モデルコース

熊本北部の歴史物語! ハイライトめぐり!(熊本×山鹿×菊池編)
熊本市エリア県北エリア山鹿菊池 歴史・文化自然温泉天守閣内部の公開がスタートした熊本城をはじめ、参勤交代に使われた豊前街道、現役の芝居小屋“八千代座”など、古い街並み、歴史的建造物が点在する熊本北部の山鹿・菊池エリアを日帰りで巡るコース。
日本名水百選に選ばれた“菊池渓谷”の景観にも癒されます。
車(熊本駅から約10分、熊本空港から約45分)
熊本城

日本三名城の一つ。別名銀杏城とも呼ばれ、安土桃山・江戸初期の名将加藤清正によって、1601年(慶長6年)から約7年の歳月をかけ築かれました。周囲5.3㎞、総面積98haに及ぶ広大な城郭で、そのなかに天守3、櫓49、櫓門18、城門29の構えを持ち、石垣や自然の地形を利用した独特の築城技術が生かされています。また桜の名所としても有名で、春には山桜、肥後桜、ソメイヨシノの3種類・約800本の桜が咲き誇ります。
熊本地震後、段階的に復旧が進み、天守閣内部の観覧が可能になりました。現在は、解体保存工事が行われている「宇土櫓素屋根内部」の特別公開が定期開催されています。詳細は特設サイトでご確認ください。
車(約40分)
田原坂西南戦争資料館

幕末・維新期の争いの中で最大規模、かつ国内最後の内戦「西南戦争」。なかでも、17日間にわたり戦闘が繰り広げられた激戦地・田原坂(たばるざか)にある資料館です。
館内には、映像や音、ジオラマなどで戦いの様子を再現した体感展示をはじめ、実際に使われた刀や銃、発掘された銃弾、戦死者名簿など、西南戦争関係の資料や遺品が多数展示されています。また、熊本の偉人に関する資料や古文書の展示、当時の政府軍・薩摩軍や博愛社の装いで写真撮影ができるコーナーもあります。
車(約10分)
山鹿温泉元湯 さくら湯

「さくら湯」は、今から約370年前に肥後細川藩初代藩主が山鹿の温泉を気に入り、休泊のための施設として新築したのが始まりです。
昭和48年に一度は解体されますが、市民の希望により再建。平成24年に、江戸期の建築様式を取り入れた九州最大級の木造温泉として甦りました。ph値が高いアルカリ性単純温泉で、肌触りがやわらかなぬるめのお湯が特徴です。
車(約3分)
八千代座・夢小蔵

明治43年建築された「八千代座」は、国の重要文化財にも指定されている現役の芝居小屋です。柱の上の小屋組みには洋式工法が採用され、公演のない日は見学も可能です。ドイツ製のレールを使った廻り舞台や花道など、江戸時代の歌舞伎小屋の様式を今に伝えています。
また、八千代座の斜め向かいにあるのが、明治20年に建築された「夢小蔵」。蔵を八千代座の資料館に再利用したもので、八千代座で使われていた衣装や小道具が展示されています。小道具は150点に及び、それ以外にも八千代座の構造模型、巡業記念札、チラシ、映写機、決算書などがあります。
車(約25分)
鞠智城

山鹿市菊鹿町米原を中心に、菊池市堀切まで広がる広大な城跡。その広さは、東京ドーム12倍にもなります。
大和朝廷が7世紀後半に築いた山城・鞠智城跡からは、食糧を保管した米倉や防人たちが寝起きした兵舎等、67棟の建物跡が発見されています。また、敷地内には資料館「温故創生館」や菊鹿の特産品などが揃う物産館もあります。
車(約10分)
菊池神社

明治3年(1870年)創建。菊池氏第十二代菊池武時公、第十三代武重公、第十五代武光公が主神として祀られている神社です。
境内にある歴史館には、菊池一族ゆかりの古文書・家憲・千本槍・能衣装・能面などの文化財が展示されています。参道の桜が美しく咲く春は、多くの花見客で賑わいます。
車(約20分)
菊池渓谷

阿蘇外輪山の北西部、標高500m~800mに広がる1193haの自然休養林です。渓谷内には、大小さまざまな滝や瀬、渕があり、その美しさは日本名水百選や日本の滝百選などに選出されるほど。うっそうとした天然生広葉樹で覆われた森と、阿蘇外輪山から湧きだした伏流水が変化に富んだ景色を創り出しています。
車(熊本駅まで約1時間15分、熊本空港まで約45分)
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