熊本のお酒あれこれ~ジン&ウイスキー~

熊本の恵みを閉じ込めたクラフトジン・新たに芽吹く熊本のウイスキー
熊本県は、豊かな自然とともに酒造りの文化が根づく地。
近年ではジンやウイスキーといった蒸留酒にも新たな広がりが生まれ、その魅力はさらに多彩さを増しています。
熊本のクラフトジンは、焼酎造りで培われた技術を礎に、地域の素材を活かして生まれています。
柚子や晩白柚、不知火といった柑橘系や天草の天然ハーブなど、熊本ならではのボタニカルが織りなす香りは、華やかでありながら繊細。個性豊かな味わいへと仕上げられています。和食との相性にも優れ、土地の風土を感じさせる"熊本らしい一杯"です。
ウイスキー造りもまた、熊本で静かに広がりを見せています。
山鹿市に誕生した蒸留所をはじめ、焼酎蔵が手がけるウイスキーなど、地域の技術を活かした挑戦が続いています。寒暖差のある気候と適度な湿度は熟成に適しており、やわらかくまろやかな味わいの原酒が育まれています。
さらに米焼酎の技術を応用したウイスキーは、軽やかで繊細な飲み口で、日本の食文化にも自然に寄り添います。
熊本のジンとウイスキーは、長年受け継がれてきた蒸留の技を背景に、新たな可能性を切り拓いています。
地域の素材と風土、そして造り手の挑戦が響きあうこれらの蒸留酒は、熊本の魅力をより深く感じさせてくれる存在です。
今、熊本から生まれる新しい一杯に、ぜひご注目ください!
メルシャン株式会社 八代不知火蔵
2023年新発売
熊本県八代市に位置する「八代不知火蔵」は、メルシャン株式会社の焼酎づくりの拠点として1939年に操業を開始し、1963年から本格焼酎の製造を続けてきた歴史ある蔵です。球磨川水系の豊かな伏流水と蔵人たちの技を活かし、焼酎造りの伝統に加え、ワインやウイスキーなど多様な酒造りの知見を融合。"伝統と革新"をテーマに、地域の素材を活かした新たな酒の魅力を発信しています。
「八つ星」は熊本県産の和柑橘の魅力を最大限に引き出したクラフトジン。晩白柚、不知火、青柚子の3種の柑橘を厳選し、素材本来の香りと個性を際立たせています。焼酎造りで培った蒸留技術を応用し、それぞれの果実の特徴を丁寧に引き出すことで、爽やかさの中に奥行きのある味わいを実現。アルコール度数43%で、香りとキレのバランスが取れた一本です。
2025年には、海外展開も開始されるなど、熊本発のクラフトジンとして注目を集めています。
熊本を訪れた際には、地域の風土と技が生み出す味わいを、ぜひ現地で体験してみてください。
★代表銘柄
スポット情報
| スポット名 | メルシャン株式会社 八代不知火蔵 |
| 住所 | 熊本県八代市三楽町3-1 |
| 電話番号 | 0965-32-5121 |
| ホームページ | http://www.yatsushiro-shiranuigura.com/html/page2.html |
高橋酒造株式会社
2021年新発売
熊本の地で明治時代に創業した高橋酒造株式会社は、球磨焼酎を中心に酒造りを続けてきました。長い歴史の中で培われた技術を活かし、素材の良さを引き出す酒造りを大切にしています。
その伝統を礎に、新たな挑戦として取り組んだのがクラフトジン造りです。「熊本の魅力を新しい形で伝えたい」という想いのもと、地元の柑橘を中心としたボタニカルを使用し、風土を感じられる香りと味わいに仕上げています。柑橘や生姜、山椒などが調和した、個性豊かな一本です。
さらに、味わいだけではなく遊び心も大切にし、「BEAR(熊)」と「BOOK(本)」を掛け合わせたネーミングや、アルコール度数45度(熊本県の市町村数)など、細部にまで地域への思いが想いが込められています。
熊本を訪れた際には、ぜひその一杯を味わい、ここでしか出会えない特別なひとときをお楽しみください。
★代表銘柄
繊月酒造株式会社
2021年新発売
熊本県人吉市にある繊月酒造株式会社は、1903年創業の老舗酒造。清らかな球磨川の水と良質な米に恵まれた土地で、長年にわたり米焼酎造りを続け、人吉球磨の文化とともに歩んできました。
その繊月酒造が新たに挑んだのが、クラフトジン「クレセント」です。世界的に高まるクラフトジンの潮流の中で、伝統の技を活かしながら地域の新たな魅力を発信したいという想いから誕生しました。
ジュニパーベリーを軸に、柑橘やハーブをバランスよく配合した香りは爽やかで上品。口に含むとまろやかな甘みが広がり、すっきりとした余韻が心地よく続きます。
「クレセント クラフトジン」は、人吉球磨の自然、伝統、そして革新の精神を映し出す一本。
旅のひとときを彩る一杯としてはもちろん、この地の記憶を持ち帰るお土産としてもおすすめです。
★代表銘柄
株式会社堤酒造
