子どもと一緒に! 熊本をもっと楽しむ5つのキーワード。

大自然に囲まれ、人懐っこく温かい人々が暮らす熊本は、子連れのファミリー旅行やお出かけにもぴったり! そこで今回は「大自然アクティビティ」や「テイクアウトグルメ」など、5つのキーワードで“熊本で過ごす子どもと一緒の休日”を100倍楽しむ方法をご紹介します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、熊本県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
- unplugged
- Arbaro
- パンとアジア マハリク
- 江津湖
- 温泉邸 湯〜庵
Chapter1 大自然アクティビティ シーカヤックで無人島へ!「unplugged」

最初にご紹介するのは、上天草の海をシーカヤックで冒険する「unplugged」です。「雲仙天草国立公園」内の美しい風景を、経験豊富なガイドのもとカヤックツーリングで堪能できます。 カヤックだからこそ上陸できる無人島やシークレットビーチ、透明度の高い海でのシュノーケリングなど、親子で楽しめる海遊びがたくさん!

カヤックは安定性の高い2人乗り。パドルを持って漕げるのは小学生〜ですが、未就学児も保護者と一緒にシーカヤックを楽しむことができます。エメラルドグリーンに輝く海で、冒険気分を味わえますよ。事前にパドルの扱い方などはしっかりレクチャーしてもらえるので、初心者でも安心です。

コースは天草五橋の周辺を3時間程度で回る「ハーフデイプラン」と、天草松島の海をぐるりと周遊する「 ワンデープラン」の2種類(ワンデープランは中学生以上のみ)。ワンデープランでは、無人島でガイドさんお手製のスペシャルランチもいただけます。

ビーチでは、天然記念物の「ハクセンシオマネキ」に出会えるかも♪ 天草の自然と思いっきり触れあえば、忘れられない1日を過ごせるはず。カヤックをはじめとする道具一式は料金に含まれているので、気軽にアクティビティに挑戦できますよ。
スポット名 | Unplugged アンプラグド |
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所在地 | 上天草市松島町前島 ※集合は「mio camino AMAKUSA」 |
問合先 | 090-8356-3577 |
料金 | シーカヤックハーフデイプラン 8,000円(3時間)など |
駐車場 | あり(無料) |
Chapter2 カフェでまったり 自然派カフェで癒やし時間「Arbaro」

旅の楽しみといえば、現地のカフェで過ごすのんびり時間、という方も多いのでは? そんなカフェ好きファミリーに最適なのが、熊本県北部に位置する荒尾市のカフェ「vegan cafe&restaurant Arbaro(アルバーロ)」です。郊外に佇むこちらのカフェは、無農薬のお米や野菜をふんだんに使ったヴィーガン料理が評判のお店。

卵や乳製品、白砂糖などを使っていないにも関わらず、驚くほど美味しい料理やスイーツの数々! 素材の持ち味を引き出し、無添加の調味料だけを使ったメニューは、どれも満足感のある味付けに仕上がっています。乳幼児向けの離乳食プレートも大好評だそう(※予約優先制)

さらに嬉しいのが、小さな子どもに優しい店舗空間。無料で利用できるキッズスペースや授乳室、子どもと一緒にくつろげる無垢材のメインフロアーなど、子連れでも快適に過ごせる工夫がいっぱいです。
赤ちゃんから大人まで、さまざまな人のココロとカラダに優しい森のカフェで、ぜひ特別な時間を満喫してくださいね。
スポット名 | 「vegan cafe&restaurant Arbaro(アルバーロ)」 |
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所在地 | 熊本県荒尾市平山1668-1 |
問合先 | 0968-57-8580 |
定休日 | 月・火曜 |
駐車場 | 40台 |
Chapter3 テイクアウトグルメ パンとアジアご飯が一度に楽しめる「マハリク」

「ゆっくり腰を落ち着ける時間はないけど、美味しいものを食べたい」「オープンエアで食事を楽しみたい」etc.旅のスタイルは十人十色。そんなファミリーにおすすめしたいのが、熊本市中央区にある「パンとアジア マハリク」です。
こちらは、パン職人からイタリアンの料理人を経てピザバルを経営していたご主人と、アジア各国を旅して料理の腕を磨いた奥さまが営むお店。発酵バターや天然オイルだけを使った上質なパンと、日替わりのアジアご飯を提供しています。

