伝統工芸Traditional crafts
自然と資源に恵まれた熊本県では、金工品・陶磁器・染色品・紙工品・木工品・郷土玩具など様々な伝統工芸が各地で生まれました。
肥後象がん、山鹿灯籠、小代焼、天草陶磁器の4つの工芸品が国指定の伝統的工芸品に認定されているほか、来民うちわや木葉猿など様々な伝統的工芸品が県指定の伝統的工芸品に認定されています。
Spot.01
Metalwork
金工品
肥後象がん・刃物・刀剣等国指定伝統的工芸品である肥後象がんをはじめとして、県内には様々な金工品があります。江戸時代から続いている本県の金工品は、武士文化と美術工芸の融合といえます。
Spot.02
ceramics
陶磁器
多彩な釉薬が特徴である小代焼や日本一といわれる良質な天草陶石を使って焼かれる天草陶磁器、素地に文様を刻み、白い陶土を埋め込む象嵌技法が特徴の高田焼など、全国的に高い評価を受けています。
Spot.03
igusa
い草
日本一のい草の生産地として知られている八代地方。
赤、青、黄など、色鮮やかに染色されたい草を用いて織られるカラフルな「花ござ」は、敷きござのほか、ランチョンマットやコースター、い草のバッグなど現在の生活に密着した新たない草商品の開発が進められています。
Spot.04
Wood, Bamboo, and Paper Crafts
木工品・竹工品・紙工品
熊本県は森林資源が豊富で、指物や挽物、曲物など古くから各地で木・竹工品が製造されてきました。
また、国指定伝統的工芸品である山鹿灯籠は、紙と糊だけで作られる立体的な構造で糊しろがなく、細部まですべて中は空洞になっています。全国的に有名な山鹿灯籠まつりでは、「奉納灯籠」や、「金灯籠」をはじめ、様々な灯籠が披露されています。
Spot.05
Folk Toys
郷土玩具
猿が木の葉を持つ姿を特徴とする「木葉猿(このはざる)」は、素焼きの土人形で、古くから魔除けや安産祈願の縁起物として親しまれてきました(起源は平安時代とも言われ、素朴ながら力強い造形が魅力です)。その他にも「肥後てまり」や「肥後こま」など、地域の風土や文化を反映した玩具が多く、子どもの遊び道具としてだけでなく、民芸品としても高く評価されています。


