自然観察、休日レジャーにもってこい!「水前寺江津湖公園」へ出かけよう

水の都・熊本のシンボル的存在でもある「水前寺江津湖公園」。周囲6㎞に及ぶひょうたん型をした湖のほとりには、遊具のある広場や湧水を利用した遊び場、遊歩道などが整備され、自然と触れ合えるオアシスとして親しまれています。今回は、その魅力を上江津湖エリア、下江津湖エリアに分けてご案内します。
- 水前寺江津湖公園(上江津湖エリア、下江津湖エリア)
- 江藤ボートハウス
希少な水草やカワセミも生息する「上江津湖エリア」
上江津湖エリア
夏休み期間限定でオープンするちびっこプールのある「水前寺児童公園」や「芭蕉園」、貸しボートに乗った人たちが水辺を楽しむ光景が見られる上江津湖エリア。その豊かできれいな水は、水前寺成趣園から湧き出た水も流れ込んでいます。神水駐車場近くの「じゃぶじゃぶ池」は、人気の水遊び場。ここでは、希少な水草「ヒメバイカモ」が生育し、“飛ぶ宝石”といわれる野鳥「カワセミ」の姿が見られることもあるそうです。

その名の通り、水に入って遊べる「じゃぶじゃぶ池」。水深が浅く小さい子どもでも楽しめる

6月~10月に白い花を咲かせる希少な水草「ヒメバイカモ」の生育地

遊歩道を歩いていたら、鳥のイラストを発見! こんな出会いも楽しい

ベンチが置かれた広場。ボートを漕ぐ人たちの光景を見ながら、ただぼーっと過ごすのもイイ
ピクニックに最適な「下江津湖エリア」
下江津湖エリア
広木地区駐車場に車を停めるとすぐ、見晴らしのいい芝生の広場が広がります。開放感いっぱいのエリアは、親子連れでピクニックするのにぴったり。サービスセンターの近くには、遊具が並ぶ広場や「湧水広場」と呼ばれる水遊びスポットも。「熊本市動植物園」に面したエリアでは、動物園の人気者、キリンやゾウの姿を見られるとあって、ウォーキングやランニングの途中のお楽しみポイントになっています。

芝の上にテントを張って、のんびりくつろぐ親子連れの姿も

サービスセンター近くの広場には、幼児向けの遊具がそろう。トイレにも近く、安心だ

大人の目が届きやすい「湧水広場」。自然の中で思いきり遊んじゃおう

遊歩道沿いにある湧水スポット
スポット名 | 水前寺江津湖公園 |
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住所 | 熊本市東区広木町935-1(水前寺江津湖公園サービスセンター) |
電話番号 | 096-360-2620 |
営業時間 | 24時間開放 |
休み | なし |
駐車場 | あり ※園内5箇所に無料のパーキングあり。 場所や利用時間は下記HP内「アクセス方法」ページよりご確認ください |
関連リンク | 「水前寺江津湖公園」のホームページはこちら(外部リンク) |
世代を超えて愛される「江藤ボートハウス」
江藤ボートハウス
江津湖の観光レジャーではお馴染みの“ボート乗り”。上江津湖の湖畔で2社が営業していますが、そのうちの一つ「江藤ボートハウス」は、くまモンや白鳥など可愛らしいボートを18台完備。休日ともなると多くの親子連れやカップルでにぎわいます。大空の下、爽やかな風を浴びながらボートを漕げば、気分もリフレッシュ! 楽しい思い出を作りに出かけてみて。

くまモンや白鳥などのペダルボート(30分1200円)のほか、手漕ぎボート(40分1000円)も完備

昭和42年頃からスタートした貸しボート。昔なつかしい白鳥ボートは、今でも人気

昭和57年から販売し、長年愛されてきた手作りの本格バーガー。写真は、人気のポークリブステーキサンド(左)とモッツァレラチーズバーガー。テイクアウトの場合、単品594円、セット(ドリンク・ポテト付)972円。江津湖の広場でピクニックを楽しむのもオススメ

ガーデンバーベキューや屋形船のプランもあり
スポット名 | 江藤ボートハウス |
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住所 | 熊本市東区江津1-35-31 |
電話番号 | 096-362-5266 |
営業時間 | (3月~10月)10:00~19:00、(11月~2月)10:00~18:00 ※コロナウイルスの影響により変更の場合あり |
店休日 | 木曜、他不定あり |
駐車場 | あり |
関連リンク | 「江藤ボートハウス」のホームページはこちら(外部リンク) |
“熊本市のセントラルパーク”とも名高い都市公園は、豊かな水と自然がいっぱいのオアシスです。鳥や魚、植物にも親しみながら、笑顔のひと時をお過ごしくださいね。
※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、直接店舗に営業時間をご確認ください。
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イナヅミセイコ
熊本・福岡での出版社時代に家族向け情報誌やブライダル情報誌、地域のフリーペーパーなど、編集・営業職、ときに編集長職に携わったのち独立。現在は、「ineworks(イネワークス)」の屋号でフリーのライター・編集者として幅広く活動。趣味は、旅。旅を通して見つめた世界や文化、人々との関わりなどを通じて人生の旅も謳歌中。好きな言葉は、「日々是好日」。
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