子どもには安心素材で作られたパンを、大人はスパイスの効いたエスニック料理がいいな。そんなワガママもナチュラルに叶えてくれる同店。子連れでも気兼ねなく訪れることができます(2021年7月現在はテイクアウト営業のみ)。

これまでイベントなどで提供していたという奥さま自慢のアジアご飯は、スパイス遣いが本格的。こちらをランチのメインに、デザートには甘いパンを……。なんて楽しみ方も素敵ですね。
スポット名 | 「パンとアジア マハリク」 |
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所在地 | 熊本県熊本市中央区大江6-18-5 |
問合先 | 096-288-3004 |
定休日 | 月曜、不定休 |
駐車場 | なし(近隣CPあり) |
Chapter4 街のオアシスで野遊び 熊本市民の憩いの場「江津湖」

熊本市民にとって、なくてはならない憩いの広場といえば「熊本市水前寺江津湖公園」。地元に暮らす人々に混じって、のんびりとした休日を過ごしてみるのはいかが?
江津湖は、熊本市の中心部から南東に約5km。長さ2.5km、周囲6kmの湖です。人口70万人を超える大都市でこれだけの湖が市街地にあるのは珍しく、貴重な水生生物や野鳥を見ることもできる、まさにオアシス。さらに、市民の水道水の100%を天然地下水でまかなう「日本一の地下水都市・熊本」のシンボル的存在でもあります。

そんな江津湖の周囲をぐるりと取り囲むのが「水前寺江津湖公園」です。周囲には遊歩道やサイクリングロード、芝生が広がる公園も整備されていて、一日中いても遊び飽きません。湧水地で水遊びをするも良し、レトロな足漕ぎボートを楽しむも良し。広い空の下、自由に過ごせるのが最大の魅力!
園内にはベンチや東屋もたくさんあるので、先ほど紹介した「マハリク」のようなテイクアウトグルメを購入して、ピクニックを楽しんでも。
スポット名 | 熊本市水前寺江津湖公園 |
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所在地 | 熊本県熊本市東区広木町935-1(水前寺江津湖公園サービスセンター) |
問合先 | 096-360-2620(一般社団法人 熊本市造園建設業協会) |
駐車場 | あり(無料) |
Chapter5 温泉でリラックス 子連れへの配慮が光る「温泉邸 湯〜庵」

1日たっぷり遊びつくしたら、最後は温泉でリラックスしましょう。熊本には、家族やカップル、友人同士で貸し切りの温泉を楽しめる“家族湯”という文化があるんです。
中でも子連れに大人気なのが、「植木温泉郷」の一画に位置する「温泉邸 湯〜庵」。豊富に湧く温泉は毎回入れ替え制で、いつでも新鮮な一番風呂を堪能できます。

17室あるお風呂は、檜造りや信楽焼の湯船、天然石を使った寝湯、洗い場に畳を敷いてある部屋などバラエティ豊か。大浴場とは一味違うプライベート空間で、心置きなくのんびり過ごせます。

また、同店では小さな子ども連れのファミリーも大歓迎とのこと。浴室で使える子ども用のオモチャや絵本、バスタオルなども無料で貸し出してくれます。

湯上がりには、「ミシュランガイド熊本・大分」に掲載された食事処「和楽」で和の創作料理を召し上がれ。こちらの名物は稲庭うどん。子どもが食べやすいメニューも多く、何も言わずともキッズ用の食器やスプーンがさっと出てくる気配りには感動! お風呂もご飯も済ませて、子どもたちは帰途につきながら夢の中へ……。という楽ちんコースで、一日の締めくくりもバッチリです。
スポット名 | 温泉邸 湯〜庵 食事処 和楽 |
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所在地 | 熊本県熊本市北区植木町亀甲1526-1 |
問合先 | 096-275-1677 |
駐車場 | 42台(無料) |
いかがでしたか? お子さんの年齢やタイプに合わせて、さまざまな組み合わせを楽しんでくださいね。 現在は、新型コロナウィルス感染症の影響で外出もままならない状況ですが、収束後にはぜひ熊本を訪れ、思い出に残る休日をお過ごしください!
※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、直接店舗に営業時間をご確認ください。
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井関麻子
九州を拠点に活動するフリー編集者・ライター。地元経済誌の記者やマーケティング会社、ホテル広報などを経て2009年に独立。現在は「イセキ文書製作所」の代表として、広告やタウン誌、店舗のPRプランニングなど幅広く携わっている。特技は、新規オープンの素敵なお店をいち早く開拓すること。
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