2024年新発売
人吉球磨地域に蔵を構える株式会社堤酒造は、明治時代創業の歴史ある酒造。球磨の清らかな水と豊かな自然に恵まれた環境の中で、長年にわたり球磨焼酎を中心とした酒造りを続け、地元の文化とともに歩んできました。
その堤酒造が新たに挑戦したのが、クラフトジン「OKA JIN 三」です。焼酎造りで培った蒸留技術を活かし、地元の風土や自然の魅力を表現する新しい酒として誕生しました。
ベースには米焼酎を使用し、やわらかくまろやかな口当たりが特徴。"三"に込めたのは、ジュニパーベリー・ジンジャー・柑橘の3つの香りの調和で、それぞれの個性が重なり合い、爽やかさと奥行きのある香りを生み出しています。すっきりとした後味で、ジントニックやロックなど幅広い楽しみ方ができ、食事との相性も良い一本です。
「OKA JIN 三」は人吉球磨の自然、伝統、そして新たな挑戦を感じられるクラフトジン。旅のひとときを彩る一杯としてはもちろん、この土地の魅力を持ち帰るお土産としてもおすすめです。
★代表銘柄
合資会社高田酒造場
2018年新発売
熊本県人吉球磨に蔵を構える合資会社高田酒造場は、100年以上にわたり球磨焼酎を造り続けてきた老舗蔵元です。「できるだけ自然のままに」という理念のもと、石蔵の麹室や甕仕込みといった伝統製法を守り、すべて手作業による丁寧な酒造りを行っています。地域の風土を生かした、品質本位のものづくりを今に伝えています。
その伝統と技術を基盤に、新たな挑戦として生まれたのがクラフトジン「JIN JIN GIN」です。
ベースには自社製の球磨焼酎「あさぎりの花」を使用。ジュニパーベリーに加え、晩白柚や不知火、甘夏、ゆずなど熊本県産の柑橘の果皮、さらに天草産のローズゼラニウムなど、多彩なボタニカルを組み合わせています。焼酎造りで培った発酵・蒸留技術を活かし、素材本来の香りと旨みを丁寧に引き出しました。また、あえて軽い濾過にとどめることで豊かな風味を残し、割り方によってほのかに白濁するなど、味わいの変化も楽しめます。
熊本の自然の恵みと伝統の技が融合した「JIN JIN GIN」は、柑橘の爽やかな香りとキレの味わいが魅力。ストレートやロックはもちろん、トニックや炭酸で割ることで多彩な表情を楽しめる、地域の魅力を凝縮した一杯です。
★代表銘柄
スポット情報
| スポット名 | 合資会社高田酒造場 |
| 住所 | 熊本県球磨郡あさぎり町深田東756 |
| 電話番号 | 0966-45-0200 |
| ホームページ | http://www.takata-shuzohjyo.co.jp |
株式会社山鹿蒸溜所
2013年創業 2021年熊本県初のモルトウイスキー蒸溜所としてスタート
株式会社山鹿蒸溜所は、熊本県山鹿市の豊かな自然と歴史文化に根ざし、地域の魅力を世界へ発信しています。名湯・山鹿温泉をはじめとする観光資源に囲まれたこの地で、清らかな水と寒暖差を活かした樽熟成環境により、特徴的なシングルモルトジャパニーズウイスキーづくりを行っています。
伝統的な製法を大切にしながら新しい感性も取り入れ、原料や製法、熟成環境に工夫を重ねることで、山鹿ならではの個性を表現。地域とともに歩みながら、時間をかけて価値を育む蒸溜所として注目を集めています。
山鹿蒸溜所が手がける「山鹿ザ・ファースト」は、その名の通り蒸溜所の第一歩を象徴する一本です。仕込みから蒸留、熟成まで丁寧に仕上げられ、山鹿の自然の中でじっくりと育まれました。やわらかな香りと、穏やかでバランスの取れた味わいが特徴で、飲むほどに風土を感じさせます。
蒸溜所の理念と技術が凝縮されたこの一本は、これからの可能性を感じさせるとともに、特別なひとときを彩ります。
★代表銘柄
常楽酒造株式会社
2022年新発売
熊本県・人吉球磨エリアに根ざす常楽酒造株式会社は、大正元年創業の老舗蔵元。清らかな球磨川の水と良質な米を使い、伝統的な製法で球磨焼酎を造り続けてきました。長年培った技と経験を活かし、樽熟成やブレンドにも力を注ぐことで、深みのある味わいを追求。近年は焼酎の枠を超えた新たな酒造りにも挑戦し、地域の魅力を発信しています。
常楽酒造が手がける「RICE WHISKY 常楽」は、日本ならではの“米”に着目した新感覚のウイスキー。焼酎造りで培った技術活かし、米のやさしい甘みと樽熟成による芳醇な香りをバランスよく引き出しています。
口当たりはまろやかで、和食との相性も抜群。食中酒として楽しめる、これまでのウイスキーとはひと味違う一杯です。
伝統と革新が融合した「RICE WHISKY 常楽」は、熊本の新しいお土産としてもおすすめ。
歴史ある酒造と、新しい味わいの出会いをぜひ体験してみてください。
★代表銘柄