園の和紅茶が登場。軽食やスイーツとのペアリングが良いものを、ティーソムリエで「和紅茶サロン 和の香」代表の大塚さんがセレクトしています。
 

最初に味わうドリンクは「レモングラスと釜炒り茶のブレンドアイスティー」(お茶のカジハラ)。
さっぱりとした飲み口で、Savory(軽食)とベストマッチ
  • 2杯目からは紅茶を頂きます。こちらは「桜野園」の“さくら紅茶”。化学肥料や農薬を使わずに育てた二番茶を、完全発酵させて作った紅茶で、ほのかな甘みが漂います
  • 3杯目は「お茶の坂口園」の“なつべに”。べにふうきの茶葉を丁寧に揉み上げた紅茶で、華やかな香りと優しい味わいが特徴
  • 4杯目は「天の製茶園」の“さやまみどり夏積み”が登場。果樹のような香りと、深みがある味わい

最後のお口直しに登場したのは「お茶のカジハラ」の“べにふうき春摘み Carpe Diem”。
べにふうきの茶葉を1枚1枚手摘みして、さらに手揉みで仕上げた贅沢な一杯。

紅茶を淹れてくれるのは何と、同茶園の代表・梶原さん。小さめのティーカップに紅茶がゆっくりと注がれ、味わってみると「まろやかで、美味しい」。手揉みならではの繊細な味が楽しめます。

ここがスペシャル② 土地の恵みいっぱいのティーフーズ

次にご紹介するのは、テーブルを美しく彩るティーフーズ。手前にあるSavory(軽食)と、アフタヌーンティーといえばお馴染みの3段のお皿(デザート)で構成されています。
 

★Savory(軽食)

Savoryを手掛けたのは、水俣市にある「湯の鶴迎賓館 鶴の屋」の支配人兼シェフの井手さん。
みなまた和紅茶×りんどうポークや、パプリカ×手毬寿司など、地元食材の絶妙なコンビネーションを味わうことができます。
 

  • 食べきりサイズが嬉しい「しらすとパプリカの手毬寿司」
  • りんどうポークの紅茶煮。お茶の坂口園の「なつべに」を使用
  • 最中のパリッとした食感と、郷土料理の寒漬(大根の塩漬け)の塩味がアクセントの「寒漬、クリームチーズと大秋柿の最中」
★Sweet(デザート)

続いてはお待ちかね! スイーツをご紹介しましょう。
こちらを手掛けたのは、津奈木町で人気の洋菓子店「お菓子の国 あん・さんく」のパティシエ・長友さん。宝石のようにキラキラと輝く3段のお皿「スリーティアーズ」の上には、秋スイカや温州みかん、甘夏、栗など、地元で収穫された旬フルーツをメインに、みなまた和紅茶やほうじ茶を使って仕上げたオリジナルデザートがズラリと並びます。

アフタヌーンティーに欠かせないスリーティアーズですが、実は食べる順番が決まっていて、一番下の段から食べるのがマナーだそう。
ということで、下の段から覗いていきます。
 

2種類のスコーン(ほうじ茶&プレーン)にクロテッドクリームと苺のジャムが添えられた一番下の段。
芦北産の苺を使ったジャム&手作りのクロテッドクリームは、素朴なスコーンとの相性が抜群! 安定の美味しさです。
※スコーンは、芦北町のスコーン専門店「休けい」のもの
 

次は2段目です。こちらに並ぶのは、ほうじ茶プリン麹あんみつ、甘夏饅頭、みなまた和紅茶アールグレイのマカロン、塩生チョコ、きなこのブールドネージュ、ジンジャーヴェルジョワーズの6品。
 

そして一番華やかな上段には、お茶のオペラ、柚子と梅のガトー、フルーツタルト、やまえ栗のモンブラン、ババロアと柚子ジュレ 柿と梨のライムマリネが並びます。旬食材を使った洋菓子は、どれも幸せのお味。みなまた和紅茶と一緒にいただくことで、さらに素材の美味しさがアップします。


水俣・芦北ならではの“贅沢”が詰まった「みなまた和紅茶アフタヌーンティー」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
最初にお伝えしましたが、今後はエリア内のホテルや施設でも、スタイルやテーマを変えながら楽しめる予定です。
エリア内にはおすすめの観光スポットもたくさん点在していますので、周辺を観光しつつ、ここでしか味わえないアフタヌーンティーを体験してみませんか。
 

問い合わせ先

水俣・芦北地域雇用創造協議会
℡/0966-82-5572

 

くまもっと編集部

熊本をあいしてやまない「くまもっと編集部」。必見の熊本定番スポットから知る人ぞ知るこだわりの情報まで何でも知ってるモン。

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