豪雨で被災した店を引き継いだのは東京の名店で修業中だった3代目・三室健一郎さん。全壊した店を見てゼロからのスタートを決意。本物の江戸前寿司を人吉の地で食べてもらうことで地元の食文化に貢献したい、とカウンターのみ8席の店をスタートさせた。地物はもちろん、豊洲市場から仕入れる旬の素材を、刺身や小鉢から各種握りまで、おまかせで提供。硬めに炊いたシャリを赤酢でまとめ、丁寧に仕込んだネタを握っていく。素材への想いや地元への愛を一貫一貫に込め、的確なタイミングで提供される約2時間。この価格でこの技、美味しさ、幸せに満たされるひとときがアツすぎる！