熊本のお酒あれこれ~ワイン~

  • DC2026

歴史と自然が醸す、熊本だけの一杯。阿蘇の大地が育てた、熊本のワイン!

熊本のワインの歴史は、実は400年前から始まっています。

江戸時代初期、小倉藩主から後に熊本藩主になった細川忠利公が、家臣に「葡萄酒を造れ」と命じた記録が残っています。
野生ぶどうを使い、発酵させて造らせたその酒は、日本最古級のワイン醸造の痕跡ともいわれています。
しかし当時はキリスト教や西洋文化が厳しく制限された時代。ワイン造りはやがて途絶えてしまいました。

それから長い年月を経て―――
1990年代以降、熊本で再びぶどう栽培とワイン造りが始まります。
阿蘇の冷涼な気候や豊かな土壌を活かし、現在では個性豊かなワインが生まれています。

400年前に始まり、一度は消え、そして現代に復活した熊本のワイン。
グラスの中には、そんな歴史のロマンが詰まっているのかもしれません。

熊本ワインファーム株式会社

1999年創業
熊本のワイン文化を語るうえで欠かせない存在が、熊本ワインファームです。
「熊本の土地で育ったブドウから熊本のワインを造る」という思いのもと、熊本ワインファームは創業と同時に「菊鹿町葡萄生産振興会」を立ち上げ、地域の生産者とともにワイン造りを続けてきました。
雨が多く高温多湿な熊本の気候は、一般的にはワイン用ブドウ栽培に難しいとされてきましたが、栽培技術の工夫や研究を重ねることで、熊本ならではの個性を持つワインが生み出されています。
現在は二つのワイナリーを拠点に、自社農園を運営しながら「菊鹿町葡萄生産振興会」の生産者とともに、熊本の自然と風土を生かしたワインづくりに取り組んでいます。

熊本ワイナリー(熊本ワインファーム株式会社 西里醸造所)

1999年の熊本ワインファームの設立と同時に開業したこのワイナリーは、熊本ワインの歩みが始まった場所ともいえる拠点です。
醸造設備を備えた本社ワイナリーとして、熊本県内のさまざまな地域で栽培されたブドウを用いたワインの醸造が行われています。
敷地内にはショップや見学施設も整備されており、訪れる人々はワイン造りの工程や熊本ワインの歴史に触れながら、気軽にワインの魅力を楽しむことができます。
市街地からもアクセスしやすく、地元の人々や観光客に親しまれているワイナリーです。

スポット情報

スポット名      熊本ワイナリー
住所 熊本県熊本市北区和泉町字三ツ塚168-17               
電話番号 096-275-2277
ホームページ http://kumamotowinefarm.co.jp/kumamoto-winery/

菊鹿ワイナリー(熊本ワインファーム株式会社 菊鹿醸造所)

2018年に山鹿市菊鹿町に開業したワイナリー。
ブドウ畑が広がる菊鹿の自然豊かな環境の中にあります。
菊鹿地区は昼夜の寒暖差や阿蘇由来の火山灰土壌など、ブドウ栽培に適した条件を備えており、特にシャルドネの品質が高いことで知られています。
ワイナリーには醸造施設のほか、レストランやショップ、テラスが設けられ、ブドウ畑の風景を眺めながらワインと食事を楽しむことができます。
自然とともにあるワインづくりを体感できる場所として、多くの人が訪れる熊本の魅力的な観光スポットとなっています。
また、スタッフの解説付きでブドウ畑や醸造所を見学できるワイナリーツアー(有料)も実施しており、菊鹿の風土が生み出すワインの魅力をより深く体感できるワイナリーです。

スポット情報

スポット名      菊鹿ワイナリー
住所 熊本県山鹿市菊鹿町相良559-2               
電話番号 0968-41-8585
ホームページ http://kumamotowinefarm.co.jp/kikuka-winery/
ワイナリーツアー詳細 http://kumamotowinefarm.co.jp/kikuka-winerytour/

 

★代表銘柄

やわらかさと凝縮した深み作り手のブレンダーとしての魅力が光る
こだわりのブレンドワイン
マスカットの果実香が華やかなフルーティなやや甘口の白ワイン

株式会社福田農場

1960年創業
創業者である福田収蔵氏と妻ミハ氏が、「花が咲き、実が実り、地域の子どもたちやお年寄りが遊びに来られる場所を作りたい」という想いから、不知火海と天草の島々を望む丘陵地を手作業で切り開き、みかんや甘夏などの果樹を植えたことが始まりでした。
こうして熊本県初の観光農園が誕生します。
その想いを受け継いだ2代目・福田興次氏は、地域特産の甘夏を使ったジュースづくりを皮切りに、サングリアや地ビールなどの加工品づくりにも挑戦。
また、公害の原点ともいわれる水俣病によって傷ついた地域のイメージを変えたいという想いから、「湯の児スペイン村」構想にも取り組み、多くの人が訪れる観光の場へと発展させました。
現在は、先人たちの夢と想いを受け継ぎながら、「九州・不知火のうれしい食の風景をつくり続ける」というビジョンのもと、不知火海沿岸の豊かな食を通して、人々の笑顔があふれる風景づくりに取り組んでいます。

★代表銘柄

色が濃くポリフェノールが多く含まれ濃厚な果実味と渋みを特徴としたワイ ンに爽やかな甘夏果汁をブレンド
自然の甘みが心地良いサングリアワイン
トロピカルで果実有味が強いシャルドネワインに更に甘夏果汁をブレンド
酸味のきいたフルーティーなサングリアワイン

スポット情報

スポット名      株式会社福田農場
住所 熊本県水俣市陣内2525              
電話番号 0966₋63₋3900
ホームページ http://www.fukuda-farm.co.jp

株式会社うきのもんで

2020年創業
宇城市にゆかりのあるメンバーによって生まれたクラフトワイナリー『うきのもんで』
この名前は熊本弁で、「宇城のものだから」という意味。「宇城の土地で育ったぶどうを宇城の人たちがワインにする」というコンセプトが込められています。
熊本県一のぶどう生産地である宇城市の風土を生かし、地元産ぶどう100%にこだわった日本ワインを造っています。
静かな海のそばの畑で、自然の力を受けて野性味豊かに育った宇城市産のぶどうを使用。
収穫から醸造までを自分たちの手で行う、オールハンドメイドの希少なワインです。
いちごやカシスを思わせる華やかな香りと、キリっとした酸味が特徴で、摘みたてのぶどうのようなみずみずしさが広がります。
宇城の土地の個性を感じられる、食事にもよく合う一本です。

★代表銘柄

カシスや苺のような甘い香りがふんわりと立ち昇り酸味はおだやか
キレが良くドライな感じと華やかなフルーティさが楽しめる定番のワイン
不知火海の「夕凪」をイメージした香りが華やかで渋みがやさしく軽やかなワイン

スポット情報

スポット名      株式会社うきのもんで
住所 熊本県宇城市松橋町豊崎1822-1             
電話番号 0964-27-9790
ホームページ https://ukinomonde.studio.site