エリア情報熊本県内の地域の特徴・見どころ・グルメなどの魅力をご紹介

「雲海」とは雲を高いところから見下ろした時、
その上面が海のように広がってみえる状態のこと。

英語ではSea of Cloudsと表現され、一面が雲に覆われたその景色はまさしく「雲の海」のごとし。
普通に町で暮らしている限りはめったにお目にかかれない現象です。

雲海は様々な気候条件が重なった際に発生します。放射冷却で地表付近の気温が下がり、空気中の水蒸気が凝結して霧が発生。そして霧が溜まりやすい盆地の地形や風が弱いこと、更には前日からの湿度の高さや気温の急低下といった様々な条件が揃うことが重要と言われています。

雲海発生の3条件

雲海発生の3条件:1.朝晩と日中の急激な気温変化、2.適度な水分(湿度)があること、3.風のない穏やかな気候

これらの気候条件が揃いやすいのが秋。
朝夕の気温差が大きいため、雲海シーズンとも呼ばれています。

そんな雲海が見られるスポットは全国各地にありますが、その中でも世界有数のカルデラを誇る阿蘇地域は、雲海の発生に理想的な霧が溜まりやすい盆地の地形を有することから日本を代表する雲海スポットとして知られています。

ドライブルートや休憩所などに車を停めるとすぐに雲海を見ることができます。雲の先には阿蘇五岳があり、自然が作り出す絶景を見に多くの方が早朝から雲海スポットを訪れます。

阿蘇の雲海の特徴

1.気軽に雲海を楽しめる
車を止めたらすぐ雲海!宿泊施設から30分以内に雲海スポットがあります。
2.いろんな場所でいろんな風景と共に
雲海スポットが点在しており、世界有数のカルデラの中でさまざまな雲海のある風景を楽しめます。雲海スポット同士も近いので、雲海ホッピングも可能です。
3.発生時間が長い
日の出頃から始まり、6時頃〜8時頃まで観察できることが多いです。朝、雲海カメラで確認してからドライブに来ても間に合います。

ただ、雲海を見るために早起きしてお出かけしたのに
「雲海が発生していなかった…」というのもよくあること。
それはそれで清々しい朝を過ごせはしますが、
やはり寒い朝に出かけるのは億劫だということで、
阿蘇には「リアルタイム雲海カメラ」が設置されています。
リアルタイム雲海カメラ」で雲海の発生状況を確認しながら、
阿蘇の朝をお楽しみいただければと思います。

リアルタイム雲海カメラ

  • ヒゴタイ公園(産山村)
  • 大観峰(阿蘇市)
  • 高森峠(高森町)
  • アスペクタ(南阿蘇村)
  • 俵山交流館萌の里(西原村)
  • わいた温泉郷(小国町)

雲海カメラのお問合せはこちらから

E-MAIL:allasoassociation@gmail.com
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