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木・竹工品

熊本県は森林資源が豊富で古くから各地で木・竹工品が製造されてきました。
木工の技法には、正確な寸法で物差を使って作る「指物(さしもの)」、ろくろ等を使って素材を回転させながら挽き上げて作る「挽物(ひきもの)」、杉板等を製品の形に曲げて作る「曲物(まげもの)」、木をくって作る「刳物(くりもの)」などがあります。
特に良材に恵まれた人吉・球磨地方では、剣留工法(けんどめこうほう)という技法での家具作りが現在も行われ、熊本市では象がんの指物工芸や欄間彫刻など伝統を生かした製作が続けられています。
竹細工は特徴的な角篭の他、ざるや花器など生活用具を中心に日奈久、水俣、宇城、天草など各地で生産が続けられています。

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